「リモートワークができる仕事に転職したい」
そう考えていても、
「どうやって求人を探せばいい?」
「本当にリモートで働ける会社なの?」
「年収は下がってしまう?」
「未経験でも転職できる?」
など、気になることは多いと思います。
私自身も転職するとき、働く環境についてかなり考えました。
最終的には、年収が下がってでもリモートワークができる環境を選び、未経験からエンジニアに転職しました。
現在は、リモートワークを中心とした働き方を4年ほど続けています。
もちろん、リモートワークなら誰にとっても働きやすいとは限りません。
大切なのは、「リモートワークできるか」だけでなく、自分がどんな働き方をしたいのかを整理してから求人を探すことです。
この記事では、リモートワークに転職したい人に向けて、求人の探し方や転職前に確認しておきたいポイントを紹介します。
「転職する」とまだ決めていなくても大丈夫です。
まずは、自分に合いそうな求人があるのかを確認するところから始めてみましょう。
結論|リモートワークへの転職は可能。まずは希望する働き方を決めよう
結論から言うと、リモートワークができる会社へ転職することは可能です。
実際に私も、転職するときにリモートワークができる環境を重視しました。
もともとはリモートワークに強いこだわりがあったわけではありません。
ただ、これまでの働き方を振り返ったときに、
「仕事内容や年収だけではなく、無理なく働き続けられる環境を選びたい」
と考えるようになりました。
そこで私は、転職先を探すときにリモートワークができることを条件の一つにしました。
その結果、転職時には年収が下がりましたが、リモートワークができる環境へ転職しました。
そして、転職後はリモートワークを中心とした働き方で4年間働いています。
もちろん、リモートワークに転職すれば誰でも働きやすくなるとは限りません。
仕事内容が合わなかったり、オンラインでのコミュニケーションが負担になったりすることもあります。
だからこそ、転職先を探すときは「リモートワークできるか」だけで判断しないことが大切です。
たとえば、
- フルリモートなのか、出社と併用なのか
- 月に何回くらい出社するのか
- どのような仕事内容なのか
- 年収はいくらになるのか
- 自分にとって譲れない条件は何なのか
といった点まで確認しておきましょう。
私の場合は、年収を維持することよりも、リモートワークができる環境で長く働けることを優先しました。
これは、すべての人に同じ選択をおすすめしたいという意味ではありません。
大切なのは、「自分は転職先に何を求めるのか」を先に決めておくことです。
リモートワークへの転職を考えているなら、まずは求人を探し始める前に、
どの程度リモートで働きたいのか、年収や仕事内容についてどこまで妥協できるのか
を整理してみてください。
その条件が明確になれば、自分に合ったリモートワーク求人を探しやすくなります。
リモートワークに転職する前に決めておきたいこと
リモートワークへの転職を考えたら、すぐに求人を探し始めるのではなく、まずは自分がどんな働き方をしたいのかを整理しておくことをおすすめします。
「リモートワークできればどこでもいい」
と考えてしまうと、入社してから「思っていた働き方と違った」と感じる可能性があるからです。
特に決めておきたいのが、次の4つです。
- どのくらいリモートで働きたいのか
- 仕事内容と働き方のどちらを優先するのか
- 年収をどこまで許容できるのか
- 通勤や職場環境をどこまで変えたいのか
私自身も転職するとき、このあたりを考えたうえで転職先を選びました。
フルリモートと出社併用のどちらを希望するか
まず決めておきたいのが、どの程度リモートワークをしたいのかです。
「リモートワークができる会社」といっても、働き方はさまざまです。
たとえば、
- 基本的に毎日リモートワーク
- 週に1~2回程度出社
- 月に数回だけ出社
- 必要なときだけ出社
などがあります。
そのため、「リモートワーク可」という求人を見つけただけで、自分が希望する働き方だと判断するのは避けたほうがいいでしょう。
特に、フルリモートを希望するのか、多少の出社なら問題ないのかは、求人を探す前に決めておくと選びやすくなります。
たとえば、
「基本は在宅勤務なら月数回の出社は問題ない」
という人と、
「できるだけ出社せず、完全在宅で働きたい」
という人では、探すべき求人が変わってきます。
まずは自分がどこまでリモートワークを希望しているのかを考えてみましょう。
仕事内容とリモート環境のどちらを優先するか
次に考えたいのが、仕事内容とリモート環境のどちらを優先するかです。
理想を言えば、
「やりたい仕事ができて、年収も高く、フルリモート」
という会社を選びたいところです。
ただ、すべての条件が自分の希望通りになるとは限りません。
リモートワークを優先することで、仕事内容や会社規模、待遇などを妥協する必要が出てくる場合もあります。
私自身も、転職するときに仕事内容だけを優先したわけではありません。
当時は、「どんな仕事をするか」だけでなく、「その環境で無理なく働き続けられるか」も重視しました。
そのため、求人を見るときは、
「この仕事をしたいか?」
だけではなく、
「この働き方なら続けられそうか?」
という視点も持っておくといいでしょう。
年収が下がってもリモートワークを選ぶのか
リモートワークへの転職では、年収についても事前に考えておく必要があります。
リモートワークだから必ず年収が下がるわけではありません。
一方で、転職によって仕事内容や経験、会社規模などが変われば、年収が下がるケースもあります。
私自身も、リモートワークができる環境へ転職したときに年収が下がりました。
それでも転職したのは、年収を維持することよりも、自分が無理なく働き続けられる環境を優先したかったからです。
もちろん、住宅ローンや生活費などを考えると、誰でも年収を下げられるわけではありません。
だからこそ、
「年収はいくらまでなら許容できるか」
を転職活動の前に決めておくことが大切です。
「年収は最低でも○万円ほしい」
「多少下がってもリモートワークを優先したい」
など、自分なりの基準を持っておくと求人を比較しやすくなります。
通勤時間や働く環境をどこまで変えたいのか
最後に、通勤時間や働く環境をどこまで変えたいのかも考えておきましょう。
リモートワークへの転職を考える理由は、人によって違います。
「毎日の通勤時間を減らしたい」
「自宅で落ち着いて仕事をしたい」
「職場の環境を変えたい」
「住んでいる場所に左右されにくい働き方をしたい」
など、さまざまです。
ここを明確にしておくと、求人を探すときの判断基準になります。
たとえば、通勤時間を減らしたいだけなら、週1~2回の出社でも許容できるかもしれません。
一方で、できるだけ自宅で働きたいのであれば、フルリモートに近い求人を優先して探したほうがいいでしょう。
私の場合は、単純に「通勤したくない」というだけではありませんでした。
これまでの働き方を見直した結果、自分が長く働き続けるためには、仕事内容だけでなく働く環境も重要だと考えたことが、リモートワークへの転職につながりました。
リモートワークへの転職を考えるなら、まずは「リモートで働けるか」だけではなく、自分にとって何を優先したいのかを整理してみてください。
そのうえで求人を探せば、条件に合わない求人を最初から避けやすくなります。
リモートワークの求人を探すときに確認したいこと
リモートワークの求人を探すときは、求人票に「リモートワーク可」と書いてあるかだけで判断しないことが大切です。
同じ「リモートワーク可」でも、実際の働き方にはかなり違いがあります。
「在宅勤務ができると思って入社したら、実際には週に何度も出社が必要だった」
ということにならないためにも、応募する前に確認しておきましょう。
「リモート可」と「フルリモート」は違う
まず注意したいのが、「リモートワーク可」と「フルリモート」は同じではないということです。
「リモート可」と書かれていても、
- 週に数回は出社する
- 基本は出社で、状況によって在宅勤務ができる
- 部署によってリモート勤務の頻度が違う
といったケースがあります。
一方、フルリモートであれば、基本的に出社せずに働くことを前提とした働き方になります。
そのため、フルリモートを希望しているなら、単に「リモート可」という条件だけで判断するのは避けたほうがいいでしょう。
求人票に「フルリモート」「完全在宅」などの記載があるかを確認し、具体的な勤務条件まで見ることが大切です。
出社する頻度を確認する
リモートワーク求人を見つけたら、実際にどのくらい出社するのかを確認しましょう。
たとえば、
「週1回出社」
「月に数回出社」
「必要に応じて出社」
では、働き方が大きく変わります。
また、「原則リモート勤務」と書かれていても、会議や研修などで出社が必要になる場合もあります。
特に確認したいのが、出社の頻度だけでなく、どのような場合に出社するのかです。
「基本は在宅勤務だけど、月1回は出社する」
のか、
「必要に応じて出社」
なのかでは、住む場所や通勤の負担も変わってきます。
リモートワークを目的に転職するのであれば、「在宅勤務ができる」という言葉だけでなく、具体的な出社条件まで確認しておきましょう。
入社直後だけ出社が必要なケースに注意する
リモートワーク求人では、入社直後だけ出社が必要になるケースにも注意が必要です。
たとえば、
「入社後1か月は出社して研修を受ける」
「仕事に慣れるまでは出社が基本」
といった条件が設定されていることがあります。
その後はリモートワークに移行できるとしても、入社直後の働き方が自分の希望と合わない可能性があります。
また、研修期間だけなのか、研修終了後も一定の出社が続くのかによっても意味は変わります。
そのため、
「いつからリモートワークができるのか」
まで確認しておくと安心です。
特に「入社後は出社、その後リモート可」という求人を見つけた場合は、リモート勤務へ切り替わる時期や条件を確認してから応募を検討しましょう。
仕事内容や雇用形態も確認する
リモートワークできることを優先すると、つい勤務場所だけに目が行ってしまいます。
しかし、仕事内容や雇用形態も忘れずに確認する必要があります。
たとえば、同じリモートワークでも、
- 正社員
- 契約社員
- 派遣社員
- 業務委託
など、雇用形態はさまざまです。
仕事内容についても、「リモートワークできるから」という理由だけで、自分に合わない仕事を選んでしまうと、転職後にミスマッチを感じる可能性があります。
私自身は未経験からエンジニアへ転職しましたが、エンジニアになりたかったというより、リモートワークを含めて、自分が無理なく働き続けられる環境を重視して転職しました。
だからこそ、リモートワークだけを条件にするのではなく、
「この仕事内容なら続けられそうか」
「この雇用形態で問題ないか」
という視点も持って求人を見ていました。
求人票だけではわからない条件も確認する
求人票を読んで「ここならリモートワークできそう」と思っても、実際の働き方までは求人票だけではわからないことがあります。
たとえば、
- 実際の出社頻度
- リモートワークができる曜日
- 入社後の研修期間
- リモート勤務に切り替わるタイミング
- リモート勤務の対象となる部署や職種
- 出社が必要になるケース
などです。
こうした条件は、面接などで確認しておくとよいでしょう。
特に、自分にとって譲れない条件がある場合は、遠慮せずに確認することをおすすめします。
「フルリモートだと思っていたのに、実際には週3回出社だった」
というようなミスマッチを防ぐためにも、「リモート可」という言葉ではなく、実際の働き方を具体的に確認することが重要です。
リモートワークへの転職では、求人の数だけを見るのではなく、自分が希望する働き方と求人の条件が合っているかを一つずつ確認していきましょう。
リモートワークに転職するメリット
リモートワークへの転職には、いくつかのメリットがあります。
もちろん、リモートワークなら誰にとっても働きやすくなるわけではありません。
私自身も実際にリモートワークで働いてみて、「これは転職してよかった」と感じた部分がありました。
ここでは、私が4年間リモートワークで働いてきた中で感じたメリットを中心に紹介します。
通勤時間や通勤の負担を減らせる
リモートワークで大きく変わったと感じたのが、通勤がなくなったことです。
会社へ通勤する場合、仕事そのもの以外にも、
- 自宅から駅まで移動する
- 電車に乗る
- 駅から会社まで歩く
- 帰宅する
といった時間や負担が発生します。
リモートワークであれば、基本的には自宅から仕事を始められます。
私自身、以前は会社へ通勤していましたが、転職後はリモートワーク中心の働き方になりました。
通勤のために早起きしたり、仕事が終わってから電車に乗ったりする必要がなくなったことで、仕事以外に使える時間が増えたことは大きなメリットだと感じています。
特に毎日の通勤に負担を感じている人にとっては、働く場所を変えるだけでも生活の感覚が変わる可能性があります。
自宅など自分に合った環境で働きやすい
リモートワークでは、自分が仕事をする環境をある程度整えられることもメリットです。
会社では、周囲の話し声や人の出入りなど、自分ではコントロールできないことがあります。
自宅で仕事をする場合は、机や椅子、モニターなど、自分が使いやすい環境を整えられます。
私自身も、自宅で仕事をするようになってから、会社とは違った環境で仕事に取り組めるようになりました。
もちろん、自宅だから集中できるとは限りません。
家族と同居していれば生活音が気になることもありますし、自宅と仕事場の切り替えが難しいと感じる人もいるでしょう。
それでも、自分にとって仕事がしやすい環境を作りやすいことは、リモートワークのメリットの一つだと感じています。
職場の人間関係と適度な距離を取りやすい
リモートワークでは、職場の人と物理的に離れて仕事をすることになります。
そのため、出社して働く場合と比べると、職場の人間関係との距離感が変わります。
たとえば、仕事中に周囲の人から話しかけられる機会が減ったり、休憩時間まで職場の人と一緒に過ごしたりする必要がなくなったりします。
私自身も、リモートワークになってからは、以前よりも職場の人間関係と適度な距離を保ちながら仕事をするようになりました。
ただし、リモートワークでも人間関係がなくなるわけではありません。
オンライン会議やチャットなどでコミュニケーションを取る必要があります。
そのため、「人間関係の悩みがなくなる」というより、人との関わり方が変わると考えたほうがいいでしょう。
働き続けるための選択肢になる
私がリモートワークへ転職して特に大きかったと感じているのが、自分に合った働き方を考えるきっかけになったことです。
私は転職するとき、年収が下がりました。
それでもリモートワークができる環境を選んだのは、年収だけではなく、これから長く働き続けられる環境かどうかを重視したからです。
結果として、転職後はリモートワーク環境で4年間働いています。
もちろん、これは私の場合の話です。
リモートワークに転職したからといって、誰でも同じように働き続けられるとは限りません。
仕事内容や会社との相性、勤務条件などによっても変わってきます。
ただ、転職先を選ぶときに「年収」や「仕事内容」だけではなく、「自分はどんな環境なら働き続けやすいのか」まで考えてみることには意味があると思います。
私にとっては、その選択肢の一つがリモートワークでした。
もし現在の働き方に負担を感じていて、転職を考えているのであれば、仕事内容や年収だけでなく、働く場所や勤務スタイルも転職先を選ぶ条件に入れてみるといいでしょう。
リモートワークに転職するデメリット
リモートワークへの転職にはメリットがある一方で、注意しておきたいデメリットもあります。
「通勤しなくていい」「自宅で働ける」という部分だけを見て転職先を決めてしまうと、入社してから想像していた働き方との違いに気づくこともあります。
私自身もリモートワークで4年間働いてきましたが、すべてが出社勤務より楽だと感じるわけではありません。
ここでは、リモートワークへの転職を考える前に知っておきたいデメリットを紹介します。
年収が下がる可能性がある
リモートワークへの転職を考えるときに、気になる人が多いのが年収への影響ではないでしょうか。
リモートワークだから必ず年収が下がるわけではありません。
ただ、転職によって仕事内容や役職、これまでの経験を活かせるかどうかなどが変われば、年収が下がるケースもあります。
私自身も、リモートワークができる環境へ転職したときに年収が下がりました。
それでも転職したのは、当時の私にとっては年収だけではなく、これから無理なく働き続けられる環境を選ぶことも重要だったからです。
もちろん、生活費などを考えると、年収を簡単に下げられるわけではありません。
そのため、リモートワークへの転職を考えるなら、
「年収はいくらまでなら許容できるか」
をあらかじめ考えておくことをおすすめします。
リモートワーク転職で年収がどのように変わる可能性があるのかについては、転職先や経験によっても変わるため、求人ごとに確認することが大切です。
オンラインでのコミュニケーションが必要になる
リモートワークでは、オンラインでのコミュニケーションが中心になることがあります。
出社していれば、隣の席の人に直接聞けるようなことでも、チャットやオンライン会議を使って確認しなければならない場合があります。
また、文章だけでやり取りすることで、相手の意図がわかりにくく感じることもあります。
私自身もリモートワークで働く中で、チャットやオンライン会議を使って仕事をする機会が増えました。
そのため、
「人と話さなくていい仕事」
というより、「人とのコミュニケーションの方法が変わる仕事」
と考えておいたほうがいいでしょう。
自分で仕事を管理する必要がある
リモートワークでは、上司や同僚がすぐ近くにいるわけではありません。
そのため、自分で仕事の進み具合を管理する必要があります。
たとえば、
「次に何をするのか」
「いつまでに終わらせるのか」
「わからないことをいつ質問するのか」
などを、自分で考えながら仕事を進める場面があります。
もちろん会社によって仕事の進め方は異なります。
上司がオンラインで細かく進捗を確認する会社もあれば、ある程度個人に任せる会社もあります。
そのため、リモートワークへの転職では、自分がどの程度の裁量を持って仕事をするのかも確認しておくとよいでしょう。
完全在宅で働けるとは限らない
「リモートワークの求人だから、毎日自宅で働ける」と考えるのも注意が必要です。
求人によっては、
- 週に数回出社する
- 月に何度か出社する
- 会議や研修のときだけ出社する
- 入社直後は出社する
など、一定の出社が必要になる場合があります。
そのため、「リモート可」と「フルリモート」は分けて考える必要があります。
特に「できるだけ出社したくない」「完全在宅で働きたい」という人は、応募前に出社頻度や出社が必要になる条件を確認しておきましょう。
希望条件によっては求人の選択肢が狭くなる
リモートワークに加えて、
「年収○万円以上」
「未経験でも可能」
「フルリモート」
「残業が少ない」
など、条件を増やしていくほど、自分の希望に合う求人は少なくなる可能性があります。
もちろん、条件を妥協する必要があるという意味ではありません。
大切なのは、条件に優先順位をつけることです。
たとえば、
- 絶対に譲れない条件
- できれば満たしたい条件
- なくても問題ない条件
に分けてみると、自分に合う求人を探しやすくなります。
私の場合は、転職するときに年収よりもリモートワークを含めた働く環境を重視しました。
その結果、年収は下がりましたが、自分にとっては働き方を変えることに意味がありました。
だからといって、誰にでも年収を下げることをおすすめするわけではありません。
住宅費や生活費など、それぞれ事情が違うからです。
重要なのは、「リモートワークさえできればいい」と考えるのではなく、自分にとって何が一番大切なのかを決めることです。
リモートワークへの転職では、働き方を変えられる一方で、年収や仕事内容、出社頻度などとのバランスを考える必要があります。
「何を優先して、何なら妥協できるのか」を整理しておくと、転職後のミスマッチも防ぎやすくなります。
リモートワークへの転職で失敗しないためのポイント
リモートワークへの転職で後悔しないためには、「リモートワークができるか」だけではなく、実際にどのような働き方になるのかを確認することが大切です。
求人を探していると、
「リモートワーク可能」
「在宅勤務OK」
といった条件に目が行きます。
しかし、これだけでは実際の勤務状況まではわかりません。
転職後に「思っていた働き方と違った」とならないためにも、求人を比較するときは次のポイントを確認しておきましょう。
リモート勤務の条件を入社前に確認する
まず確認したいのが、リモート勤務の具体的な条件です。
たとえば、
- フルリモートなのか
- 週に何回出社するのか
- 月に何回程度出社するのか
- 出社が必要になるのはどんなときか
- 入社直後に出社する必要があるのか
- リモート勤務に期限や条件があるのか
などです。
「リモートワーク可能」という言葉だけでは、こうした細かい条件まではわからないことがあります。
特に、フルリモートを希望している人にとっては、週1回の出社でも大きな違いになるでしょう。
逆に、月に数回程度の出社なら問題ない人もいます。
大切なのは、自分が希望する働き方と、会社が提示している条件が合っているかを確認することです。
年収だけで転職先を決めない
転職先を選ぶときは、どうしても年収が気になると思います。
もちろん、生活を考えれば年収は重要な条件です。
ただ、年収だけで転職先を決めないことも大切だと私は考えています。
私自身、リモートワークができる環境へ転職したときには、年収が下がりました。
それでも転職したのは、年収だけではなく、働く環境を変えることを重視したからです。
結果として、転職後はリモートワーク環境で4年間働いています。
だからといって、「年収が下がってもリモートワークを選ぶべき」という意味ではありません。
人によって生活に必要な収入も違います。
大切なのは、
- 年収
- 仕事内容
- リモート勤務
- 通勤時間
- 働く環境
などを並べて、自分にとって何を優先するのかを決めることです。
年収が高い求人でも、働き方が自分に合わなければ長く続けるのが難しいかもしれません。
反対に、年収が多少下がっても、自分が重視する条件を満たしていることで納得できる場合もあります。
求人票の「リモート可」だけで判断しない
求人を探していると、「リモート可」という文字だけで魅力的に感じることがあります。
しかし、「リモート可=毎日自宅で働ける」ではありません。
たとえば、
「週2回まで在宅勤務可能」
「原則リモート勤務」
「必要に応じて出社」
など、会社によって条件は異なります。
また、同じ会社でも部署や仕事内容によって勤務形態が違う場合があります。
そのため、求人票を見るときは「リモート可」という言葉だけではなく、具体的な勤務条件まで確認することが重要です。
もし求人票を読んでもよくわからない場合は、応募前や面接時に確認しておきましょう。
面接で実際の働き方を確認する
求人票だけでは判断できない部分については、面接で確認する方法があります。
たとえば、
「実際の出社頻度はどのくらいでしょうか?」
「入社後すぐにリモート勤務は可能でしょうか?」
「リモート勤務の場合、どのように仕事を進めていますか?」
などです。
単に「リモートワークできますか?」と聞くだけではなく、自分が気になっている条件を具体的に質問するのがポイントです。
特に、
「フルリモートだと思っていた」
「入社後も在宅勤務できると思っていた」
といった認識のズレは、入社してから気づくと簡単には変えられません。
応募する前から気になる条件を整理しておき、面接などの機会に確認しておくと安心です。
転職後の働き方を具体的にイメージする
最後に意識したいのが、「その会社に入ったら、実際にどんな1日を過ごすのか」をイメージすることです。
たとえば、
「朝は何時から仕事を始めるのか」
「1日中パソコンに向かうのか」
「オンライン会議はどのくらいあるのか」
「出社するとしたらどこへ行くのか」
「仕事が終わった後にきちんと切り替えられそうか」
などを考えてみます。
求人票だけを見ていると、「リモートワーク」という条件だけが目立ちます。
しかし、実際に働き始めれば、仕事内容やコミュニケーション、勤務時間など、さまざまな要素があります。
私自身も転職するときは、単純に「在宅で働ければいい」と考えていたわけではありません。
転職後にこの働き方を続けていけそうかということまで考えて、転職先を選びました。
リモートワークへの転職で大切なのは、条件の一つとして「リモート可」を見ることではなく、その会社で働く自分を具体的にイメージすることです。
「リモートワークができる」という一点だけで決めず、仕事内容や年収、出社頻度なども含めて、自分に合った求人なのかを確認してから応募・入社を判断しましょう。
リモートワークの求人を探すなら転職エージェントも選択肢
リモートワークの求人を探す方法はいくつかあります。
求人サイトで自分に合う仕事を探すこともできますし、転職サイトや転職エージェントを利用する方法もあります。
どの方法が正解というわけではありません。
大切なのは、自分が希望する働き方の求人を、効率よく探せる方法を選ぶことです。
特にリモートワークを転職の重要な条件にしている場合は、リモート求人に絞って探せるサービスを利用するのも一つの方法です。
自分で求人を探す方法
まずは、自分で企業の採用ページなどを確認して求人を探す方法があります。
気になる企業が決まっている場合には、自分で求人を探して応募することもできます。
自分のペースで転職活動を進められるのがメリットです。
一方で、複数の企業について、
「本当にフルリモートなのか」
「出社はどのくらいあるのか」
「自分の希望条件に合っているのか」
などを一つずつ確認する必要があります。
特に「リモートワーク」という条件を最優先したい場合は、求人を探すだけでも時間がかかることがあります。
転職サイトを利用する方法
転職サイトを利用して、リモートワークの求人を検索する方法もあります。
勤務地や働き方などの条件から求人を絞り込めるサービスもあるため、自分で求人を比較したい人には使いやすい方法です。
また、複数の求人を自分で見比べながら、
「この会社なら条件に合いそう」
「この仕事内容は自分には合わなそう」
と判断できます。
ただし、求人票に書かれている情報だけでは、実際の出社頻度や職場の雰囲気などがわからない場合もあります。
そのため、気になる求人を見つけたら、リモート勤務の条件を具体的に確認することが大切です。
転職エージェントを利用する方法
もう一つの方法が、転職エージェントを利用することです。
転職エージェントでは、求人を紹介してもらいながら転職活動を進められます。
自分だけで求人を探す場合と比べて、希望条件を伝えたうえで求人を探せることがメリットです。
たとえば、
「フルリモートを希望している」
「出社は月数回までにしたい」
「仕事内容は○○を希望している」
といった条件を伝えて、求人を探してもらうことができます。
もちろん、希望条件に合う求人が必ず見つかるわけではありません。
それでも、自分一人で大量の求人を確認する負担を減らしたい人にとっては、転職エージェントも選択肢の一つになります。
リモートワークに特化した転職エージェントもある
さらに、転職エージェントの中には、リモートワークの求人に特化したサービスもあります。
その一つが、Remoful(リモフル)です。
リモフルは、「リモートワーク×ビジネス職専門」の転職エージェント。
リモートワーク求人に特化し、希望条件を聞いたうえで求人を紹介するサービスです。
そのため、
- リモートワークを転職先選びの重要な条件にしている
- 自分で求人を探す時間をあまりかけたくない
- リモートワークの求人に絞って相談したい
- リモートワークとキャリアの両方を考えながら転職先を探したい
といった人は、こうした特化型の転職エージェントを検討してみてもよいでしょう。
ただし、リモフルには以下のような利用条件があります。
- 社会人歴3年以上
- フルタイム正社員としての転職を希望している
- リモートワーク×ビジネス職の求人を探している
そのため、自分が対象になるかを公式サイトで確認したうえで、利用を検討することをおすすめします。
以前、リモートワークができる会社へ転職した際、私は大手の転職サイトを使っていました。
当時は、リモート求人特化型のサービスを知らなかったため、膨大な求人の中から自力でリモート可能の求人を探し出し、片っ端から応募する日々。
正直、これだけでかなりの労力と時間を消費していました。
もし、今の私がゼロから転職活動をするなら、最初からリモフルのようなリモートワーク特化型の転職支援サービスを使います。
自分で探す手間を激減させられるので、効率よく転職活動を進められますよ。
実際に転職してから4年間リモートワークで働いているからこそ、リモートワークを重要な条件として転職先を探すなら、求人を探す段階で働き方を細かく確認することが大切だと感じています。
自分で求人を探す方法だけに限定せず、転職サイトや転職エージェントも含めて、自分に合った方法を選んでみてください。
リモートワークへの転職を考えているなら、まず条件を整理しよう
リモートワークへの転職を考えたとき、いきなり転職先を決める必要はありません。
まずは、
「どんな働き方なら無理なく続けられそうか」
を整理してみることが大切です。
私自身も転職するとき、年収や仕事内容だけでなく、これから長く働いていける環境かどうかを考えました。
その結果、年収が下がってでもリモートワークができる環境を選びました。
もちろん、何を優先するかは人によって違います。
まずは自分なりの条件を整理してみましょう。
希望するリモート勤務の頻度を決める
最初に決めておきたいのが、どの程度リモートワークができればいいのかです。
たとえば、
- フルリモートがいい
- 週1回程度なら出社できる
- 週2〜3回のリモートなら問題ない
- 月に数回の出社なら許容できる
など、人によって希望は違います。
「リモートワーク可」という条件だけで求人を探すと、入社後に「思っていた働き方と違った」と感じる可能性があります。
そのため、自分が許容できる出社頻度を先に決めておくと、求人を選びやすくなります。
年収の最低ラインを決める
次に考えたいのが年収です。
リモートワークを希望するときは、働き方だけを見てしまいがちですが、生活に必要なお金も無視できません。
そこで、
「年収○万円以上なら転職を検討する」
という最低ラインを決めておきます。
私の場合は、実際の転職で年収が下がりました。
それでも、年収だけを優先するのではなく、リモートワークを含めた働く環境を重視しました。
ただし、これは私の場合です。
住宅ローンや生活費などを考えると、年収を下げられない人もいるでしょう。
自分の生活に必要な金額を基準に、どこまでなら条件を変えられるかを考えておくことが大切です。
なお、リモートワークへの転職で年収がどのように変わるのかについては、別記事で詳しく解説します。
仕事内容で譲れない条件を決める
リモートワークだけを条件にすると、仕事内容を妥協しすぎてしまうことがあります。
そのため、
- 未経験でもできる仕事がいい
- これまでの経験を活かしたい
- 新しい仕事に挑戦したい
- 正社員として働きたい
- 興味のある分野で働きたい
など、仕事内容についても考えておきましょう。
私の場合は、未経験からエンジニアに転職しました。
ただ、最初から「エンジニアになりたい」という強いこだわりがあったわけではありません。
すべての条件を満たす求人を見つけるのは難しいこともあります。
だからこそ、「ここだけは譲れない」という条件を決めておくと、求人を比較しやすくなります。
通勤時間をどこまで減らしたいか考える
リモートワークを希望する理由の一つが、通勤時間を減らしたいという人もいるでしょう。
その場合は、
「通勤をなくしたいのか」
「週に数回なら出社できるのか」
を考えてみてください。
たとえば、片道1時間の通勤が週5日ある場合と、週1日だけ出社する場合では、負担は大きく変わります。
フルリモートだけに絞る必要があるのか、それとも出社日数が少なければ許容できるのか。
ここを決めておくだけでも、求人の探し方は変わってきます。
条件を整理したら求人を探してみる
ここまで整理したら、実際に求人を見てみましょう。
この段階では、すぐに転職すると決める必要はありません。
「フルリモートの求人にはどんな仕事があるのか」
「希望する年収で探せるのか」
「未経験でも応募できる求人はあるのか」
などを確認するだけでも構いません。
求人を見ていると、最初に考えていた条件が変わることもあります。
私自身も転職を経験して、仕事内容や年収だけではなく、長く働き続けられる環境を選ぶことも大切だと感じました。
まずは自分の希望条件を整理して、実際にどんな求人があるのか見てみる。
そこから「自分に合いそうな働き方」を考えていけばいいと思います。