「未経験でもリモートワークの仕事に転職できるの?」
「未経験からだと、やっぱり難しいのかな?」
「フルリモートで働きたいけど、どんな求人を選べばいい?」
リモートワークへの転職を考えると、こんな疑問が出てくると思います。
結論から言うと、未経験からリモートワーク転職を目指すことはできます。
ただし、「未経験」といっても、
- 職種が未経験
- 業界が未経験
- リモートワーク自体が未経験
では、転職の考え方が変わります。
また、未経験の職種に加えて「フルリモート」「高い年収」など、希望条件を増やすほど求人の選択肢が狭くなることもあります。
だからこそ、求人を探す前に、
「どんな職種を目指すのか」
「どんなスキルが必要なのか」
「何を譲れない条件にするのか」
を整理しておくことが大切です。
私自身も、以前とは異なる職種からエンジニアへ転職しました。
転職前にはオンラインでプログラミングを学習し、転職先を選ぶときはリモートワークを重視しました。
その結果、年収は下がりましたが、現在まで4年間リモートワークで働いています。
もちろん、私の経験がそのまま他の人にも当てはまるわけではありません。
この記事では、私自身の経験も紹介しながら、未経験からリモートワーク転職を目指すときの考え方、必要な準備、求人の見方、条件の決め方について解説します。
まずリモートワーク転職全体について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください
>> リモートワーク転職の求人の探し方や失敗しないポイントはこちら
- 1 結論|未経験でもリモートワーク転職は目指せる。ただし求人選びが重要
- 2 「未経験」には3つの意味がある
- 3 未経験からリモートワーク転職が難しくなる理由
- 4 未経験からリモートワークを目指すなら、まず職種を考える
- 5 未経験からリモートワーク転職を目指す前に身につけたいこと
- 6 未経験からリモートワーク転職を目指した私の経験
- 7 未経験でリモートワーク求人を探すときのポイント
- 8 未経験からリモートワーク転職するときに妥協してはいけない条件
- 9 未経験からリモートワーク転職するなら転職エージェントも選択肢
- 10 未経験からリモートワークへ転職する具体的な方法
- 11 まとめ|未経験からのリモートワーク転職は「職種・スキル・条件」を整理しよう
結論|未経験でもリモートワーク転職は目指せる。ただし求人選びが重要
結論から言うと、未経験からでもリモートワークの仕事へ転職を目指すことはできます。
ただし、「未経験」の意味によって難しさは変わります。
たとえば、今までの職種は経験しているもののリモートワークだけが未経験なのか、職種そのものが未経験なのかでは、転職先の探し方が違います。
また、リモートワークにも、
- フルリモート
- 週数回のリモート
- 一部リモート
- リモート可
など、さまざまな働き方があります。
特に「未経験の職種」かつ「フルリモート」に限定して探す場合は、求人の選択肢が狭くなる可能性があります。
そのため、未経験からリモートワーク転職を目指すなら、
「リモートで働けるか」だけを見るのではなく、
- 未経験から応募できる仕事なのか
- 自分の経験やスキルを活かせるのか
- 不足しているスキルは何か
- フルリモートにこだわる必要があるのか
- 年収や仕事内容など、ほかに譲れない条件は何か
を整理することが大切です。
私自身も、以前とは異なる職種から未経験でエンジニア職へ転職し、その後リモートワークで働くようになりました。
ただ、最初から何の準備もなく転職できたわけではありません。転職前にはオンラインでプログラミングを学び、未経験の分野へ移るための準備をしていました。
この記事では、私の経験も紹介しながら、未経験からリモートワーク転職を目指すときの考え方や、求人を見るときに確認したいポイントを解説します。
「未経験」には3つの意味がある
「リモートワーク 転職 未経験」と検索していても、実は「未経験」の意味は人によって違います。
大きく分けると、
- 職種未経験
- 業界未経験
- リモートワーク未経験
の3つがあります。
この違いを理解しておくと、「自分は未経験だから難しい」と必要以上に考えずに済みます。
職種未経験の場合
これまでとは違う職種へ転職するケースです。
たとえば、営業職からエンジニア、事務職からWebマーケティング職などへの転職が該当します。
この場合は、これまでの仕事とは異なる知識やスキルが求められる可能性があります。
そのため、求人に「未経験可」と書いてあっても、自分に足りないスキルは何なのかを確認しておくことが大切です。
一方で、これまでの仕事で身につけた経験がまったく無駄になるわけではありません。
コミュニケーション、顧客対応、資料作成、業務管理など、職種が変わっても活かせるスキルはあります。
業界未経験の場合
職種は同じでも、これまでとは違う業界へ転職するケースです。
たとえば、営業職として働いていた人が、別の業界の営業職へ転職する場合です。
この場合、職種としての経験はあるため、仕事内容そのものが完全に未経験とは限りません。
業界特有の知識などを新たに覚える必要はありますが、これまでの職種経験を活かせる可能性があります。
そのため、「業界未経験」と「職種未経験」は分けて考えたほうがいいでしょう。
リモートワーク未経験の場合
仕事内容や職種は経験しているものの、リモートワークで働いたことがないケースです。
たとえば、営業職として5年間働いている人が、同じ営業職のままリモートワーク可能な会社へ転職する場合です。
この場合、リモートワークは未経験でも、職種そのものは未経験ではありません。
ここは「リモートワーク 転職 未経験」を考えるうえで、特に重要なポイントです。
「未経験」と聞くと、何の経験もない状態をイメージしがちです。
しかし実際には、
職種は経験しているけれど、リモートワークが未経験
という人もいます。
一方で、営業職からエンジニア職へ転職する場合は、職種そのものが未経験です。
この2つでは、必要になる準備や求人の探し方も変わります。
つまり、
「リモートワーク未経験=職種未経験」ではありません。
まずは自分がどの「未経験」に当てはまるのかを整理してから、求人や必要なスキルを考えることが大切です。
未経験からリモートワーク転職が難しくなる理由
未経験からでもリモートワーク転職を目指すことはできます。
ただ、求人を探してみると「思ったより選択肢が少ない」と感じることもあります。
その理由は、「未経験」と「リモートワーク」という条件を同時に満たす求人を探す必要があるからです。
さらに「フルリモート」「高い年収」「希望する職種」などの条件を加えていくと、応募できる求人はさらに絞られていきます。
ここでは、未経験からリモートワーク転職を目指すときに難しくなりやすい理由を整理します。
未経験者を対象にした求人そのものが限られる
まず、すべての求人が未経験者を対象にしているわけではありません。
求人によっては、一定の実務経験や専門的なスキルを応募条件としている場合があります。
特に、これまでとは違う職種へ転職する場合は注意が必要です。
「リモートワークができる仕事」という条件だけで求人を探すのではなく、その求人が未経験から応募できるのかを確認する必要があります。
また、「未経験歓迎」と書かれていても、どの程度の経験やスキルを想定しているのかは求人によって異なります。
そのため、「未経験歓迎」という言葉だけで判断しないことが大切です。
リモートワーク可能な求人では経験を求められる場合がある
リモートワークが可能な求人でも、経験者を対象としているケースがあります。
企業側からすると、リモート環境では対面ですぐに質問できないこともあります。
そのため、仕事内容をある程度自分で進められる経験や、オンラインで円滑にコミュニケーションを取る力などを求める場合があります。
もちろん、未経験者を対象にしたリモートワーク求人もあります。
ただし、
「未経験可」と「リモート可」は別の条件
です。
求人を見るときは、両方の条件を満たしているかを確認する必要があります。
フルリモートに限定すると選択肢が狭くなりやすい
「リモートワークならどこでもいい」という人もいれば、「出社せずに働けるフルリモートがいい」という人もいるでしょう。
ただし、フルリモートに限定すると、さらに求人の条件が厳しくなります。
たとえば、
- 入社後の研修期間は出社
- 最初は出社して業務を覚える
- 週に数回は出社が必要
- 月に数回だけ出社する
- 業務に慣れてからリモート勤務へ移行する
など、リモートワークの条件は求人によって違います。
そのため、「フルリモート」という言葉だけで探すのではなく、いつからリモート勤務になるのか、どの程度の出社が必要なのかまで確認することが重要です。
企業側がリモートで働く人に求めるものがある
リモートワークでは、同じ職場にいるときとは仕事の進め方が変わります。
たとえば、
- チャットやオンライン会議でのコミュニケーション
- 自分で仕事の進捗を管理すること
- 分からないことを適切に質問すること
- 指示を待つだけではなく、自分で確認しながら進めること
などが求められる場合があります。
もちろん、これらはリモートワーク経験がなければ身につかないものではありません。
これまでの仕事で身につけた経験やスキルが活かせる場合もあります。
大切なのは、「未経験だから何もアピールできない」と考えないことです。
これまでの仕事でどのように働いてきたのかを整理し、転職先で活かせる経験がないか考えてみましょう。
未経験からリモートワーク転職を目指すこと自体が不可能なわけではありません。
ただし、
未経験
+
リモートワーク
+
フルリモート
+
希望する職種
のように条件を重ねるほど、求人選びは慎重にする必要があります。
だからこそ、「未経験でも応募できるか」だけではなく、仕事内容・必要なスキル・リモート勤務の条件まで確認して、自分に合う求人を探すことが大切です。
未経験からリモートワークを目指すなら、まず職種を考える
「リモートワークで働きたい」と考えると、つい「どんな求人があるか」から探したくなります。
ただ、未経験から転職する場合は、リモートワークができるかどうかだけでなく、どんな仕事をするのかを先に考えることも大切です。
同じリモートワークでも、職種によって必要な経験やスキルは違います。
例えば、IT・Web系、事務・バックオフィス系、カスタマーサポート、営業・マーケティングなど、リモート勤務が可能な求人が見つかる職種はいくつかあります。
ただし、どの職種でも未経験から簡単に転職できるわけではありません。
今までの経験を活かせる職種から探す
未経験からリモートワークを目指すなら、まずは今までの経験を活かせる仕事がないか考えてみるのも一つの方法です。
例えば、営業経験がある人なら、リモート勤務が可能な営業職を探すことができます。
事務経験がある人なら、バックオフィス系の仕事など、これまでの経験を活かせる求人を探せる場合があります。
この場合、リモートワークは未経験でも、職種そのものは未経験ではありません。
そのため、
「リモートワーク未経験だから、まったく新しい仕事を覚えなければならない」
とは限りません。
まずは自分がこれまでやってきた仕事を振り返り、その経験を活かしたまま働き方を変えられないか考えてみましょう。
未経験の職種へ転職する場合は準備が必要
一方で、これまでとは違う職種へ転職したい場合は、仕事内容に必要な知識やスキルを確認しておく必要があります。
私の場合も、以前とは異なる職種であるエンジニア職へ転職しました。
転職前にはオンラインでプログラミングを学び、未経験の分野へ移るための準備をしました。
もちろん、すべての職種で資格やスクールなどが必要というわけではありません。
重要なのは、
「未経験だけど、その仕事をするために何を準備したのか」
を自分なりに説明できる状態にしておくことです。
求人に必要なスキルが書かれているなら、自分がすでに持っているものと、これから身につけるものを分けて考えてみましょう。
リモートワークのしやすさは職種によって異なる
リモートワークができるかどうかは、職種だけで決まるわけではありません。
同じ職種でも、会社や仕事内容によって勤務形態は異なります。
例えば、IT・Web系の仕事でもフルリモートとは限りません。
一方で、営業やカスタマーサポート、バックオフィスなどでも、業務内容や会社の方針によってリモート勤務が可能な場合があります。
そのため、
「この職種なら必ずリモートワークできる」
と考えるのではなく、職種と求人の両方を見ることが大切です。
未経験からリモートワーク転職を目指すなら、
- 自分の経験を活かせる職種は何か
- 未経験の職種に挑戦するなら何が必要か
- その職種でリモート勤務が可能な求人があるか
という順番で考えると整理しやすくなります。
「リモートワークができる仕事を探す」だけではなく、「自分はどんな仕事なら経験を活かせるのか、または準備して挑戦できるのか」から考えることが、未経験からの転職では重要です。
未経験からリモートワーク転職を目指す前に身につけたいこと
未経験からリモートワーク転職を目指す場合、「自分には特別なスキルがない」と不安になるかもしれません。
ただ、最初からすべてのスキルを身につけてから転職活動を始める必要はありません。
大切なのは、希望する仕事にどんなスキルが必要なのかを確認し、自分に足りない部分を少しずつ準備することです。
これまでの仕事で身につけたスキルを整理する
まずは、これまでの仕事を振り返ってみましょう。
「未経験の職種だから、アピールできる経験がない」と考えてしまいがちですが、実際にはそうとは限りません。
例えば、
- 顧客とのやり取り
- 電話やメールでの対応
- 資料作成
- Excelなどを使った業務
- スケジュール管理
- チームで仕事を進めた経験
- 問題が起きたときの対応
なども、仕事をするうえで身につけたスキルです。
転職先の仕事内容によっては、こうした経験が活かせる場合があります。
まずは「自分には何もない」と考えるのではなく、これまでどんな仕事をして、何ができるようになったのかを書き出してみるといいでしょう。
転職先で必要になるスキルを確認する
次に、希望する職種の求人を確認します。
ここで重要なのは、先に資格を探すことではありません。
実際の求人で、どんな経験やスキルが求められているのかを見ることです。
求人によって求められるものは異なります。
例えば、IT・Web系の仕事なら専門的な知識やツールの使用経験が必要になる場合があります。
事務系ならExcelなどの業務経験、カスタマーサポートなら顧客対応の経験などが求められることもあります。
自分が興味のある職種の求人をいくつか見て、
「この仕事では何ができることを求められているのか?」
を確認してみましょう。
不足しているスキルを学ぶ
必要なスキルが分かったら、今の自分に足りないものを整理します。
例えば、
すでに持っているスキル
→ 不足しているスキル
→ これから学ぶスキル
というように分けて考えると分かりやすくなります。
すべてを完璧に身につける必要はありません。
求人に書かれている条件を確認しながら、応募するために必要な部分から優先して準備していきましょう。
また、リモートワークではオンラインで仕事を進めることも多いため、チャットやWeb会議などを使ったコミュニケーションに慣れておくことも役立ちます。
ただし、これも「リモートワーク専用の資格」のようなものが必要という話ではありません。
独学・資格・制作物などで準備する
不足しているスキルを身につける方法は、独学だけではありません。
例えば、
- 書籍やオンライン教材で学ぶ
- 資格を取得する
- 実際に制作物を作ってみる
- オンライン講座を利用する
- 実務に近い練習をする
などがあります。
どの方法が適しているかは、目指す職種によって変わります。
特に注意したいのが、「とりあえず資格を取れば転職できる」と考えないことです。
資格が評価される仕事もありますが、資格だけで採用が決まるわけではありません。
職種によっては、実際に何ができるのか、どんな経験があるのかを見られることもあります。
私の場合は、未経験からエンジニア職へ転職するために、転職前にオンラインでプログラミングを学びました。
これは私の場合の準備方法です。
未経験からリモートワーク転職を目指す人全員に、同じ学習方法が必要というわけではありません。
大切なのは、「資格を取ること」や「勉強すること」そのものを目的にせず、目指す仕事に必要なスキルを身につけることです。
未経験だからこそ、まずは求人を見て必要なスキルを確認し、今の自分との差を整理してみましょう。
未経験からリモートワーク転職を目指した私の経験
ここまで、未経験からリモートワーク転職を目指す場合の考え方や準備について説明してきました。
ここでは、実際に私が未経験の状態から転職したときの経験を紹介します。
私の場合は、それまでとは異なる職種からエンジニア職へ転職しました。
ただし、私の経験がそのまま他の人にも当てはまるわけではありません。
「未経験でも簡単に転職できる」という話ではなく、私の場合はどのように準備して、何を優先して転職先を選んだのかを紹介します。
異なる職種からエンジニア職へ転職した
私は、それまで経験していた仕事とは異なる職種へ転職しました。
転職先として選んだのはエンジニア職です。
そのため、転職活動を始めた時点では、エンジニアとしての実務経験はありませんでした。
当然ですが、経験者と同じ条件で転職活動をするのは難しいと考えていました。
そこで、転職前にできる準備をしておくことにしました。
転職前にオンラインでプログラミングを学習した
私が行ったのが、オンラインでのプログラミング学習です。
エンジニアとして働いた経験はなくても、少なくとも「何も準備していない状態」で応募するのは避けようと考えました。
そこで、転職活動を始める前にプログラミングを学習しました。
もちろん、これだけでエンジニアとして働けるようになったわけではありません。
ただ、未経験の職種へ転職するために、自分なりに必要な準備をしてから転職活動を始めたということです。
転職では「リモートワーク」を重視した
私が転職先を選ぶうえで、特に重視していたのがリモートワークでした。
職種そのものだけでなく、どのような環境で働くのかを重視して転職先を探していました。
そのため、転職先を選ぶときも、
- 仕事内容
- 未経験から挑戦できるか
- リモートワークが可能か
- 自分が長く働けそうな環境か
といった点を確認していました。
「未経験だから、どんな仕事でもいい」と考えていたわけではありません。
未経験で職種を変えるからこそ、転職後の働き方についても考えていました。
転職によって年収は下がった
一方で、転職によって年収は下がりました。
未経験の職種へ転職したため、以前の仕事と同じような条件をそのまま維持できたわけではありません。
私の場合は、年収を上げることよりも、リモートワークで働ける環境を優先しました。
もちろん、これは私自身の判断です。
年収を下げてまでリモートワークを選ぶべきという意味ではありません。
転職では、年収だけでなく、仕事内容や勤務形態、出社頻度など、自分が何を優先するのかを決めておくことが重要だと感じました。
転職後は4年間リモートワークを続けている
その後、転職した会社でリモートワークを続けています。
現在まで、4年間リモートワークで働いてきました。
振り返ってみると、私の場合は、
異なる職種からエンジニアへ転職する
↓
転職前にオンラインでプログラミングを学習する
↓
リモートワークを重視して転職先を選ぶ
↓
年収は下がったものの、リモートワークで働く環境を得る
↓
現在まで4年間リモートワークを継続
という流れでした。
ただ、これはあくまで私の場合です。
職種や年齢、これまでの経験、希望する年収、リモートワークの条件などによって、転職活動の進め方は変わります。
私の経験から言えるのは、「職種未経験だからリモートワーク転職はできない」と最初から決めつける必要はないということです。
一方で、未経験の職種へ転職するなら、それに合わせた準備も必要になります。
これからリモートワーク転職を考えるなら、私の経験だけをそのまま真似するのではなく、自分のこれまでの経験と、転職先で求められるスキルを整理したうえで考えることをおすすめします。
未経験でリモートワーク求人を探すときのポイント
未経験からリモートワーク求人を探すときは、求人票に「未経験可」「リモート可」と書いてあるかだけで判断しないことが大切です。
同じ「リモートワーク可」という求人でも、実際の働き方は会社によって違います。
応募する前に、仕事内容・リモート条件・出社条件・必要なスキル・勤務地を確認しておきましょう。
「未経験可」だけでなく仕事内容を確認する
「未経験可」と書かれている求人でも、まず確認したいのが仕事内容です。
未経験から応募できるとしても、自分がやりたい仕事なのか、これまでの経験を活かせる仕事なのかは別の話です。
例えば、エンジニア未経験でも応募できる求人なら、
- どのような業務を担当するのか
- 入社後にどのような仕事から始めるのか
- 研修や教育の仕組みがあるのか
- 将来的にどのような仕事を担当するのか
などを確認します。
「未経験OKだから応募する」のではなく、未経験でも仕事内容を理解したうえで、自分が挑戦したい求人なのかを考えることが重要です。
「リモート可」と「フルリモート」を区別する
リモートワークを希望する場合は、「リモート可」という言葉だけで判断しないようにしましょう。
「リモート可」でも、
- 週1~2日は出社
- 月に数回出社
- 必要なときだけ出社
- 入社後は出社が中心
- 一定期間勤務した後にリモートへ移行
など、働き方には違いがあります。
特にフルリモートを希望している場合は、「リモート可能」なのか「原則フルリモート」なのかを確認する必要があります。
求人票に具体的な出社頻度が書かれていない場合は、面接などで確認しておきましょう。
研修期間や入社直後の出社条件を確認する
リモートワーク求人でも、入社直後から完全に在宅で働けるとは限りません。
未経験者の場合は、研修やOJTのために一定期間出社するケースもあります。
そのため、
「リモートワークの会社だから大丈夫」
と考えるのではなく、
「いつからリモートワークになるのか」
を確認しておくことが大切です。
例えば、
- 入社後の研修期間は出社なのか
- OJT期間は出社が必要なのか
- リモート勤務が始まるのはいつなのか
- リモート開始後も定期的な出社があるのか
といった点です。
自分が許容できる出社頻度と照らし合わせて判断しましょう。
必要な経験・スキルを確認する
「未経験可」と書いてあっても、すべての経験やスキルが不要という意味ではありません。
求人によっては、職種そのものは未経験でも、
- 基本的なPCスキル
- Excelなどの業務経験
- 顧客対応の経験
- コミュニケーション能力
- 特定の資格や知識
などを求めている場合があります。
そのため、「未経験可」という部分だけを見るのではなく、必須条件と歓迎条件の両方を確認することが大切です。
これまでの仕事で身につけた経験が、意外なところで活かせることもあります。
「職種未経験だから何もアピールできない」と考えず、自分の経験と求人の条件を一つずつ照らし合わせてみましょう。
勤務地の条件を確認する
リモートワーク求人では、勤務地の条件も確認しておきたいポイントです。
フルリモートであっても、会社によっては「東京都内在住」「会社から○km以内」など、勤務地に条件を設けている場合があります。
また、完全在宅に見えても、定期的にオフィスへ出社する必要があるなら、通勤できる距離なのかも考える必要があります。
確認したいのは、
- 勤務地
- 出社先の場所
- 出社頻度
- 居住地の制限
- 転勤の有無
などです。
特に「フルリモートだから勤務地は関係ない」と決めつけず、求人票に書かれている勤務場所や居住地の条件まで確認するようにしましょう。
未経験からリモートワーク求人を探す場合は、「未経験可」と「リモート可」の2つだけで判断するのではなく、仕事内容や出社条件まで確認することが重要です。
自分が希望する働き方と求人の条件が合っているかを、一つずつ確認してから応募を考えましょう。
未経験からリモートワーク転職するときに妥協してはいけない条件
未経験からリモートワーク転職を目指す場合、すべての条件を満たす求人を探すのは難しいかもしれません。
そのため、「何も妥協しない」のではなく、転職活動を始める前に、自分にとって譲れない条件を決めておくことが大切です。
例えば、
- 年収はいくらまで下げられるか
- 週何日までなら出社できるか
- どんな仕事内容をしたいか
- 勤務時間や雇用形態はどうするか
- 将来的にどんな働き方をしたいか
などです。
条件を先に決めておけば、求人を見たときに「リモートだから応募する」のではなく、自分に合った求人なのかを判断しやすくなります。
最低限必要な年収を決める
リモートワークを優先する場合でも、年収を無制限に下げられるわけではありません。
家賃や住宅ローン、生活費など、自分の生活に必要なお金があります。
そのため、まずは最低限必要な年収はいくらなのかを決めておきましょう。
例えば、
「この金額を下回ると生活が厳しい」
というラインを自分の中で決めておきます。
そのうえで、リモートワークという条件をどこまで優先するのかを考えます。
私自身は転職によって年収が下がりましたが、リモートワークを重視して転職しました。
ただし、これは私の場合の判断です。
年収については、人によって生活状況も違います。
具体的な年収の下がり方や判断については、こちらの記事で詳しく解説しています。
>> リモートワーク転職の年収はどうなる?下がるケースと後悔しない判断基準
許容できる出社頻度を決める
「リモートワークならOK」と考えるだけではなく、自分はどこまで出社を許容できるのかも決めておきましょう。
例えば、
- フルリモートが必須
- 月数回なら出社できる
- 週1日なら出社できる
- 週2~3日までなら許容できる
などです。
ここを決めておかないと、「リモート可」と書かれている求人を見つけたときに、つい応募したくなることがあります。
しかし、実際には週に何度も出社する必要があるかもしれません。
「リモートワーク」という言葉だけで判断せず、自分にとって許容できる出社頻度を先に決めておくと、求人を選びやすくなります。
仕事内容の条件を決める
リモートワークができれば、仕事内容は何でもいいとは限りません。
未経験からの転職では、応募できる求人が限られることもあります。
そのため、「未経験OK」「リモートOK」という条件だけで探すのではなく、最低限どんな仕事をしたいのかも考えておきましょう。
例えば、
- これまでの経験を活かしたい
- 新しい職種に挑戦したい
- PCを使う仕事がしたい
- 将来的に専門性を身につけたい
などです。
すべての希望を満たす必要はありません。
ただ、「この仕事内容なら続けられそう」という最低限の条件は決めておいたほうがいいでしょう。
勤務時間・雇用形態を確認する
リモートワークでも、勤務時間や雇用形態は求人によって異なります。
例えば、
- 正社員なのか
- 契約社員なのか
- フルタイムなのか
- 固定時間制なのか
- フレックスタイム制なのか
- 残業がどの程度あるのか
などです。
「在宅で働ける」という一点だけで判断すると、転職後に「思っていた働き方と違った」と感じる可能性があります。
特に未経験から転職する場合は、仕事を覚えることだけでも負担になります。
だからこそ、リモートワーク以外の勤務条件も確認しておきましょう。
将来的なキャリアも考える
最後に考えておきたいのが、転職後のキャリアです。
未経験から転職するときは、
「まずはリモートワークで働ければいい」
と考えることもあると思います。
それ自体は悪いことではありません。
ただ、数年後も同じ条件で働き続けたいのか、それとも経験を積んで仕事内容や年収を変えていきたいのかは、一度考えておくといいでしょう。
例えば、
「まずは未経験で入れる仕事を探す」
↓
「実務経験を積む」
↓
「できる仕事を増やす」
↓
「より希望に近い働き方を目指す」
という考え方もできます。
最初の転職ですべての条件を満たそうとするのではなく、今の自分に必要な条件と、将来的に実現したい条件を分けて考えることも一つの方法です。
リモートワーク転職では、「どの条件を妥協するか」よりも、先に「何を譲れない条件にするか」を決めておくことが大切です。
年収、出社頻度、仕事内容、勤務時間など、自分の生活に直結する条件から優先順位をつけてみましょう。
そのうえで、条件を満たす求人が少なければ、優先順位の低い条件から調整していけばいいと思います。
未経験からリモートワーク転職するなら転職エージェントも選択肢
未経験からリモートワーク転職を目指す場合、求人サイトなどを使って自分で求人を探す方法だけでなく、転職エージェントを利用する方法もあります。
特に、
「未経験でも応募できる求人が分からない」
「リモートワークの条件をどう確認すればいいか分からない」
「自分の経験を活かせる仕事が分からない」
という場合は、転職エージェントに相談してみるのも一つの方法です。
転職エージェントでは、希望条件を伝えたうえで求人を紹介してもらえる場合があります。
例えば、
- 未経験から応募できるか
- リモートワークが可能か
- 出社頻度はどのくらいか
- これまでの経験を活かせる仕事なのか
- 自分の希望条件に合っているか
といった点を相談できます。
ただし、転職エージェントを利用すれば必ず希望する求人が見つかるわけではありません。
未経験という条件に加えて、フルリモートや年収などの条件を重ねるほど、紹介される求人の選択肢が限られる可能性もあります。
そのため、エージェントに任せきりにするのではなく、自分でも希望条件を整理したうえで相談することが大切です。
また、転職エージェントにはそれぞれ特徴があります。
幅広い求人を扱うサービスもあれば、リモートワークなど特定の働き方に力を入れているサービスもあります。
未経験からリモートワーク転職を考えているなら、どのようなエージェントを選ぶのかも確認しておきましょう。
リモートワークに強い転職エージェントの選び方や、実際に利用を検討できるサービスについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
>> リモートワーク転職におすすめのエージェントは?選び方とリモート特化型サービスを解説
未経験からリモートワークへ転職する具体的な方法
未経験からリモートワーク転職を目指す場合、基本的な流れは一般的な転職活動と大きく変わりません。
ただし、未経験であることに加えてリモートワークという条件もあるため、求人を探す段階で働き方をしっかり確認することが大切です。
大まかな流れは、
希望条件を整理する
↓
転職先の職種を決める
↓
求人を探す
↓
仕事内容やリモート条件を確認する
↓
応募する
↓
面接を受ける
↓
条件を確認して入社を決める
という形です。
まず希望する働き方を整理する
最初に、
「どんな仕事をしたいのか」
「どの程度リモートで働きたいのか」
を整理します。
例えば、フルリモートが必須なのか、週に数回の出社なら許容できるのかによって、探す求人も変わってきます。
年収や勤務時間などについても、最低限譲れない条件を決めておきましょう。
未経験から挑戦する職種を決める
次に、どの職種へ転職するのかを考えます。
これまでの経験を活かせる職種を探す方法もあれば、私のように未経験の職種へ挑戦する方法もあります。
未経験の職種へ転職する場合は、必要なスキルを確認し、不足している部分を準備しておくことも重要です。
求人を探してリモート条件を確認する
職種を決めたら、求人サイトや転職エージェントなどを利用して求人を探します。
ここで注意したいのが、「リモート可」という言葉だけで判断しないことです。
フルリモートなのか、週何日出社するのか、入社直後は出社が必要なのかなど、求人ごとの条件を確認します。
条件を確認して応募・面接へ進む
希望条件と求人の条件が合っていれば、応募します。
未経験の場合は、これまでの仕事で身につけたスキルや、転職先に向けて準備してきたことなどを整理しておくと、面接でも説明しやすくなります。
ただし、具体的な応募書類の作り方や面接対策などは、求人選びとは別に準備が必要です。
ここでは未経験からリモートワーク転職を進める大まかな流れだけを紹介しました。
実際の転職活動では、
「求人をどう探すか」
「応募書類をどう準備するか」
「面接では何を確認するか」
「内定後の条件をどう確認するか」
など、さらに細かい手順があります。
未経験からリモートワーク転職を進める具体的な方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
>> リモートワーク転職の方法は?未経験でも分かる転職活動の進め方と手順
まとめ|未経験からのリモートワーク転職は「職種・スキル・条件」を整理しよう
未経験からでも、リモートワーク転職を目指すことはできます。
ただし、
「未経験」+「リモートワーク」
という条件を重ねることで、求人の選択肢が狭くなる場合があります。
だからこそ、最初から「未経験だから無理」と考えるのではなく、次の3つを整理してみましょう。
① 職種を整理する
まずは、どんな仕事へ転職したいのかを考えます。
これまでの経験を活かせる職種を探す方法もあります。
一方で、私のように未経験の職種へ挑戦することもできます。
重要なのは、単に「リモートワークできる仕事」を探すのではなく、自分がどんな仕事なら挑戦できそうなのかを考えることです。
② 必要なスキルを整理する
次に、希望する職種で求められるスキルを確認します。
今までの仕事で身につけたスキルが活かせる場合もあります。
未経験の職種へ挑戦するなら、不足しているスキルを学習しておく方法もあります。
私自身も、エンジニアへ転職する前にオンラインでプログラミングを学習しました。
ただし、必要な準備は目指す職種によって変わります。
③ 譲れない条件を整理する
最後に、リモートワーク以外の条件も整理しておきましょう。
例えば、
- 最低限必要な年収
- 許容できる出社頻度
- 仕事内容
- 勤務時間
- 雇用形態
などです。
「フルリモートなら何でもいい」と考えるのではなく、自分にとって何が譲れない条件なのかを先に決めておくことが大切です。
私の場合は、転職によって年収が下がりましたが、リモートワークを重視しました。
その後、4年間リモートワークを続けています。
ただ、これはあくまで私の場合です。
年収を優先する人もいれば、仕事内容や出社頻度を優先する人もいます。
大切なのは、他の人の転職条件をそのまま当てはめるのではなく、自分にとって優先したい条件を決めることです。
未経験からリモートワーク転職を考えているなら、
職種を決める
↓
必要なスキルを確認する
↓
譲れない条件を決める
↓
条件に合う求人を探す
という順番で整理してみてください。
求人を探すときは、「未経験可」「リモート可」という言葉だけで判断せず、仕事内容や出社頻度、勤務地なども確認しましょう。
実際の転職活動をどのように進めるのかについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
>> リモートワーク転職の方法は?未経験でも分かる転職活動の進め方と手順
また、求人を自分だけで探すのが難しい場合は、転職エージェントを利用する方法もあります。
リモートワーク転職でのエージェントの選び方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。