【大公開】適応障害で休職した人が転職エージェントと話した内容

 

 

適応障害で休職して転職エージェントを利用したいけど、事前にどんなことを話すのか知りたい。
適応障害や休職した人に向いているエージェントを知りたい。

 

こういった疑問にお答えします。

本記事の内容
  • 【大公開】適応障害で休職した人が転職エージェントと話した内容
  • 転職エージェントの選び方

 

この記事を書いている私は、適応障害で現在も休職しており、約7ヶ月が経ちました。実際に転職活動をしており、4社の転職エージェントと面談をして2社のエージェントと転職活動を進めています。

休職している人のよくあるお悩みで「良い転職エージェントってどんな人」ということがあります。

その答えは、「自分のことを理解してサポートしてくれる人」です。

 

という訳で今回は、「転職エージェントと実際に話したことを公開し、私が転職エージェントを選んだ理由」について説明していきます。

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【大公開】適応障害で休職した人が転職エージェントと話した内容

 

 

適応障害で休職した人は、転職エージェントとどんなことについて話すの?

 

と思っている人がいるでしょう。

そこで、実際に私が転職エージェントと相談した内容を公開したいと思います。

今回公開するのは、実際に私が面談をした4社の転職エージェントとのやり取りです。

公開内容は適応障害で休職していることを相談している部分となるので、適応障害の人や休職した人は参考にしてください。

  • その①:doda
  • その②:リクルートエージェント
  • その③:マイナビジョブ20’s
  • その④:マイナビエージェント

 

結論から言うと、私は面談結果から「doda」と「リクルートエージェント」を選びました。

では、それぞれのエージェントと話した内容をご覧ください。

その①:doda

私がdodaのエージェントと話した内容は以下のようになります。

  • 病気で休職した人の転職について
  • 適応障害で休職したことを開示するかどうか
  • 開示することのメリットやデメリット
  • 平均の応募数や通過率

 

実際のやり取り

転職エージェントとのやり取りを再現してみました。参考にしてください。

 

今回の転職で不安なことはありますか?

 
 

はい。適応障害という症状で約7ヶ月ほど休職しているのですが、転職活動への影響が不安です。

 
 

ありがとうございます。
適応障害で休職したことが不安とのことでしたが、最近は適応障害やうつ病で休職する人は多いので、転職できないということはないので安心してください。

私は以前、うつ病の人をサポートして転職できた経験があるので、全力でサポートさせて頂きます。

 
 

わかりました。少し安心しました。

 
 

では、転職活動を始める前に確認しておくことがあるのですが、適応障害で休職したことは応募した企業にお伝えしますか?

 
 

伝えた方がいいのでしょうか?

 
 

企業に病気や休職の経歴を伝えることには、メリットとデメリットがあります。

メリット:病気について理解を得られた企業を受けられるので入社しても安心して働ける
デメリット:書類通過率が下がる

入社後のことを考えると、適応障害で休職したことを開示して転職活動した方が安心できると思います。

 
 

わかりました。
では、適応障害で休職したことを伝えて転職活動する方向でお願いします。

 
 

承知致しました。

企業に情報をお伝えするうえで、何点か質問をさせて頂きます。
Q1. いつからいつまで休職しているか
Q2. 治療状況について

 
 

Q1. いつからいつまで休職しているか
A1. 2020年1月~8月(継続中)

Q2. 治療状況について
A2. 薬の服用などもなく、社会復帰の活動は担当医から了承を得ている

 
 

ありがとうございます。

では、応募についてもお話させて頂きます。
転職希望者の平均応募数は30~40社、
未経験求人の平均通過率は1~2割となっています。

病気や休職した経歴がある場合、書類選考の通過率が下がるので平均応募数よりも多く応募する覚悟が必要です。

 

その②:リクルートエージェント

私がリクルートエージェントのエージェントと話した内容は以下のようになります。

  • 病気で休職した人の転職について
  • 適応障害で休職したことを開示するかどうか
  • 面接で病気や休職に言及されるか
  • 体調が悪くなったときのサポートについて

 

実際のやり取り

転職エージェントとのやり取りを再現してみました。参考にしてください。

 

今回の面談で確認しておきたいことはありますか?

 
 

はい。現在、適応障害で休職しているのですが転職することは可能でしょうか?

 
 

それは大変でしたね。
私も体調を崩して休職した経験があるので、不安なお気持ちはわかります。
適応障害は多くの人がなっているので、そこまでネガティブに捉えなくて大丈夫です。

適応障害で休職されたことは企業にお伝えしますか?

 
 

伝えた方が良いのでしょうか?

 
 

伝えることをお勧めします。

企業に伝えることで書類選考の通過率は落ちます。
しかし、書類で落ちた企業は病気で休職した人を受け入れる態勢が整っていない企業だと割り切って考えましょう。

 
 

では、伝える方向性でお願いします。

仮に書類選考を通過した場合、面接で病気や休職について深く聞かれることはありますか?

 
 

承知いたしました。

病気や休職したことはセンシティブな内容となるので、深く聞かれることはないと思います。
面接の受け答えで、症状の程度を把握できることが多いので心配しなくても大丈夫です。

現状の体調に問題はありませんか?

 
 

はい。体調は良く、転職活動は問題なくできると思います。

 
 

ありがとうございます。

人によっては転職活動がストレスに感じることもあります。
仮に転職活動中に体調が優れなくなったら、こちらでスケジュールなどは調整するので、遠慮なく相談してください。

 

その③:マイナビジョブ20’s

私がマイナビジョブ20’sのエージェントと話した内容は以下のようになります。

  • 病気で休職した人の転職について
  • 適応障害で休職したことを開示するかどうか
  • 面接で病気や休職に言及されるか
  • 面接で休職理由を説明するときの注意点

 

実際のやり取り

転職エージェントとのやり取りを再現してみました。参考にしてください。

 

今回の転職で何か不安な点はありますか?

 
 

現在、適応障害で休職しているのですが、どのように進めればいいのか迷っています。

 
 

そうですか。
適応障害で休職していることは企業に伝えますか?

 
 

伝えた方が良いのでしょうか?

 
 

症状や休職したことを企業に伝える義務はなく、もし伝えなくても違法ではありません。

しかし、伝えない場合、入社後に発覚してトラブルになる可能性はあります。
なので、基本的には書類審査前に伝えることを勧めています。

 
 

わかりました。
では、企業には伝える方向性でお願いします。

やはり病気で休職した人は、転職活動で不利になりますか?

 
 

一概には言えませんが、不利になることはあります。

特に書類審査では、休職理由について弁明ができないためネガティブな印象を持たれてしまいます。

 
 

そうですか。
面接では症状や休職について聞かれることはありますか?

 
 

病気や休職理由は個人情報なので、コンプライアンス的に聞かない人が多いです。

ただ、人間関係のストレスが原因で休職した場合、ストレス耐性については問われるかもしれません。

 
 

面接で自分から症状や休職理由について説明した方が良いですか?

 
 

自分から説明することに問題はありません。

しかし、休職理由を説明するときに会社の悪口を言わないように注意しましょう。
ストレス耐性については、これまで壁にぶつかって乗り越えた経験や職場で頑張ったことについて話してカバーしましょう。

また、休職理由と共に御社であれば元気に働ける理由を話せると印象が良いです。

 

その④:マイナビエージェント

私がマイナビエージェントのエージェントと話した内容は以下のようになります。

  • 病気で休職した人の転職について
  • 病気で休職した人が転職できる会社について

 

実際のやり取り

転職エージェントとのやり取りを再現してみました。参考にしてください。

 

転職活動を進める上で不安なことはありますか?

 
 

適応障害で休職しているので、転職できるか心配です。

 
 

今はコロナで景気も悪く、求人数も少なくなっているので転職自体が難しい時期です。
第二新卒の求人もかなり減っています。

正直、適応障害で休職したということであれば、転職はかなり厳しいと思います。

 
 

そうですか。転職するためにはどうすればいいのでしょうか?

 
 

アウトソーシング系の会社や人材派遣会社のエンジニアとして入社し、技術を積んで、数年後に行きたい会社へ転職するのがおすすめです。

 
 

派遣や客先常駐の仕事はあまりいい評判を聞かないのですが、大丈夫なのでしょうか?

 
 

不安に感じるかもしれませんが、基本的に定時で帰ることができ、案件や勤務地も選ぶことができるので働き方は改善されると思います。

 
 

派遣や客先常駐以外の会社は難しいですか?

 
 

求人を紹介することは出来ますが、内定をもらうのは難しいでしょう。

お客様の業務経験と病気で休職したことを考えると、未経験求人も経験者求人も難しいと思います。

 

転職エージェントの選び方

転職エージェントとの面談を通して、「doda」と「リクルートエージェント」にサポートしてもらうことに決めました。

理由は以下の通りです。

  • 適応障害について理解があった
  • 親身になって話を聞いてくれた
  • 前向きにサポートを検討してくれていた

 

転職という大きな決断をするためには、今の自分の状況を理解してくれたうえで前向きにサポートしてくれる人が良いなと思いました。

転職エージェントも人なので、合う合わないが必ずあります。

合わない場合は、担当を変えてもらうこともできるので、エージェントには妥協しないようにしましょう。

まとめ

いかがでしょうか。今回紹介した4つの転職エージェントをまとめておきます。

気になる転職エージェントがあれば以下のリンクからどうぞ。

※マイナビのプロモーションを含みます。

転職エージェントとの出会いは運要素が強いので、自分に合うエージェントと出会うまで何度もトライしましょう。

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