WordPressでブログを始めると、「プラグイン」を使うことができますが、
「どのプラグインを入れればいいのか分からない」
と悩んでいませんか?
私もブログを始めたばかりの頃は「プラグイン」の種類が多過ぎて、何を入れればいいのか悩んでいました。
そこで、WordPressでブログを始めた人におすすめのプラグインを紹介します。
本記事の内容
- プラグインとは?
- おすすめのプラグイン紹介
- プラグインの導入方法
- 注意すべきポイント
記事の信頼性
ブログ歴は4年で、自分の経験をもとにブログ運営について情報を発信しています。
本記事では、おすすめのプラグインだけでなく、プラグインの導入方法や注意点まで解説。
プラグインは簡単に導入・削除ができるので、気になるものがあれば一度試してみることをおすすめします。
WordPressのプラグインとは?
WordPressのプラグインとは、WordPressに機能を追加する拡張ツールのことです。
WordPressを導入した直後は、サイト作成に必要な最低限の機能しか実装されていません。
プラグインを利用することで、必要な機能を追加して自分好みにカスタマイズすることができます。
プラグインを導入するメリット
プラグインを導入するメリットは、誰でも簡単に必要な機能を追加できることです。
プラグインを使わずに機能を増やす場合、自分でプログラムを書く必要があります。
しかし、プログラミングの知識がない人にとっては、かなりハードルが高いですよね。
例えば、以下のようなブログに必要な機能もプラグインを使えば簡単に追加できます。
- お問い合わせフォーム
- SEO対策
- セキュリティ強化
プラグインを使えば、自分が求める拡張機能を難しい勉強をせずに実装できますよ。
【必見】ブログを始めたら入れるべきプラグイン8選
「どのプラグインを入れればいいのだろう?」
と悩みますよね。
そこで、ブログを始めたら入れるべきプラグインを紹介します。
- Contact Form 7:問い合わせフォームの作成
- EWWW Image Optimizer:画像の自動圧縮
- XML Sitemap Generator for Google:xmlサイトマップの作成
- Invisible reCaptcha for WordPress:スパムコメント対策
- WP Multibyte Patch:文字化け防止
- BackWPup:バックアップの作成
- Broken Link Checker:リンクエラーの検出
- SiteGuard WP Plugin:セキュリティの強化
ぜひ、プラグインを導入するときの参考にしてください。
Contact Form 7:問い合わせフォームの作成
「Contact Form 7」は、問い合わせフォームを作成することができるプラグインです。
ブログに問い合わせフォームを設定する理由はこちら。
- ブログの信頼性が上がる
- 企業から商品紹介の依頼が来る
- 広告掲載の審査に通過しやすくなる
ブログで収益化を目指している場合、問い合わせフォームを設定することは重要です。
「Contact Form 7」のおすすめポイント
- カスタマイズ性が高い
- 解説記事が多く公開されている
- 自動返信メールが設定できる
「Contact Form 7」を使えば、性能の高い問い合わせフォームを簡単に設定できますよ。
EWWW Image Optimizer:画像の自動圧縮
「EWWW Image Optimizer」は、画像を自動で圧縮してくれるプラグインです。
画像を圧縮することで、ブログの表示速度が向上します。
そのため、ブログに訪れた読者のストレスが減り、離脱防止につながりますよ。
「EWWW Image Optimizer」のおすすめポイント
- 画像をアップロードするだけで自動で圧縮
- 既にアップロード済みの画像も一括で最適化
- Exif情報を削除可能
- WebPへの変換が可能
圧縮率が高く、画質も落ちないことが特徴です。
「EWWW Image Optimizer」を使えば、自動で画像を軽くしてくれるので、手間をかけずにブログの表示速度を向上できますよ。
XML Sitemap Generator for Google:xmlサイトマップの作成
「XML Sitemap Generator for Google」は、xmlサイトマップを作成できるプラグインです。
xmlサイトマップとは、検索エンジンにサイト全体の構成を一覧でわかりやすく伝えるファイルのこと。
xmlサイトマップを作ることで、サイト内の構造や記事の情報を検索エンジンに早く、正確に伝えることが可能。
そのため、検索ページに表示されやすくなります。
「XML Sitemap Generator for Google」のおすすめポイント
- xmlサイトマップを自動作成
- 記事を更新するたびにサイトマップを送信
- 更新頻度や優先順位の設定が可能
- サイトマップに含まないページを選択可能
自分でxmlサイトマップを作成、更新するのは結構手間がかかります。
「XML Sitemap Generator for Google」を使えば、xmlサイトマップを自動で作成、更新してくれるので管理が楽になりますよ。
検索エンジンの仕組みについて、詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
ブログを始めると、「検索エンジン」という言葉を目にする機会があると思いますが、 「ブログの検索エンジンって何?」 と疑問に感じたことはありませんか? 私もブログについて勉強しているときに、「検索エンジン」という言葉はよく目[…]
Invisible reCaptcha for WordPress:スパムコメント対策
「Invisible reCaptcha for WordPress」は、スパムコメントを防ぐことができるプラグインです。
スパムコメントとは、コメント欄に関連性のないメッセージや広告などを投稿する悪質なコメントのこと。
ブログでスパムコメントを防ぐ理由はこちら。
- 読者が安心して利用できるブログになる
- 読者の離脱防止につながる
- Googleからの評価が低くなることを防ぐ
コメント欄もブログの一部とみなされます。
そのため、スパムコメントを防止することで信頼性のあるブログを運営することができますよ。
「Invisible reCaptcha for WordPress」のおすすめポイント
- 無料で使える
- 商用利用可能
- 自動でスパムコメントをブロックできる
注意点としては、「Invisible reCaptcha for WordPress」は数年間更新されていないので、プラグイン自体の安全性に懸念があります。
「Invisible reCaptcha for WordPress」を導入することで、WordPressに不具合が発生する可能性があるので、必ずバックアップを取ってから試しましょう。
他のスパム対策のプラグインは、「Akismet」が有名です。
ただし、「Akismet」は商用利用する場合、有料版の導入が必要になります。
WP Multibyte Patch:文字化け防止
「WP Multibyte Patch」は、日本語の文字化けを防ぐためのプラグインです。
WordPressは英語が標準言語。
そのため、日本語で表記すると文字化けやサイト検索が上手くできないことがあります。
文字化けを防ぐメリットはこちら。
- 読者がブログを使いやすくなる
- ブログ運営のストレスが減る
日本語の不具合を防ぐことで、利用者・運営者ともにブログが使いやすくなりますよ。
「WP Multibyte Patch」のおすすめポイント
- 日本語の文字化けを防止できる
- 全角スペースを区切り文字として認識させる
- 日本語ファイル名を英数字に変換する
「WP Multibyte Patch」を使うことで、日本語で発生する可能のある不具合をほとんど防いでくれます。
日本語でブログを運営する場合、導入しておいて損はないプラグインです。
BackWPup:バックアップの作成
「BackWPup」は、ブログのバックアップを取ることができるプラグインです。
ブログを運営していると、以下のような理由でデータが消えてしまう可能性があります。
- 操作・編集ミス
- ウイルス感染
- 不正アクセス
- WordPressテーマの導入
- プラグインの不具合
- サーバーの不具合
ブログのバックアップを取ることで、自身の大切なデータを守ることができます。
サーバー側でもバックアップを取っていることもありますが、自分でも万が一の状況に備えておきましょう。
「BackWPup」のおすすめポイント
- 自動でバックアップが取れる
- 操作が簡単
- ブログのデータを全てバックアップできる
- スケジュール設定ができる
「BackWPup」を使うことで、定期的に自動でバックアップを取ることができます。
バックアップの取り忘れがなくなり、ブログのデータを守ることができますよ。
Broken Link Checker:リンクエラーの検出
「Broken Link Checker」は、ブログ内のリンクエラーを発見できるプラグインです。
リンクエラーとは、ブログ記事に設置したリンクのページにアクセスできない状態のこと。
リンクエラーのURLをクリックすると「404 Not Found」というエラーページが表示されます。
ブログ内にリンク切れのURLを把握する理由はこちら。
- 広告収益が発生しない
- 検索エンジンの評価が下がる
- 読者がストレスを感じる
リンクエラーを把握してすぐに修正することで、ブログの信用低下を防げますよ。
「Broken Link Checker」のおすすめポイント
- 自動でリンクエラーを検知できる
- 管理画面からエラーを修正できる
- エラーのリンクに「打ち消し線」を書ける
- エラーを検査する頻度を設定できる
各記事に設置したリンクを手動で1つずつ確認するのは大変です。
「Broken Link Checker」を使うことで、自動でリンク管理ができるようになりますよ。
SiteGuard WP Plugin:セキュリティの強化
「SiteGuard WP Plugin」は、WordPressのセキュリティを強化できるプラグインです。
WordPressのセキュリティを強化することで、不正アクセスを防ぐことができます。
WordPressに不正アクセスされると以下のような被害が出る可能性があります。
- ブログの改ざん
- スパムメール送信
- 情報の漏洩
不正アクセスの被害に遭うと、ブログを元の状態に復旧するまで多くの手間がかかります。
そのため、不正アクセスを防ぐ対策を講じることが必要です。
「SiteGuard WP Plugin」のおすすめポイント
- ログインページのURLを変更できる
- 画像認証を設定できる
- ログイン試行回数を制限できる
「SiteGuard WP Plugin」を使うことで、WordPressのセキュリティを向上できます。
ブログを守るために、セキュリティ対策をしましょう。
ブログにプラグインを導入する方法|6ステップ
ブログにプラグインを導入する方法を紹介します。
- WordPress管理画面にログイン
- ナビゲーションメニューの「プラグイン」をクリック
- プラグイン画面の「新規追加」をクリック
- プラグイン名を検索
- 該当プラグインの「今すぐインストール」をクリック
- 「有効化」をクリックして設定完了
プラグインの削除や無効化は、「インストール済みプラグイン」から操作できます。
【注意】プラグインを導入するときに気を付けるポイント
プラグインは便利ですが、導入するときに注意すべきポイントがあります。
- プラグインは最低限にする
- WordPressテーマとの相性を確認する
- 不要なプラグインは削除する
- プラグインは最新版を使う
- 安全性の低いプラグインは入れない
- プラグインを1つずつインストールする
上記の内容を押さえて、WordPressを快適に運用しましょう。
プラグインは最低限にする
導入するプラグインは最低限にしましょう。
プラグインを過度に導入するデメリットはこちら。
- サーバーに負荷がかかる
- ページ速度が遅くなる
- 不具合が発生するリスクが上がる
- 管理が行き届かない
プラグインの数が増えるほど、上記の問題は発生しやすくなります。
プラグインを導入する前に、「自分が必要とする機能か」を確認しましょう。
導入するプラグインの数は10〜15個に抑えるといいですよ。
また、実装したい機能が搭載されているWordPressテーマを使うことでプラグインの数が減らせます。
おすすめのWordPressテーマはこちら。
プラグインを導入する前にWordPressテーマを検討しましょう。
WordPressテーマとの相性を確認する
プラグインを導入するときは、WordPressテーマとの相性を確認しましょう。
WordPressテーマによっては、以下の理由でプラグインを導入すると上手く動作しない可能性があります。
- 機能が重複する
- 相性が悪い
例えば、本ブログで使用している「THE THOR」というWordPressテーマの場合、以下のプラグインは公式が非推奨としています。
- TinyMCE Advanced
- Jetpack
- SiteGuardWP Plugin
WordPressテーマによって相性の悪いプラグインは異なります。
プラグインを導入する前に、使用しているWordPressテーマの公式サイトを確認してみましょう。
不要なプラグインは削除する
使わないプラグインは、無効化ではなく削除しましょう。
使っていないプラグインを残しておくデメリットはこちら。
- 不正アクセスされる可能性がある
- サイトが重くなる
プラグインは無効化してもWordPressに機能が残っています。
そのまま残していると安全性を脅かす可能性があるため、使っていないプラグインは削除しましょう。
プラグインは最新版を使う
インストールしたプラグインは更新を行いましょう。
プラグインを更新する理由はこちら。
- 機能の改善
- セキュリティ面の強化
- 不具合発生のリスク低減
プラグインの更新はWordPressの管理画面から簡単にできます。
プラグインの更新が通知されたら速やかに更新して、常に最新のバージョンを使いましょう。
安全性の低いプラグインは入れない
安全性の低いプラグインは、セキュリティ対策としてが不十分なのでインストールしないようにしましょう。
安全性の低いプラグインをインストールすると、上手く機能しないだけでなく、ウイルス感染や不正アクセスされるリスクがあります。
安全性の低いプラグインの特徴は以下の通り。
- 作者が無名
- インストールしている人が少ない
- 評価が低い・評価がない
- 長期間更新されていない
WordPress公式ディレクトリに登録されているプラグインであれば、上記の内容はWordPressのプラグイン追加画面で確認できます。
プラグインを導入する前に、安全性を確認するようにしましょう。
プラグインを1つずつインストールする
プラグインをインストールする際は、1つずつ行いましょう。
WordPress公式ディレクトリに登録されているプラグインでも、不具合がでないとは限りません。
プラグインを1つずつインストールすることで、不具合が発生したときに原因を特定しやすくなります。
プラグインを導入したときに不具合が発生する原因の例はこちら。
- WordPressテーマとの相性が悪い
- プラグイン同士の相性が悪い
- WordPressのバージョンと互換性がない
プラグインを追加するときは、1つずつインストールして動作確認をしましょう。
まとめ:プラグインを使って効率よくブログを運営しよう
本記事では、
「プラグインって何を入れればいいの?」
という疑問について、ブログを始めたら導入すべきプラグインを紹介しました。
改めて内容を整理するとこちら。
ブログを始めたら入れるべきプラグイン
- Contact Form 7:問い合わせフォームの作成
- EWWW Image Optimizer:画像の自動圧縮
- XML Sitemaps:xmlサイトマップの作成
- Invisible reCaptcha for WordPress:スパムコメント対策
- WP Multibyte Patch:文字化け防止
- BackWPup:バックアップの作成
- Broken Link Checker:リンクエラーの検出
- SiteGuard WP Plugin:セキュリティの強化
プラグインを導入するときに注意するポイント5つ
- プラグインは最低限にする
- WordPressテーマとの相性を確認する
- 不要なプラグインは削除する
- プラグインは最新版を使う
- 安全性の低いプラグインは入れない
- プラグインを1つずつインストールする
プラグインを使えば、誰でも簡単にブログに機能を追加することができます。
自身のブログで実装してみたい機能があれば、プラグインを探してみましょう。