ブログを始めると、自分の好きなことや興味のあるテーマについて情報を発信したり、読者と交流する楽しさを実感できると思います。
ですが、ブログ運営には注意しなければならない点もいくつかあります。
その一つが「セキュリティ」です。
実は、ブログがサイバー攻撃やハッキングの被害に遭うケースは珍しくありません。
攻撃者は、サイトの脆弱性を突いて不正アクセスを試みたり、スパムコメントを投稿したりと、さまざまな手法でブログに悪影響を与えます。
特に初心者の方は、セキュリティ対策の必要性を理解しないまま運営を始めてしまいがちです。
ブログを安全に運営するためには、いくつかの基本的なセキュリティ対策を講じることが重要になります。
今回は、ブログのセキュリティを強化するための「プラグイン」について、初心者にもわかりやすく紹介していきます。
この記事を読めば、どのようなプラグインを導入すれば良いのか、またそれをどのように活用すれば良いのかがわかるはず。
では、さっそく見ていきましょう!
記事の信頼性
ブログ歴は4年で、自分の経験をもとにブログ運営について情報を発信しています。
ブログに必要なセキュリティ対策とは?
ブログを安全に運営するためには、いくつかの基本的なセキュリティ対策を講じることが重要です。
以下では、初心者の方でも簡単に実践できるセキュリティ対策を紹介します。
- パスワードの強化
- 定期的なバックアップ
- プラグインのセキュリティ対策
- ログインのセキュリティ対策
パスワードの強化
パスワードは、ブログへのアクセスを守る「鍵」のようなものです。
もしパスワードが「123456」や「password」などの簡単なものだと、攻撃者に簡単に推測されてしまい、不正アクセスされるリスクが高まります。
実際、多くのハッキング被害は、弱いパスワードが原因で発生しています。
そのため、強力なパスワードを設定することは、セキュリティ対策の第一歩として非常に重要です。
強力なパスワードを作成するコツ
強力なパスワードを作成する際は、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 文字数を長くする
- 大文字、小文字、数字、記号を組み合わせる
- 辞書に載っている単語を使わない
- 個人情報を避ける
これらのルールを守りながら、自分だけが覚えやすいフレーズを工夫して作ると強力なパスワードになりますよ。
パスワード管理ツールの活用
強力なパスワードを作っても、それを全て覚えておくのは大変です。
そんな時に便利なのが、パスワード管理ツールです。
例えば、「1Password」や「LastPass」といったツールを使えば、強力なパスワードを自動で生成し、安全に保管してくれます。
これにより、異なるサイトやブログに同じパスワードを使い回すリスクを避けることができるので、ぜひ活用してみてください。
定期的なバックアップ
ブログのデータは、あなたの大切な情報資産です。
しかし、サーバー障害やハッキング、設定ミスなど、さまざまな理由でデータが消失してしまうリスクがあります。
万が一に備えて、ブログのデータを定期的にバックアップしておくことは、非常に重要です。
バックアップを取っていれば、何かトラブルが発生しても、簡単に元の状態に戻すことができます。
簡単にできるバックアップ方法
初心者でも簡単にバックアップを取る方法として、プラグインの活用がおすすめです。
例えば、「UpdraftPlus」というプラグインを使えば、以下のような手順で簡単にバックアップを取ることができます。
- WordPressの管理画面から「プラグイン」→「新規追加」を選択
- 「UpdraftPlus」を検索
- インストールして有効化
- 「設定」→「UpdraftPlus バックアップ」を選択
- 「今すぐバックアップ」をクリック
- バックアップする項目を選択
- 「バックアップの開始」をクリック
これで、ブログ全体のデータがバックアップされます。
また、定期的に自動バックアップを設定することもできるので、万が一に備えておくと安心です。
バックアップの頻度と保存場所
バックアップは、ブログの更新頻度や重要度に応じて、定期的に行いましょう。
週に1回や月に1回のバックアップを推奨します。
また、バックアップデータは、サーバー上だけでなく、クラウドストレージ(例: Google Drive、Dropbox)や外付けハードディスクなど、複数の場所に保存しておくとより安全です。
プラグインのセキュリティ対策
プラグインを導入することで、ブログに様々な機能を追加できます。
しかし、選び方を間違えるとセキュリティ上のリスクを伴います。
プラグインを選ぶ際は、以下のポイントに注意しましょう。
- 公式リポジトリからインストールする
- 評価やレビューを確認する
- 最終更新日を確認する
公式リポジトリからインストールする
WordPress公式リポジトリに掲載されているプラグインは、一定の審査をクリアしているため、比較的安全です。
評価やレビューを確認する
ダウンロード数やレビューを確認し、信頼できるプラグインを選びましょう。
悪い評価が多いプラグインは避けるのが無難です。
最終更新日を確認する
更新が滞っているプラグインは、脆弱性が放置されている可能性があるので、できるだけ最新の更新が行われているものを選びましょう。
プラグインの更新の重要性
プラグインの開発者は、セキュリティの脆弱性を修正したり、新しい機能を追加するために、定期的にプラグインを更新しています。
プラグインを最新の状態に保たないと、知らない間にセキュリティホールができ、ハッキングされるリスクが高まります。
WordPress管理画面に更新通知が表示されたら、すぐに更新するように心がけましょう。
自動更新の設定を行うと便利ですよ。
不要なプラグインの削除
不要なプラグインをインストールしたまま放置すると、セキュリティリスクが高まります。
使っていないプラグインは、すぐに削除するようにしましょう。
削除の手順は以下の通りです。
- WordPress管理画面から「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」を開く
- 削除したいプラグインの「無効化」をクリック
- 無効化が完了したら、プラグインの「削除」をクリック
削除後はデータベースやファイルの残骸が残ることがあります。
プラグインの説明書に従って、クリーンアップも行っておきましょう。
ログインのセキュリティ対策
ブログへの不正アクセスを防ぐためには、ログイン周りのセキュリティを強化することが重要です。
特に、攻撃者がログイン情報を無理やり推測する「ブルートフォースアタック」などの攻撃手法に備える必要があります。
以下では、ログインセキュリティを強化するための具体的な対策を紹介します。
ログイン試行の制限
「ブルートフォースアタック」という攻撃手法では、攻撃者があらゆる組み合わせのパスワードを試してログインを試みます。
これを防ぐために、ログイン試行回数を制限することが重要です。
例えば、「Limit Login Attempts Reloaded」というプラグインを使うことで、ログイン試行回数を制限し、一定回数以上失敗した場合にIPアドレスをブロックすることができます。
「Limit Login Attempts Reloaded」の導入手順はこちら。
- WordPress管理画面で「プラグイン」→「新規追加」を選択
- 「Limit Login Attempts Reloaded」を検索
- インストールして有効化
- 「設定」→「Limit Login Attempts」を開く
- ログイン試行の最大回数や、ロックアウトの時間などを設定して保存
これにより、攻撃者の不正ログインを防ぐことができます。
セキュリティ通知の設定
セキュリティに問題が発生した際に、すぐに対処できるよう、通知設定を行うことも大切です。
例えば、「iThemes Security」というプラグインを使えば、ログインに失敗した場合やファイルの変更があった場合など、異常を検知した際にメールで通知を受け取ることができます。
- WordPress管理画面で「プラグイン」→「新規追加」を選択
- 「iThemes Security」を検索
- インストールして有効化
- 「セキュリティ」→「設定」を開く
- 通知を受け取るメールアドレスを設定して保存
これにより、セキュリティに問題が発生した際に、素早く対処することができます。
ブログのセキュリティプラグインの選び方
ブログのセキュリティを強化するために、どのプラグインを選ぶかは非常に重要なポイントです。
しかし、数多くのプラグインがある中で、自分のブログに最適なプラグインを見極めるのは簡単ではありません。
ここでは、初心者でも安心してセキュリティプラグインを選べるように、信頼できるプラグインを選ぶための基準や選び方のポイントを詳しく解説します。
- 信頼できるプラグインを選ぶ
- プラグインの評価とレビューを確認する
- サイトの規模や目的に合ったプラグインを選ぶ
信頼できるプラグインを選ぶ
セキュリティプラグインは、公式リポジトリからインストールすることを基本とし、開発者の情報やサポート状況を確認することが大切です。
これらの基準を満たすプラグインを選ぶことで、リスクを最小限に抑え、安全に運営を続けることができます。
公式リポジトリからのインストール
セキュリティプラグインを選ぶ際は、まずWordPress公式リポジトリからインストールすることがおすすめ。
公式リポジトリに登録されているプラグインは、基本的な審査を通過しており、一定の信頼性が担保されています。
しかし、非公式なサイトからダウンロードしたプラグインは、悪意のあるコードが含まれている可能性があり、セキュリティリスクが高まります。
公式リポジトリからプラグインをインストールする方法は以下の通りです。
- WordPress管理画面で「プラグイン」→「新規追加」を選択
- 検索ボックスにプラグイン名を入力
- 「今すぐインストール」をクリック
- インストールが完了したら「有効化」をクリック
これで、公式リポジトリから安全にプラグインを導入することができます。
開発者の情報やサポート状況を確認する
プラグインの開発者が信頼できるかどうかも重要な選択基準です。
プラグインのページで開発者情報を確認し、定期的にアップデートが行われているか、サポートフォーラムで質問に対応しているかなどをチェックしましょう。
以下のポイントを確認してください。
- 最終更新日
- サポートフォーラム
最終更新日
最後の更新が1年以上前の場合、開発が止まっている可能性があります。
なるべく頻繁に更新されているプラグインを選びましょう。
サポートフォーラム
フォーラムでユーザーからの質問に対して、開発者が積極的に回答しているかを確認しましょう。
サポートが充実しているプラグインは、安心して使用できます。
これらの情報は、プラグインの公式ページやWordPressのプラグインリポジトリ内で確認できます。
導入前に、開発者やサポート状況を確認することで、信頼できるプラグインを選びやすくなります。
プラグインの評価とレビューを確認する
セキュリティプラグインを選ぶ際には、他のユーザーの意見も参考にしましょう。
評価やレビューは、実際に使ったユーザーの声を反映しており、プラグインの信頼性や使い勝手を把握するのに役立ちます。
評価やレビューを確認することで、安心してプラグインを選ぶことができますよ。
評価数とレビュー内容をチェックする
プラグインを選ぶ際には、他のユーザーの評価やレビューを確認することも重要です。
プラグインの評価数やレビュー内容は、ユーザーの実際の使用感や信頼性を示しています。
以下のポイントに注目しましょう。
- 星の数(評価)
- レビュー内容
星の数(評価)
評価が4.5以上であれば、一般的に信頼性が高いとされています。
ただし、評価が高くても件数が少ない場合は注意が必要です。
件数が多く、平均して高評価を得ているプラグインを選びましょう。
レビュー内容
低評価のレビューには、不具合やセキュリティの問題が指摘されている場合があります。
レビューの内容をよく読み、特にセキュリティに関する問題が多く報告されている場合は避けた方が良いです。
レビューを参考にすることで、プラグインの強みや弱点を理解し、自分のブログに合ったものを選ぶことができます。
人気のセキュリティプラグイン例
評価が高く、多くのユーザーに使用されている信頼できるセキュリティプラグインの例をいくつか紹介します。
- Wordfence Security
- iThemes Security
- Sucuri Security
Wordfence Security
ファイアウォールやマルウェアスキャン、リアルタイムのトラフィック監視機能が備わった総合的なセキュリティプラグイン。
初心者にも使いやすいインターフェースが特徴です。
iThemes Security
ログイン試行の制限やデータベースのセキュリティ強化、ファイルの変更監視など、幅広いセキュリティ対策が可能。
設定項目が多く、自分に合ったカスタマイズができます。
Sucuri Security
サイト監査やマルウェア検知、ファイアウォールの設定など、強力なセキュリティ対策を提供。外部攻撃からサイトを守ることに特化しています。
これらのプラグインは、評価やレビューの面でも信頼性が高く、初心者にもおすすめです。
各プラグインの機能や特徴を比較し、自分のブログに合ったものを選びましょう。
サイトの規模や目的に合ったプラグインを選ぶ
セキュリティプラグインは、サイトの規模や運営目的に応じて、必要な機能が異なります。
自分のブログに合ったプラグインを選ぶことで、過剰な機能や不要な機能を避け、効率的にセキュリティを強化できます。
必要な機能を確認する
セキュリティプラグインは、ファイアウォール、マルウェアスキャン、バックアップなど、さまざまな機能を提供しています。
しかし、すべての機能が必ずしも必要というわけではありません。
自分のブログに必要な機能を見極めて、プラグインを選ぶことが大切です。
例えば、以下のような状況に応じてプラグインを選ぶと良いでしょう。
- 小規模な個人ブログ
- 頻繁に更新するブログ
- オンラインショップやビジネスサイト
小規模な個人ブログ
基本的なファイアウォール機能や、ログイン試行の制限機能があれば十分です。
頻繁に更新するブログ
マルウェアスキャンや定期的なバックアップ機能を備えたプラグインがあると安心です。
オンラインショップやビジネスサイト
高度なファイアウォールや、リアルタイムの監視機能が必要です。
特に、個人情報を扱う場合は、セキュリティの強化が求められます。
プラグインの機能比較
プラグインを選ぶ際には、機能の比較が重要です。
以下に、主要なセキュリティプラグインの機能を比較した表を示します。
これを参考に、ブログの規模や目的に合ったプラグインを選びましょう。
プラグイン名 | ファイアウォール | マルウェアスキャン | ログイン試行制限 | バックアップ | リアルタイム監視 | 特徴・用途 |
Wordfence Security | ○ | ○ | ○ | × | ○ | 総合的なセキュリティ対策 |
iThemes Security | × | ○ | ○ | × | × | 設定項目が豊富でカスタマイズ可 |
Sucuri Security | ○ | ○ | × | × | ○ | 外部攻撃からの保護に強み |
All In One WP Security | ○ | ○ | ○ | × | × | 無料で多機能、使いやすい |
UpdraftPlus | × | × | × | ○ | × | 簡単なバックアップと復元 |
この表を参考に、自分のブログに合ったプラグインを選んでください。
必要な機能を過不足なく備えたプラグインを導入することで、ブログのセキュリティを強化できます。
ブログ運営におすすめのセキュリティプラグイン5選
セキュリティプラグインは、ブログをサイバー攻撃やマルウェアから守るために非常に重要な役割を果たします。
しかし、数多くのプラグインが存在するため、どれを選べば良いか迷ってしまうこともあるでしょう。
ここでは、初心者でも使いやすく、機能が充実したおすすめのセキュリティプラグインを5つ厳選して紹介します。
- Wordfence Security
- iThemes Security
- Sucuri Security
- All In One WP Security & Firewall
- UpdraftPlus
それぞれのプラグインの特徴や主な機能、導入の際のポイントを参考に、自分のブログに合ったプラグインを見つけてみてください。
Wordfence Security
Wordfence Securityは、WordPressサイトのセキュリティを総合的に強化するプラグインです。
ファイアウォール機能とマルウェアスキャン機能を組み合わせて、不正アクセスを防ぎ、サイトの安全性を維持します。
リアルタイムのトラフィック監視やログイン試行の制限機能も備えており、攻撃者からの脅威に迅速に対応できるのが特徴です。
主な機能
Wordfence Securityの主な機能は以下の通り。
- ファイアウォール
- マルウェアスキャン
- ログイン試行制限
ファイアウォール
サイトへの攻撃を検知し、攻撃者をブロックすることで、不正アクセスを未然に防ぎます。
マルウェアスキャン
サイト内のファイルを定期的にスキャンし、マルウェアや改ざんされたファイルを検出します。
ログイン試行制限
ログイン失敗回数を制限し、ブルートフォース攻撃(無作為にパスワードを試す攻撃)を防ぎます。
おすすめポイント
Wordfenceは、インストール後に基本的な設定を行うだけで、十分なセキュリティを確保できるため、初心者にも使いやすいプラグインです。
無料版でも多くの機能を利用でき、さらに高度な機能を求める場合は有料版を検討すると良いでしょう。
特にリアルタイムのトラフィック監視は、攻撃者の動きを把握するのに役立ちます。
iThemes Security
iThemes Securityは、WordPressのセキュリティを強化するために、30以上の設定項目を提供する多機能なプラグインです。
特に、ログイン試行の制限やデータベースのセキュリティ強化、ファイルの変更検知など、さまざまなセキュリティ対策を一つのプラグインで実現できるのが魅力。
多くの設定項目があるため、細かくカスタマイズしたい中級者にもおすすめです。
主な機能
iThemes Securityの主な機能は以下の通り。
- ログイン試行の制限
- ファイル変更の検出
- データベースのバックアップ
ログイン試行の制限
ログイン失敗回数を制限することで、不正アクセスを防ぎます。
ログインに失敗したIPアドレスをブロックすることも可能です。
ファイル変更の検出
サイト内のファイルに変更が加えられた場合、管理者に通知が届くため、改ざんや不正アクセスの早期発見に役立ちます。
データベースのバックアップ
データベースのバックアップをスケジュール設定し、定期的に保存できます。
データ消失に備えて、簡単に復元できるのが特徴です。
おすすめポイント
iThemes Securityは、初心者でも簡単に設定できる「セキュリティチェックリスト」機能を提供しており、これを使えば必要なセキュリティ対策を素早く設定できます。
また、各種セキュリティ機能を細かく調整できるため、特定の脅威に対する対策を強化したい場合にも有効です。
Sucuri Security
Sucuri Securityは、サイト監査、マルウェア検知、セキュリティハードニングなど、総合的なセキュリティ機能を無料で提供するプラグインです。
特に、サイトに問題が発生した際のインシデント対応や復旧サポートに優れており、セキュリティリスクが現実化した場合でも迅速に対処できます。
セキュリティインシデントに備えたいサイト運営者にとって、非常に信頼性の高いプラグインです。
主な機能
Sucuri Securityの主な機能は以下の通り。
- セキュリティ監査ログ
- ファイルの整合性チェック
- セキュリティ通知
セキュリティ監査ログ
サイト上のすべてのアクティビティを記録し、異常な動作や不審なアクセスを検知します。
ファイルの整合性チェック
サイト内のファイルとオリジナルのWordPressファイルを比較し、改ざんされたファイルを検出します。
セキュリティ通知
異常なアクティビティやセキュリティリスクが発生した際に、メールで通知を受け取れます。
おすすめポイント
Sucuri Securityは、セキュリティ専門会社が提供するプラグインで、セキュリティに対する信頼性が非常に高いです。
特に、サイトが攻撃を受けた場合の対応や、セキュリティの監査機能が充実しているため、セキュリティリスクを最小限に抑えたい方におすすめ。
無料プランでも十分に効果を発揮しますが、有料プランではさらに高度なセキュリティ対策が可能です。
All In One WP Security & Firewall
All In One WP Security & Firewallは、無料でありながら多機能なセキュリティプラグインで、幅広いセキュリティ対策を提供します。
特に、サイトのセキュリティ状況を視覚的に把握できるスコア機能があり、初心者でもどの設定が必要か一目で理解できるのが特徴です。
基本的なセキュリティ対策をしっかり行いたい初心者から中級者に適しています。
主な機能
All In One WP Security & Firewallの主な特徴は以下の通り。
- ファイアウォール
- ログイン試行制限
- データベースセキュリティ
ファイアウォール
サイトへの攻撃を防ぐためのファイアウォール機能を提供し、攻撃者のアクセスをブロックします。
ログイン試行制限
ログイン失敗回数を制限し、ブルートフォース攻撃を防ぎます。また、管理者にログイン試行の状況を通知します。
データベースセキュリティ
データベースのテーブル接頭辞を変更し、SQLインジェクション攻撃のリスクを軽減します。
おすすめポイント
All In One WP Security & Firewallは、設定画面が直感的で、初心者でも簡単にセキュリティ対策を行えます。
また、各機能がスコア化されているため、現在のセキュリティ状況を把握しやすく、どの対策を優先すべきかが明確になります。
無料でこれだけの機能を提供している点も大きな魅力です。
UpdraftPlus
UpdraftPlusは、セキュリティ対策において欠かせないバックアップと復元機能を提供するプラグインです。
万が一サイトが攻撃されたり、データが破損したりした場合でも、バックアップを元に簡単に復元できるため、サイト運営者にとって非常に心強いツール。
クラウドサービスへのバックアップも可能で、データの保護が強化されます。
主な機能
UpdraftPlusの主な機能は以下の通り。
- 自動バックアップ
- クラウドへの保存
- 簡単な復元
自動バックアップ
定期的に自動でバックアップを作成し、データの消失に備えます。
スケジュール設定により、必要なタイミングでバックアップを実行可能です。
クラウドへの保存
Google Drive、Dropbox、Amazon S3など、複数のクラウドストレージにバックアップを保存でき、データの安全性を高めます。
簡単な復元
バックアップから簡単にデータを復元できるため、トラブル発生時にも迅速に対応できます。
おすすめポイント
UpdraftPlusは、バックアップ機能に特化しているため、万が一の事態に備えたい方に最適です。
定期的なバックアップとクラウドへの保存を組み合わせることで、セキュリティリスクが現実化した際にも迅速にサイトを復旧できます。
セキュリティプラグインと併用することで、より強固なセキュリティ対策が可能です。
ブログにセキュリティプラグインを導入するときの注意点
セキュリティプラグインを選んだ後は、効果的に運用し、適切に管理することが重要です。
プラグインを正しく使わなければ、思わぬトラブルやセキュリティリスクを招いてしまうこともあります。
このセクションでは、プラグイン導入後に注意すべきポイントについて解説します。
- プラグインの数を増やしすぎない
- プラグインの定期的な更新を忘れない
- 不要なプラグインは削除する
プラグインの数を増やしすぎない
「セキュリティを強化したい」
と思うあまり、多くのプラグインを導入しすぎてしまうことは、初心者が陥りやすいミスのひとつです。
プラグインを増やすことで、かえってサイトのパフォーマンスが低下したり、予期しないトラブルが発生したりする可能性があります。
プラグインが多すぎると起こる問題
プラグインを過剰にインストールすると、以下のような問題が生じます。
- サイトのパフォーマンス低下
- プラグイン同士の競合
サイトのパフォーマンス低下
プラグインが増えると、サイトの表示速度が遅くなることがあります。
特に、多機能なプラグインを複数使うと、サーバーに負荷がかかり、ユーザー体験が悪化します。
プラグイン同士の競合
似た機能を持つプラグインを同時に使用すると、互いに干渉し合い、不具合が発生することがあります。
例えば、複数のセキュリティプラグインが同じ機能(ファイアウォールやログイン制限)を管理しようとすると、競合してエラーを引き起こすことがあります。
必要な機能だけをカバーするプラグインを選ぶ
プラグインは、必要な機能を過不足なくカバーできるものを選びましょう。
例えば、総合的なセキュリティ対策を行えるプラグインを1つ導入すれば、個別に細かいプラグインを複数入れる必要はなくなります。
導入するプラグインは、以下の点を基準に選びましょう。
- 機能が重複しないこと
- 使用頻度を考慮すること
機能が重複しないこと
複数のプラグインが同じ機能を持つ場合、1つのプラグインで十分です。
使用頻度を考慮すること
日常的に使わない機能が多いプラグインは、サイトの負担になるだけなので避けましょう。
必要な機能を明確にする
プラグインを導入する前に、まずはサイトのセキュリティに関する優先事項を整理し、必要な機能を明確にしておくことが大切です。
例えば、ログイン試行の制限が最優先の場合は、その機能を重視したプラグインを選びましょう。
また、ファイアウォールやマルウェアスキャンなど、どの機能が本当に必要かを確認し、無駄なプラグインを導入しないようにします。
プラグインを計画的に導入することで、サイトのパフォーマンスを維持しながら、効果的にセキュリティを強化できます。
プラグインの定期的な更新を忘れない
セキュリティプラグインを導入した後も、継続的なメンテナンスを行いましょう。
特に、プラグインの更新はセキュリティを維持する上で欠かせない作業です。
更新を怠ると、脆弱性が放置され、攻撃者に狙われやすくなってしまいます。
更新を怠ると発生するリスク
プラグインの更新を怠ると、以下のようなリスクが発生します。
- 脆弱性の放置
- 機能の不具合
脆弱性の放置
プラグインは、時折セキュリティホールが発見されます。
これを修正するために、開発者はアップデートを行います。
しかし、無視して古いバージョンを使い続けると、脆弱性が放置され、攻撃者に狙われやすくなるのです。
機能の不具合
プラグインの機能が、WordPress本体のアップデートと互換性がなくなり、正常に動作しなくなることがあります。
これにより、セキュリティ機能が期待通りに働かなくなることも。
プラグイン更新の手順
プラグインの更新は簡単に行えます。
以下の手順を参考に、定期的に更新を行いましょう。
- WordPress管理画面の「更新」を開く
- 「すべてのプラグインを更新」ボタンをクリック
- もしくは、個別のプラグインを選んで更新を行う
更新が完了したら、プラグインが正常に動作しているかを確認します。
必要に応じて、サイト全体の動作もチェックしましょう。
自動更新の設定方法
プラグインの更新を自動で行う設定をしておくと、更新忘れを防ぐことができます。
以下の手順で、自動更新を設定しましょう。
- WordPress管理画面で「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」を選択
- 更新したいプラグインの「自動更新を有効化」をクリック
これで、自動更新が有効になり、更新があるたびに自動的に最新バージョンにアップデートされます。
プラグインの更新を忘れることなく、常に最新のセキュリティ状態を保てますよ。
不要なプラグインは削除する
使わなくなったプラグインを放置しておくと、セキュリティリスクが高まるだけでなく、サイトのパフォーマンスにも悪影響を与えます。
不要なプラグインは無効化するだけでなく、完全に削除しましょう。
プラグインを無効化するだけでは不十分
プラグインを無効化しただけでは、依然としてファイルやデータがサイトに残っています。
古いバージョンのプラグインが存在することでセキュリティリスクがあります。
攻撃者は、無効化されたプラグインの脆弱性を悪用する可能性があるため、使わないプラグインは完全に削除しましょう。
プラグインを完全に削除する方法
以下の手順で、不要なプラグインを完全に削除できます。
- WordPress管理画面で「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」を開く
- 削除したいプラグインの「無効化」ボタンをクリック
- 無効化されたプラグインに「削除」ボタンが表示されるのでクリック
必要に応じて、データベースやファイルマネージャーでプラグインの残骸を手動で削除しましょう。
これで、プラグインがサイトから完全に削除され、不要なリスクが排除されます。
削除前にデータのバックアップを取る
プラグインを削除する前に、必ずデータのバックアップを取ることをお勧めします。
特に、設定情報や重要なデータを含むプラグインの場合、削除後に後悔することがないよう、以下の方法でバックアップを行いましょう。
- サイト全体のバックアップを取る
- プラグインのデータをエクスポートする
- バックアップファイルを確認・保存する
バックアップを取ることで、万が一削除後にデータが必要になった場合でも、簡単に復元できるので安心です。
サイト全体のバックアップを取る
バックアッププラグイン(例: UpdraftPlus)をインストールして有効化します。
WordPress管理画面の「設定」→「UpdraftPlus バックアップ」から「今すぐバックアップ」をクリック。
バックアップ項目として「データベース」や「プラグインの設定」を選択し、「バックアップの開始」をクリックして、サイト全体のバックアップを行います。
特定のプラグインのデータをエクスポートする(対応している場合)
一部のプラグインには、設定情報やデータをエクスポートする機能があります。
該当するプラグインの設定ページを開き、「エクスポート」や「バックアップ」オプションを検索。
設定情報をエクスポートし、パソコンに保存します。これにより、後で復元したい場合にも簡単に設定を戻すことができます。
バックアップファイルを確認・保存する
UpdraftPlusなどのバックアッププラグインで保存されたバックアップファイルを確認し、必要であれば外部ストレージ(例: Google Drive、Dropbox)に保存しておきます。
特定のプラグインのエクスポートファイルも同様に、パソコンやクラウドに安全に保存しましょう。
バックアップが完了したら、WordPress管理画面から不要なプラグインを無効化し、その後削除します。
必要に応じて、データベースやファイルマネージャーで残ったデータを手動で削除しましょう。
プラグイン以外のセキュリティ対策
ブログのセキュリティを強化するために、セキュリティプラグインの導入は有効ですが、プラグインに頼らずにできる基本的な対策も多く存在します。
これらの対策を実施することで、サイト全体のセキュリティレベルをさらに高め、攻撃者からのリスクを軽減できます。
このセクションでは、プラグイン以外で行うべき重要なセキュリティ対策について詳しく解説します。
- 強力なパスワードの設定と二段階認証の導入
- SSL(HTTPS)の導入
- 定期的なバックアップの実施
- 信頼できるホスティングサービスの選択
- 不要なファイルやデータの削除
強力なパスワードの設定と二段階認証の導入
パスワードは、ブログのセキュリティを守るための基本中の基本です。
強力なパスワードを設定することで、第三者が不正にログインするリスクを大幅に減らすことができます。
しかし、パスワードの管理だけでは不十分な場合もあります。
そこで、より安全性を高めるために、二段階認証(2FA)の導入も検討しましょう。
このセクションでは、強力なパスワードの設定方法と、二段階認証の導入手順について詳しく解説します。
強力なパスワードの作成
パスワードは、サイトへのアクセスを守るための最初の防衛線です。
もしもパスワードが「123456」や「password」のような簡単なものであれば、ハッカーに簡単に突破されるリスクが高まります。
ブログを安全に保つためには、以下のポイントに注意して、強力なパスワードを設定することが必要です。
- 文字数を長くする
- 大小文字、数字、記号を組み合わせる
- 辞書に載っている単語を使わない
- 個人情報を避ける
文字数を長くする
パスワードは12文字以上に設定しましょう。
文字数が多いほど推測が難しくなります。
大小文字、数字、記号を組み合わせる
例: P@ssw0rd!2024 のように、様々な種類の文字を組み合わせることで、パスワードの複雑性が増します。
辞書に載っている単語を使わない
「apple」や「orange」などの単語は、攻撃者に推測されやすいので避けましょう。
個人情報を避ける
自分の名前や誕生日などの情報は使わないようにします。
これらの基準を満たした強力なパスワードを設定することで、サイトのセキュリティを大幅に向上させることができます。
二段階認証の設定
強力なパスワードに加え、二段階認証(2FA: Two-Factor Authentication)を導入することで、セキュリティをさらに強化できます。
二段階認証は、パスワードに加えてスマートフォンなどで生成される認証コードを入力する必要があり、たとえパスワードが漏洩しても、不正アクセスを防ぐことができます。
二段階認証の設定手順はこちら。
- Google AuthenticatorやAuthyなどのアプリをインストール
- WordPress用の二段階認証プラグインをインストール
- プラグインの設定を行う
- バックアップコードを保存する
Google AuthenticatorやAuthyなどのアプリをインストール
スマートフォンに二段階認証アプリをダウンロードし、インストールします。
WordPress用の二段階認証プラグインをインストール
WordPressの「プラグイン」→「新規追加」から「Two Factor Authentication」などのプラグインをインストールし、有効化します。
プラグインの設定を行う
プラグインの設定画面で、二段階認証を有効にし、スマートフォンのアプリでQRコードをスキャンします。
バックアップコードを保存する
スマートフォンが使えない状況に備えて、バックアップコードを安全な場所に保存しておきます。
これで、ログイン時に認証コードが求められるようになり、セキュリティが大幅に強化されます。
SSL(HTTPS)の導入
ブログのセキュリティを強化するためには、SSLの導入も欠かせません。
SSLを導入することで、サイトと訪問者の間の通信が暗号化され、第三者によるデータの盗聴や改ざんを防ぐことができます。
また、サイト全体が「HTTPS」化されることで、ユーザーからの信頼も高まり、SEOの観点でも有利です。
このセクションでは、SSLとは何か、その導入手順について詳しく解説します。
SSLとは?
SSL(Secure Sockets Layer)は、サイトと訪問者の間の通信を暗号化し、データの盗聴や改ざんを防ぐ技術です。
SSLを導入することで、ブログ全体が「HTTPS」化され、ユーザーの情報が安全に保護されます。
SSLが導入されているサイトは、URLの前に「鍵マーク」が表示され、信頼性が向上します。
SSL導入のメリット
SSLを導入することにより、サイトのセキュリティが強化されるだけでなく、訪問者の信頼を得やすくなり、検索エンジンの評価も向上します。
具体的なメリットは以下の通り。
- サイトの信頼性向上
- SEO効果の向上
サイトの信頼性向上
HTTPS化されたサイトは、訪問者にとって安全で信頼できる印象を与えます。
特に、個人情報を扱うサイトでは、SSLは必須のセキュリティ対策です。
SEO効果の向上
GoogleはHTTPSサイトを検索結果で優遇する傾向があります。
SSLを導入することで、SEO(検索エンジン最適化)にもプラスの効果があります。
SSLの導入手順
SSLの導入は、ホスティングサービスやレンタルサーバーの管理画面から行えます。
以下の手順を参考に、SSL証明書を導入しましょう。
- ホスティングサービスの管理画面にログイン
- SSL証明書の設定を選択
- SSL証明書のインストール
- WordPressの設定を変更
ホスティングサービスの管理画面にログイン
使用しているホスティングサービスの管理画面にログインします。
SSL証明書の設定を選択
「セキュリティ」や「SSL」の設定オプションを探し、無料の「Let’s Encrypt」または有料のSSL証明書を選択します。
SSL証明書のインストール
指示に従ってSSL証明書をインストールします。インストールが完了すると、サイト全体がHTTPSに切り替わります。
WordPressの設定を変更
WordPressの「設定」→「一般」から、サイトURLとWordPressアドレスを「http://」から「https://」に変更します。
これで、ブログ全体がSSL化され、通信の安全性が確保されます。
定期的なバックアップの実施
どんなにセキュリティ対策を強化しても、トラブルは発生する可能性があります。
そのため、定期的なバックアップを行い、万が一の事態に備えることが重要です。
バックアップを取っておけば、サイトが破損したりデータが消失したりしても、すぐに復元することができます。
このセクションでは、プラグインを使わずに手動でバックアップを行う方法や、適切なバックアップの頻度について解説します。
バックアップの重要性
ブログが何らかのトラブル(ハッキング、サーバー障害、データの誤削除など)に見舞われた場合、バックアップがあれば迅速にデータを復元できます。
定期的なバックアップを行うことで、万が一の事態に備え、データを守ることができます。
バックアップの方法
プラグインを使わずに手動でバックアップを行う方法を紹介します。
手動バックアップは、サーバーのファイルマネージャーやFTPクライアントを使って行います。
サーバーのファイルをバックアップ
サーバーの管理画面にログインし、ファイルマネージャーを開きます。
wp-contentフォルダを含むWordPressの全ファイルを選択し、パソコンにダウンロードして保存します。
データベースのバックアップ
サーバーの管理画面で「phpMyAdmin」などのデータベース管理ツールを開きます。
WordPressのデータベースを選択し、「エクスポート」をクリックして、データベース全体をSQL形式でダウンロードします。
バックアップの頻度と保存場所
バックアップは、サイトの更新頻度に応じて、以下の頻度で行うと良いでしょう。
- 頻繁に更新する: 週に1回以上のバックアップ
- 更新が少ない: 月に1回程度でバックアップ
また、バックアップデータは以下の場所に保存しておくと安全です。
クラウドストレージ
Google DriveやDropboxなどのクラウドサービスに保存しておくと、物理的な障害からも守れます。
外付けハードディスク
ローカルの外付けハードディスクに保存しておくと、ネット上でのトラブルにも備えられます。
信頼できるホスティングサービスの選択
セキュリティ対策を強化するためには、使用するホスティングサービスのセキュリティ機能も非常に重要です。
セキュリティ対策が充実していないホスティングを選んでしまうと、いくらWordPress側で対策をしていても、サーバー自体が攻撃されてしまうリスクがあります。
このセクションでは、セキュリティ対策が充実したホスティングサービスの選び方と、具体的なおすすめサービスを紹介します。
セキュリティ対策が充実しているホスティングを選ぶ理由
ホスティングサービスのセキュリティレベルは、サイト全体の安全性に大きく影響します。
セキュリティ対策が不十分なホスティングを選ぶと、サーバー攻撃やデータの流出などのリスクが高まります。
信頼できるホスティングを選ぶことで、サーバー管理の手間を減らし、安心してサイトを運営できます。
ホスティングサービス選びのポイント
ホスティングサービスを選ぶ際は、以下のセキュリティ機能が充実しているかを確認しましょう。
- WAF(Webアプリケーションファイアウォール)
- DDoS対策
- SSLサポート
- 定期的なバックアップ
WAF(Webアプリケーションファイアウォール)
不正なアクセスや攻撃をブロックする機能が備わっているか。
DDoS対策
サイトに大量のトラフィックを送ってダウンさせる攻撃に対する防御策があるか。
SSLサポート
無料SSL証明書の提供や、SSLの設定が簡単に行えるか。
定期的なバックアップ
サーバー側で自動的にバックアップを取るサービスがあるか。
これらの機能が備わっているホスティングを選ぶことで、サイトのセキュリティを強化できます。
おすすめのホスティングサービス
以下は、セキュリティ対策が充実しているおすすめのホスティングサービスです。
- エックスサーバー
- ConoHa WING
- さくらのレンタルサーバー
エックスサーバー
国内シェアが高く、WAFや自動バックアップ、無料SSLなどのセキュリティ機能が充実しています。
本ブログでも使用しているレンタルサーバーです。
ConoHa WING
高速性とセキュリティを兼ね備え、簡単にSSL設定ができるのが特徴です。
リーズナブルな価格も魅力です。
さくらのレンタルサーバ
長年の実績があり、サポート体制も充実しています。
無料SSLやWAFなど、基本的なセキュリティ対策が整っています。
これらのホスティングサービスを選ぶことで、セキュリティ面での不安を軽減し、安心してブログ運営を行えます。
不要なファイルやデータの削除
WordPressサイトには、不要なプラグインやテーマ、古い画像ファイルなどが蓄積しやすく、これらがセキュリティリスクを高める要因となります。
定期的にサイトを整理し、不要なデータを削除することで、セキュリティの向上とパフォーマンスの改善を図りましょう。
このセクションでは、サイトに残っている不要なデータを削除し、サイトをクリーンに保つための方法を解説します。
サイトに残る不要なファイルのリスク
サイトには、使わなくなったテーマやプラグイン、古い画像ファイルなどが残っていることがあります。
これらの不要なファイルは、セキュリティリスクを高めるだけでなく、サイトのパフォーマンスを低下させる原因にもなります。
定期的に不要なファイルを削除し、サイトをクリーンな状態に保つことが大切です。
不要なデータの削除手順
以下の手順で、WordPressの不要なデータを削除し、サイトを最適化しましょう。
- 未使用のテーマやプラグインの削除
- 未使用のメディアファイルの削除
- データベースの最適化
未使用のテーマやプラグインの削除
WordPress管理画面で「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」を開き、不要なプラグインを無効化して削除します。
同様に「外観」→「テーマ」から未使用のテーマを削除します。
未使用のメディアファイルの削除
WordPressの「メディア」ライブラリから、使われていない画像やファイルをチェックし、不要なものを削除します。
データベースの最適化
投稿のリビジョンやスパムコメント、未使用のデータベーステーブルなどを削除し、データベースを最適化します。
これは、WP-Optimizeのようなプラグインを使うと便利です。
これらの手順を行うことで、サイトのパフォーマンスが向上し、セキュリティリスクも低減されます。
まとめ:ブログを安全に運営するならセキュリティプラグインを使おう
ブログを安全に運営するためには、セキュリティ対策をしっかりと行うことが不可欠。
特に、初心者の方は、セキュリティ対策の重要性を理解し、適切な対策を講じることが大切です。
この記事では、ブログのセキュリティを強化するための基本的な対策から、具体的なセキュリティプラグインの選び方まで、幅広く解説しました。
ブログのセキュリティ対策
- 強力なパスワードの設定
- 二段階認証の導入
- SSLの設定(HTTPS化)
- セキュリティプラグインを導入する
おすすめのセキュリティプラグイン
- Wordfence Security
- iThemes Security
- Sucuri Security
- All In One WP Security & Firewall
- UpdraftPlus
セキュリティ対策のポイント
- 定期的にバックアップをとる
- 不要なファイルやプラグインは削除する
- 信頼性の高いレンタルサーバーを使う
- 定期的にセキュリティ対策を見直す
ブログは情報発信の場であると同時に、大切な資産でもあります。
自分のブログを守るために、今すぐセキュリティ対策を実施し、安心して運営を続けてください。
この記事が、皆さんのブログ運営に役立つことを願っています。