「もう働きたくない」という感情が心に浮かんだのは、適応障害を発症した時でした。
過度なストレスやプレッシャーから心と体が疲れ切り、日々の仕事に行くことが耐えられなくなったのです。
最初は、ただの疲労だと思っていました。
しかし、次第に仕事に行くことすら苦痛になり、いつもはできていた簡単な作業も手につかなくなりました。
その後、突然会社に行くことができなくなり、病院で受けた診断は「適応障害」。
そこで初めて、自分が心の限界に達していたことに気付きました。
休職と復職を繰り返す中で、会社に戻ること自体が大きなストレスになり、「働きたくない」という感情がますます強くなっていきましたね。
この経験を通じて、働くことの難しさと自分自身の心の問題に深く向き合うことになったのです。
適応障害になってからは、
「どうして働けないのか」
「これからどうすればいいのか」
という悩みが生まれました。
その一方で、ブログ運営という活動に出会い、少しずつ自分に合った副業的な働き方を見つけつつあります。
まだブログ運営だけで生活を支えることはできていませんが、自分のペースで続けられる点が魅力であり、心の安定にも繋がっていますよ。
この記事では、適応障害を通じて感じた「働きたくない」という思いと、回復の過程、そしてブログ運営がもたらした新たな可能性についてお話しします。
筆者の情報
適応障害で2度休職した際、会社で働くことに限界を感じ、ブログ運営をスタート。
私と同じように「働きたくないけど、どうしても稼ぎたい」と感じている方に向けて、自分の経験をもとにブログでの収益化のコツや実践方法を共有しています。
適応障害とは?症状と診断のプロセス
「適応障害」という言葉を初めて聞いたとき、私もそれがどういうものかはっきりと理解していませんでした。
しかし、長期間にわたる強いストレスや職場でのプレッシャーを感じ続ける中で、心と体が限界に達したとき、初めてこの診断を受けました。
ここでは、適応障害の具体的な症状や、診断までのプロセスについて、私の経験を交えながら説明します。
適応障害とは?
適応障害とは、強いストレスや環境の変化に心と体がうまく対応できなくなり、精神的・身体的な不調を引き起こす状態です。
職場の人間関係、過度なプレッシャー、環境の変化など、特定のストレス要因が引き金となることが多く、仕事や日常生活に大きな影響を与える場合があります。
適応障害は、その症状が日常的なストレス反応を超えている点が特徴です。
不安感や気分の落ち込み、集中力の低下、睡眠障害などの症状が現れ、これらが長期間にわたって続く場合は、適応障害の可能性があります。
適応障害を放置すると、鬱などのさらに深刻な精神的な問題に発展することもあるため、早期の対応が大切です。
自分が感じた具体的な症状
適応障害を発症した際、私の体と心には、さまざまな不調が現れました。
最初は身体的な疲労感から始まりましたが、次第に精神的な不安や抑うつ感が加わり、日常生活を送るのが困難になっていきました。
ここでは、体に現れた症状と心に現れた症状に分けて、それぞれ詳しく説明します。
体に現れた症状
最初に気付いたのは、体の不調でした。
何もしていないのに感じる強い疲労感や、睡眠を取っても取れない倦怠感が続いていたのを覚えています。
特に次のような症状が顕著でした。
- 頭痛
- 疲労感
- 集中力の低下
- 食欲不振
- 寝れない
頭痛
初めは、
「毎日パソコンを使っているから、目の疲れや肩こりから来ている頭痛だろう」
と思い、市販の頭痛薬で痛みを和らげながら働き続けました。
しかし、その頭痛には、月曜日の出勤中から痛くなり、家に帰ると痛みが引いていくという規則性があったのです。
ただ、仕事にいけない程の頭痛ではなかったので、毎週月曜日は職場に着いたら頭痛薬を飲んで仕事を始めるようになっていました。
疲労感
特に何もしていないのに、朝から体が重く、ベッドから起き上がることがキツかったです。
通勤電車で立っていることもつらく、仕事に向かうこと自体が大きな負担になっていました。
職場に着くころには体は疲れ切っていて、とても仕事ができる状態ではありませんでしたね。
集中力の低下
慢性的な寝不足や長期間昼食を食べていないことが大きな原因だと思いますが、集中力が著しく低下。
ほんの数行のメールでさえ理解できずに、数文字読んだらまた頭から読み直すというのを永遠と繰り返していましたね。
また、自分が何をやろうとしているのか分からなくなって思考停止することも。
その結果、簡単な資料作成やメールを送る作業でさえも、以前の何倍も時間がかかってしまうようになり、ミスも大幅に増えました。
人の話もまったく頭に入って来なくなり、まるで知らない外国語を聞いているようでしたね。
相手の言っていることが理解できなくなったので、電話の対応も難しくなり、職場に居ることがつらくなっていきました。
食欲不振
元々3食食べることが習慣でしたが、突然平日の昼食だけ食べれなくなったのです。
職場でご飯を食べようとすると、匂いを嗅いだだけで気持ち悪くなるほど。
そのため、ゼリーや軽食を少しつまんでいました。
結局、体重が入社時に比べて5キロ近く落ちましたね。
「何かおかしいな」とは思っていましたが、朝食や夕食、休日の昼食は普段通りに食べることができていたので、この症状が心の疲れから来るものとは思いもしませんでした。
寝れない
働く前は、ベッドに入ったらすぐに眠ることができ、大体6~7時間くらいは寝ていました。
しかし、ベッドに入ってもなかなか寝付けず、寝たとしても1~2時間で目が覚めてしまい、再び眠りにつくことができない日々。
特に日曜日は仕事のことを考えてしまい、月曜日は一睡もできずに出社することは多々ありました。
その結果、以前は6~7時間は寝ていたのに対し、合計で3~4時間の睡眠になることも。
体は疲れて、眠気もあるのに何故か眠ることができないという苦痛が続きました。
心に現れた症状
体の症状が続く中で、心の方にも大きな変化が現れ始めました。
次第に、気分の落ち込みや不安感が増し、仕事に対する恐怖や無力感を感じるようになったのです。
具体的には、次のような精神的な症状が目立ちました。
- 遅刻が不安になる
- 少しのミスで深く落ち込む
- 周囲の声が気になる
- 動機や吐き気
遅刻が不安になる
私は心配性な性格なので、適応障害になる前から30分前には出社するようにしていました。
しかし、症状が悪化してからは、「途中で具合が悪くなって遅れたらどうしよう」と考えるようになり、過剰に余裕を持つように。
初めは30分程度の余裕が、40分、50分と長くなっていき、最終的に1時間以上早く出社するようになっていきました。
「遅れるかもしれない」という不安は解消されますが、早く着くほど職場に居る時間が長くなるので、結果的にストレスは増加。
当時の私は、
「一度でも遅刻や欠勤をしたら、自分の中で何かが崩れ落ちて会社に行けなくなってしまう」
という恐怖を常に感じており、この恐怖を打ち消すには余裕を持って出勤するしかなかったのです。
少しのミスで深く落ち込む
集中力が低下していることで、作業効率は落ち、簡単なミスも増えました。
仕事中もミスをするのではないかという不安が頭から離れず、
「ミスしたらどうしよう」
と不安な気持ちを常に抱いていましたね。
仕事から帰ってきても、
「今日やった仕事大丈夫だったかな?ミスしてないかな?」
と不安がない時間がありませんでした。
ミスをしたときには
「なんで自分はこんな簡単な仕事もできないんだ」
「こんな自分はダメだ」
と自分を責め続け、さらにストレスが溜まっていったのです。
周囲の声が気になる
実は私が働いていた職場では、私以外にも二人、体調を崩して休職していました。
職場の中では、休んでいる人の陰口が度々飛び交っており、
「自分も休職したら陰口を言われるんだ」
のように、体調を崩している自分にとって他人事には思えなかったのです。
動機や吐き気
症状がひどいときには、通勤電車や職場に居るだけで、動悸がして気持ち悪くなることがありました。
電車が会社の最寄り駅に近づくたび鼓動が早くなり、会社のエレベーターに乗っているときは緊張し過ぎて吐きそうになるほど。
また、会議や出張といった長時間拘束されて、自分のタイミングで休憩をとれない状況はかなりつらかったですね。
最終的には、「もう働きたくない」という感情が日に日に強くなり、仕事そのものが恐怖に変わっていきました。
診断を受けるまでのプロセスと気づき
私が適応障害の診断を受けるきっかけとなったのは、会社で行われたストレスチェックでした。
普段なら「面倒だな」と感じていたこのアンケートでしたが、その時の私は「ストレス」というワードがどうしても引っかかり、真剣に答えてみることに。
すると、結果は「重度のストレス状態」。
驚きましたが、同時に「やっぱりな」という気持ちもありました。
しばらくして会社の産業医から、
「一度面談してみませんか?」
という健康相談の案内が届きました。
体調が明らかにおかしかったので、この機会を逃すまいと思い、産業医との面談に応じることにしたのです。
面談では、体調の変化や職場での人間関係、仕事への不安などを率直に話しました。
自分では気づかなかったこともあり、産業医の質問に答える中で、自分がどれだけストレスを溜め込んでいたかを改めて実感しましたね。
そして、産業医から「適応障害の可能性がある」と言われた瞬間は、驚きと共に、少し納得している自分がいました。
「適応障害」という言葉に当時は馴染みがなく、どんな病気なのかすぐに理解できませんでしたが、説明を聞くと自分の状態に当てはまる点が多くあったのです。
数日後、非常勤の精神科医と面談を行い、「適応障害で間違いないでしょう」という確定診断を受けました。
実は、この間に自分でも適応障害について調べており、腑に落ちた感覚が強かったです。
診断後の心境と行動の変化
適応障害の診断を受けた際、最初に感じたのは安堵感でした。
「やっぱり、ただの疲れじゃなかったんだ」
と自分の状態がはっきりしたことで、少し気持ちが軽くなりましたね。
一方で、どうすれば良いのか分からず不安もありました。
精神科医からは、
「少し休んで様子を見た方が良い」
と言われましたが、私は休むことに対して強い抵抗を感じていました。
「休むことでキャリアに傷がつくのでは?」
「職場での評価が下がるのではないか」
という恐れがあり、何とか働き続けたいという思いが強かったのです。
そのため、会社を休まず、様子を見ながら仕事を続けることを選びました。
しかし、無理をして働き続けるうちに体調はますます悪化。
ある日、出張を前に準備をしていたところ、玄関を出ようとした瞬間、突然体が動かなくなりました。
急激な無気力感に襲われ、立ちすくんでしまったのです。
何とか椅子に腰を下ろしましたが、そのまま動くことができなくなり、出社時間も過ぎてしまいました。
電話で休む旨を伝えると、少し気持ちが軽くなり、無気力感も徐々に薄れていきました。
この経験から、「やはりこのままではいけない」と感じ、再び会社の産業医に連絡を取り、面談を行うことに。
産業医は、
「今後のために、上司に適応障害のことを伝え、仕事の調整をしてもらうべきだ」
と助言をしてくれました。
正直、病気を職場に知られたくないという気持ちは強かったのですが、このまま無理をする方が周囲に迷惑をかけるという懸念もあり、上司に適応障害であることを報告。
上司は適応障害について理解を示してくれ、「打ち明けて良かった」と心から思いました。
しかし、その安心感は長くは続かず、仕事のプレッシャーで再び症状が悪化。
結局、再度仕事に行けなくなり、産業医から、
「今は無理をせず、有給を使ってしっかり休むべきだ」
と勧められ、最終的に休養を決意。
以前の私なら、休むことに強い抵抗を感じていましたが、今は「これ以上無理をしてはいけない」と思えるようになっていました。
適応障害と働くことの難しさ
適応障害を抱える中で、仕事を続けることは想像以上に難しいものでした。
私の場合、仕事に対するプレッシャーや職場の環境が適応障害をさらに悪化させる要因となり、日々の業務が苦痛に変わっていきました。
ここでは、私が適応障害と働き続けることの難しさをどのように感じたか、具体的な体験を通してお話しします。
職場でのストレスが適応障害を悪化させる要因となる
職場でのプレッシャーは、適応障害を悪化させる最大の原因となっていました。
特に、職場での過度な要求や常に高い成果を求められる環境は、私にとって非常にストレスフルでした。
仕事で対応の遅れやミスをすれば、厳しい言葉を受けることも多く、次第に「失敗してはいけない」という強い不安にとらわれるように。
上司や同僚との人間関係も、日々のストレスの大きな要因となっていました。
自分の意見を言えない空気や、他者の評価を気にしすぎる環境で、仕事をこなすこと自体が精神的に負担になっていきましたね。
このように職場のストレスが重なることで、適応障害の症状は日に日に悪化し、心身ともに限界を感じるようになりました。
働くことが精神的なプレッシャーに変わっていったプロセス
最初は、仕事が思うように進まないことへの焦りだけでした。
しかし、次第にその焦りが恐怖に変わっていったのです。
毎日仕事に行くことが憂鬱になり、出社するたびに強い不安感に襲われるようになりました。
体が重く、家を出ることすら辛くなってしまいましたね。
職場に着いても、
「またミスをするのではないか」
「周囲にどう思われているのか」
という不安が常に頭から離れませんでした。
その結果、集中力が完全に失われ、どれだけ時間をかけても仕事が終わらない、という悪循環。
仕事をこなそうとするたびに不安感が増し、働くことが精神的なプレッシャーそのものに変わっていったのです。
休職と復職を繰り返すことで感じた限界
適応障害の診断を受けた後、二度休職する機会がありました。
しかし、しっかり休養を取って少し回復したように感じても、復職した途端に症状が再発してしまうのです。
最初は、短期間の休養で何とかなるだろうと楽観的に考えていました。
しかし、実際に復職してみると、同じ環境に戻ることでストレスがぶり返し、再び仕事ができなくなったのです。
復職すると、
「もう少し頑張ればなんとかなる」
という気持ちがありましたが、そのたびに適応障害の症状がぶり返し、再び休職を余儀なくされるというサイクルが続きました。
これが繰り返されることで、自分に対する失望感や自責の念が強まり、心の負担がさらに大きくなったのです。
適応障害によって働き方の見直しが必要だと感じた瞬間
休職と復職を繰り返す中で、私は「今の働き方では限界がある」と強く感じるようになりました。
適応障害を抱えながらも、従来の仕事に戻ることは、私にとって心身にさらに負担をかけるだけだと気づいたのです。
このまま続けていても、根本的な解決にはならないという現実に直面しました。
そこで、私は働き方を見直す必要があると感じ、ブログ運営という新しい働き方に目を向け始めました。
自分のペースで仕事を進められる環境を見つけることで、精神的な負担を軽減し、適応障害の症状を悪化させることなく働けるのではないかと考えるようになったのです。
適応障害からの回復に役立った方法
適応障害の診断を受けたあと、私は心と体をどう回復させていくか悩みました。
日々の生活や仕事が辛くなり、どのようにすればいいのか分からない状況でしたが、いくつかの方法を試しながら少しずつ前進していきました。
ここでは、実際に私が取り組んで効果があった方法をご紹介します。
休養を取ることの重要性
最も大切だったのは、まずしっかりとした休養を取ることです。
適応障害の診断を受けた当初、私は「休む=負け」のように感じ、会社を休むことに強い抵抗を感じていました。
しかし、無理をして働き続けた結果、体調がますます悪化してしまい、休むことがいかに重要かを実感したのです。
休養を取ることで、心と体のバランスを整えることができました。
最初は気持ちが焦っていましたが、しばらく仕事から離れることで、徐々に体調が回復し、少しずつ心が落ち着いてきました。
「休んでも大丈夫なんだ」と自分を許すことで、回復の一歩を踏み出せたと感じています。
カウンセリングや専門家のサポート
専門家のサポートを受けることも非常に役立ちました。
産業医から勧められた精神科医や、カウンセリングを通じて、自分の状態を客観的に見つめ直す機会に。
自分の気持ちを言葉にして話すことで、適応障害の原因となるストレスや、心の中で溜め込んでいた感情を整理できました。
その結果、少しずつ前向きな考え方を取り戻すことができたのです。
専門家からの具体的なアドバイスを受け、どのようにストレスを軽減し、生活の中で自分を守る方法を取り入れるかを学びました。
ストレスを軽減するライフスタイルの見直し
次に取り組んだのは、ライフスタイルの見直しです。
適応障害を改善するためには、生活習慣を見直し、ストレスを軽減するための具体的な変化を取り入れることが必要だと感じました。
- 趣味を楽しむ
- 散歩に出かける
- 夜更かしを避ける
- 食事をしっかり摂る
まずは、仕事以外の時間に趣味を楽しむことや、気分転換のために短時間でも散歩に出かけるなど、少しでもリフレッシュできる時間を作るようにしました。
また、毎日の生活リズムを整えるため、規則正しい生活を意識。
夜更かしを避け、できるだけ同じ時間に寝起きするように心掛け、健康的な食事を取ることで、体調が少しずつ安定していくのを感じましたね。
ストレスが溜まらないように、日々の小さな変化を積み重ねることが大切でした。
周囲の理解とサポートを得る
適応障害を抱えながら生活する中で、周囲の理解とサポートが大きな力となりました。
家族や職場の同僚に病気のことを話すのは最初は抵抗がありますよね。
しかし、勇気を出して打ち明けることで、サポートを得られるかもしれません。
私の場合、職場の上司に適応障害のことを話したことで、業務量の調整を受けることができました。
適応障害になってからも働けたのは、職場の配慮が大きかったですね。
また、家族からも温かい支えを受け、「無理をしなくていいんだ」という気持ちになれたことが回復に大きく役立ちました。
一人で抱え込まず、周囲にサポートを求めることは、適応障害を乗り越えるために非常に重要なステップです。
ブログ運営がもたらした効果
適応障害を抱えながら新しい働き方を模索している中で、私にとって大きな助けとなったのがブログ運営でした。
ブログを始めたことで、自分のペースで仕事を進められる環境を作ることができ、無理をせずに続けられる働き方の選択肢が広がったのです。
ブログは、私にとって自己表現の場として機能し、日々の気持ちや考えを言葉にすることで、心の整理やリフレクションができる場にもなっています。
適応障害を抱えていると、仕事や日常生活で感じるプレッシャーが大きな負担になります。
しかし、ブログという個人的なスペースを持つことで、自分を自由に表現できる場所があると感じられ、心の安定に繋がりました。
まだブログ運営だけで生活を支えるには至っていませんが、収益化を目指して少しずつ取り組んでいる段階です。
この取り組みは、プレッシャーの少ない自分らしい働き方の一つとして、少しずつ前に進む手応えを感じさせてくれます。
ブログ運営を通じて、自分のペースで働きながら成長していける環境を手に入れることで、将来的な希望も持てるようになりました。
収益がまだ安定していない今でも、ブログ運営を続けることで得られる達成感や、自分の言葉が誰かに届いているという実感が、日々のモチベーションの源になっています。
ブログは、適応障害を抱えながらでも無理なく取り組める柔軟な働き方のひとつとして、私にとって非常に大きな意味を持つ存在です。
ブログ運営がもたらした新しい働き方と心の安定
適応障害を抱え、従来の仕事に対する限界を感じていた私は、自分に合った働き方を模索するようになりました。
その過程で出会ったのがブログ運営です。
ブログは、時間や場所に縛られず、自分のペースで取り組めるため、従来の仕事とは異なる自由さがありました。
現在、ブログ運営はまだ収益化を目指している段階ですが、副業としての可能性を感じさせる働き方として取り組んでいます。
ブログを通じて自分を表現することで、心の安定を得る手段にもなっています。
ここでは、ブログ運営がもたらした自由な働き方の魅力と、それがどのように心の安定に繋がったかについて詳しくお話しします。
ブログ運営を始めたきっかけ
適応障害と診断された私は、従来の働き方に限界を感じ、自分に合った新しい働き方を探すようになりました。
会社勤めの中で感じていたストレスやプレッシャーから解放され、無理なく続けられる仕事ができないかと考えたとき、出会ったのがブログ運営です。
ブログなら、自分のペースで取り組むことができる上、時間や場所に縛られない柔軟な働き方が可能でした。
これが私にとって、ストレスの少ない新しい仕事の形になるかもしれないと思い、挑戦することにしたのです。
ブログがもたらす自由な働き方の魅力
ブログ運営の最大の魅力は、時間や場所に縛られない自由さです。
以前の仕事では、厳しい納期や業務量が重圧となり、それが適応障害を引き起こす大きな要因となっていました。
しかし、ブログ運営では自分のペースで進められるため、精神的なプレッシャーを感じることが少なくなりました。
いつでも、どこでも取り組めるブログは、適応障害を抱える私にとって非常に適した働き方だったのです。
さらに、ブログは自分の好きなテーマや関心のある分野を自由に選べるため、楽しみながら仕事ができるという点も大きな魅力です。
自分の興味を追求しつつ、それを仕事にする可能性があることが、ブログ運営を続ける原動力となりました。
ブログ運営が心の安定に与えた影響
ブログ運営は、私にとって心の安定をもたらす手段にもなりました。
適応障害を抱えていると、日常の不安やストレスが大きな負担になりますが、ブログを通じて自分の思いや考えを整理することができたのです。
自己表現の場として、ブログが私の気持ちを言葉にする場所となり、頭の中にあるもやもやを整理しながら、少しずつ前向きな気持ちを取り戻していくことができました。
ブログを書くことで、毎日の出来事や考えを振り返り、自分を見つめ直す時間を持てることが心の安定に繋がりました。
文章を書くこと自体が、適応障害からの回復を助ける大切なプロセスとなっていたのです。
ブログ運営を通じた小さな達成感とモチベーションの向上
ブログ運営を続ける中で感じたもう一つの重要なポイントは、小さな達成感です。
まだ生活を支えるほどの収益はありませんが、記事を投稿するたびに、アクセス数が少しずつ増えていくことを実感できるようになりました。
このような小さな成功体験が、モチベーションを支える原動力となっています。
また、誰かが私の記事を読んでくれているという実感が、心の支えにもなりました。
ブログを通じて人とのつながりを感じることで、適応障害に伴う孤独感や無力感が和らぎ、
「続けていけば、きっと何かが変わる」
という前向きな気持ちを持つことができたのです。
今後の可能性とブログ運営の目標
私のブログ運営は、まだ生活費をすべて賄えるほどの収益化には至っていません。
しかし、今後の可能性を信じて、少しずつ前進しています。
ブログを書くこと自体が心の安定に役立っているため、すぐに大きな収益がなくても続けていけるということが、私にとっての強みでもあります。
自分のペースで進められるという点が、適応障害を抱えながらでも無理なく取り組める理由です。
将来的には、ブログを通じて収益を得ることを目指しながら、より自由でストレスの少ない働き方を確立したいと考えています。
ブログ運営は、私にとって新しい働き方の一つとして、今後も続けていく大切な取り組みです。
まとめ:適応障害でも無理なく働けるブログ運営という選択肢
ブログ運営は、私にとって従来の仕事とは異なる、自由で柔軟な働き方を提供してくれました。
適応障害を抱えながらも、自分のペースで取り組めるブログ運営は、心身への負担を軽減し、自己表現の場としての役割も果たしてくれています。
現在はまだブログだけで生活できるわけではありませんが、収益化を目指しながらも、少しずつ前に進んでいる実感があります。
ブログを通じて得た小さな達成感や、誰かに自分の言葉が届くという喜びが、心の安定やモチベーションの源です。
無理なく続けられる働き方として、ブログ運営は私にとって大きな意味を持ち、これからも成長を目指して続けていくつもりです。
適応障害を抱えた中でも、自分らしい働き方を見つけることができたことは、心の回復に向けた大きな一歩だと感じています。