「会社で働くことが当たり前」とされている中で、働くこと自体にストレスを感じている方は少なくありません。
特に現代では、社会の変化や人間関係の難しさから、適応障害やうつ状態になる人が増え、働き方を見直す必要性が叫ばれています。
私自身もその一人です。
働くことが原因で適応障害を発症し、休職と復職を繰り返す中で、「会社で働きたくない」という思いが徐々に強くなりました。
そんな中、リモートワークを中心に仕事をするようになり、ストレスが大幅に軽減される経験をしました。
また、会社に頼らない生活を目指して始めたブログは、まだ生活費をすべて賄う収益には至っていませんが、自分らしい働き方を模索する大きな支えとなっています。
この記事では、私自身の経験を通じて、「引きこもり」や「働くことのストレス」がメンタルヘルスにどう影響するのか、そしてストレスを軽減するためにどのような工夫ができるのかについてお話しします。
同じように、働くことにストレスを感じたり、引きこもりがちな生活を送っている方が、少しでも前向きに自分の生き方や働き方を考え直すきっかけになればと思います。
筆者の情報
適応障害で2度休職した際、会社で働くことに限界を感じ、ブログ運営をスタート。
私と同じように「働きたくないけど、どうしても稼ぎたい」と感じている方に向けて、自分の経験をもとにブログでの収益化のコツや実践方法を共有しています。
ストレスの原因となる「会社で働くこと」とその影響
働くことには、充実感や自己成長の機会がある一方で、日々の職場環境や人間関係が原因でストレスを感じることも少なくありません。
特に「会社に出勤する」という働き方は、様々な要因から私たちに重圧をかけ、気づかぬうちに心身を疲弊させることがあります。
私もその一人であり、適応障害を発症した経験を通して、会社で働くことがいかに大きな負担になるかを痛感しました。
ここでは、私自身が会社で働く中で感じた具体的なストレスの要因と、その影響について詳しくお話ししたいと思います。
働くこと自体がストレスになる理由
現代社会では、多くの人が「働くこと」そのものに大きなストレスを感じています。
特に、日本の働き方には、長時間労働が当たり前になっていることや、上司や同僚との関係を重視する文化が根強く残っています。
このような環境では、仕事に行くだけでも精神的な負担が重なり、心が疲れてしまうことが珍しくありません。
私も例外ではなく、適応障害を発症したときには、
「そもそも働くことってこんなにも大変で辛いものなのか?」
と考えさせられることが増えていきました。
実際に感じたストレスの具体例
会社で働く中で私が感じた主なストレスは、以下の通りです。
- 出社や出張
- 仕事内容
- 職場の雰囲気
まず、出社と出張に関してですが、もともと家からあまり出たくない性格の私にとって、毎日片道1時間半かけて満員電車で通勤するのは大きな負担。
さらに、地方への出張も多く、知らない土地で慣れない環境に身を置くたびにストレスを感じていました。
また、配属された部署の仕事内容も私にとってはプレッシャーでした。
本来、人と密接に関わることが苦手なタイプの私ですが、希望していた部署とは違う配属先では、社内外の人とのコミュニケーションが重要視される仕事が多く、そこでも大きなストレスを抱えることに。
社内の人やお客様との頻繁なやり取りは、気疲れすることが多かったです。
さらに、職場の雰囲気もストレスの要因でした。
長時間労働が当たり前で、残業するのが暗黙のルールのようになっていたり、飲み会の欠席が許されないような雰囲気もあったのです。
また、席を外している人の悪口が飛び交うこともあり、他人の目を気にしがちな私にとっては居心地の悪さを感じる場面が多くありましたね。
こうした職場の文化や人間関係が、会社に行くことそのものをつらくしていたのだと思います。
ストレスがメンタルヘルスに与える影響
こうした日々のストレスは、確実に私のメンタルヘルスに影響を及ぼしました。
具体的には、以下のような変化が心と体に起きたのです。
- 会社に行きたくなくなる
- 人と話したくなくなる
- 不安で眠れなくなる
- 集中力が落ちる
- 会社に近づくと頭痛・動悸が起こる
毎朝気力が湧かなくなり、家を出るのが苦痛になるほど。
精神的な疲労感が重なり、身体にも影響が出てきたのを感じました。
次第に「自分はこの生活をずっと続けていけるのだろうか?」という不安も膨らんでいったのです。
適応障害発症の経験から見えた「働くことのあり方」への疑問
適応障害を発症した経験を通して、私は「働くこと」そのものについて改めて考えるようになりました。
無理して会社に行き続けることが本当に自分にとっての正解なのか?
他にもストレスを感じずに働ける方法はあるのではないか?
そうした疑問が頭に浮かぶようになりました。
そして、「もしかしたら会社に依存せず、もっと自分らしい働き方を選べるのでは?」という考えが、少しずつ私の中で芽生えていったのです。
引きこもり生活によって得られた「ストレス軽減」の効果
リモートワークや自宅で過ごす時間が増える「引きこもり生活」には、意外なストレス軽減効果がありました。
適応障害をきっかけに出勤が難しくなった私は、会社で働くことがストレスにならない方法を模索する中で、リモートワークに切り替え、自宅での生活スタイルを整え始めました。
通勤や人間関係のストレスが減ったことで、心の負担が軽くなり、自分らしいペースで働けることが大きな救いになったと感じています。
ここでは、リモートワークや引きこもり生活がもたらした具体的なストレス軽減効果や、生活や働き方にどのような変化が生まれたかについてお話しします。
リモートワーク・引きこもり生活への移行
適応障害をきっかけに、私は会社に出勤すること自体が大きな負担になっていることに気づき、リモートワークへと移行することを決断。
それまで、「働く=出勤」という固定観念が強かった私にとって、在宅で働くことは初めての経験であり、最初は「本当にこの形で働けるのだろうか?」という不安もありました。
しかし、実際に在宅勤務を始めてみると、思いのほか自然に仕事ができ、徐々に会社に頼らない働き方への意識が芽生えていきました。
リモートワークのメリットとストレス軽減効果
リモートワークに変わってまず実感したのは、通勤がなくなったことで心と体が本当に楽になったという点です。
これまで朝の出勤前から既に疲れを感じ、会社に着くまでに一仕事終えたような気持ちになっていました。
しかし、家で仕事を始められることでまったく違った1日を過ごせるようになりましたね。
また、出勤しないことで人間関係のストレスも減り、集中して仕事ができるように。
職場で感じていた重圧感が薄れ、以前よりも自然体で仕事に向き合えるようになったのは、私にとって大きな救いでした。
引きこもり生活による気づきや心の変化
自宅で過ごす時間が増えたことで、自分のペースで過ごせる心地よさにも気づくことができました。
静かな自宅の環境では、ふと心が落ち着き、これまで忙しさで見失っていた「自分が本当にやりたいこと」や「自分に合ったペース」というものを見つめ直す時間が生まれたのです。
また、在宅勤務に切り替えることで、仕事の合間に軽く運動をしたり、趣味の時間を持ったりと、生活全体の充実感も増しました。
そのため、生活が仕事に縛られず、自分らしさを感じられるようになったと感じています。
リモートワークの課題と引きこもり生活のバランスのとり方
もちろん、引きこもり生活には「孤独感」や「運動不足」といった課題もあります。
正直、私は元々人とかかわりたくない性格だったので、引きこもり生活になっても孤独感はありませんでしたね。
運動不足については、日々のルーチンとして軽い運動を取り入れる工夫をしています。
引きこもり生活でも無理なく続けられる小さな対策を講じることで、生活に適度な刺激と心地よいリズムを保つことができています。
一人でいることの良さと引きこもり生活の工夫
リモートワーク中心の生活になってから、外出する機会が減り、引きこもりのような生活スタイルが定着しました。
多くの人にとって、自宅で一人の時間が増えると孤独を感じやすくなるかもしれませんが、もともと人と関わることが得意ではない私にとって、これはむしろ安心できる環境でした。
一人で過ごすことが増えても孤独感を感じることはなく、自分のペースで生活できることで、かえってストレスが軽減されたように思います。
ここでは、引きこもり生活を通じて実感した一人でいることのメリットや、生活リズムを整えるための工夫についてお話しします。
引きこもり生活を始めた当初の心境
リモートワーク中心の生活になり、自然と引きこもり生活が始まりました。
正直なところ、私は元々人と関わることが得意ではない性格だったので、孤独感を感じることはありませんでした。
むしろ、一人で過ごす時間が増えたことで気が楽になり、ようやく自分のペースで生活できる心地よさを実感するようになりましたね。
人付き合いに対するプレッシャーがなくなり、ストレスも減ったように感じています。
一人でいることのメリット
引きこもり生活を続けていく中で、一人でいることの良さをさらに実感するようになりました。
私が感じた一人でいることのメリットはこちら。
- 対人関係のストレスが減る
- 自分のペースで過ごせる
- 静かな環境で集中できる
- 気分転換のタイミングを自由に取れる
- 余計なコミュニケーションが減る
対人関係の悩みや職場で感じていた人間関係のストレスから解放され、心が軽くなったように感じています。
自分のペースで仕事を進めたり、生活のスケジュールを調整できるので、精神的にもとても落ち着きます。
自宅で過ごすことで、気を使わずにリラックスできる時間が増えたことは、私にとって大きなメリットです。
引きこもり生活で意識しているポイントや工夫
ただ、引きこもり生活ではあるものの、家にこもりっぱなしだと生活が単調になってしまいます。
そのため、以下のように、健康管理やリフレッシュなどには気を使っています。
健康管理
- 軽い運動を取り入れる
- 食事の時間や栄養バランスに気をつける
生活リズムの維持
- 起床・就寝時間を一定に保つ
- 仕事と休憩のメリハリをつけるためのタイマー活用
気分転換の工夫
- 音楽を聴いたり、お気に入りの映画やドラマを観る時間を確保する
- 趣味の時間を積極的に取り入れる
生活空間の整備
- 居心地の良い空間づくりのために、定期的に掃除や整理整頓を行う
- 仕事と休息のスペースを分け、オンとオフの切り替えをしやすくする
たとえば、軽くストレッチをしたり、時々散歩に出かけたりして、体を動かすことを心がけていますね。
また、仕事の合間に趣味の時間を取り入れたり、お気に入りの音楽を聴いたりすることで、メリハリをつけた生活を送るようにしています。
こうすることで、一人の時間も充実感があり、気分転換にもなりますよ。
ブログを通じた自己実現と収益化の挑戦
適応障害をきっかけに、会社での働き方に限界を感じるようになり、
「会社に依存せずに生きる道を模索したい」
という思いが芽生えました。
そこで始めたのがブログです。
自分の経験や考えを発信し、同じような悩みを抱える人たちとつながることで、働き方や生き方に対する視野が広がり、少しずつ自己実現への道を感じられるようになりました。
ここでは、ブログを通じて自己実現に挑戦しながら収益化を目指す過程で得られた気づきや、ブログ運営の難しさ、そしてやりがいについてお話しします。
ブログを始めたきっかけと動機
適応障害を発症してから、私は「会社に依存せずに生きる手段が欲しい」と強く考えるようになりました。
働くこと自体がストレスになっていた私にとって、会社での仕事以外に自己表現できる場や、自分の経験を活かして収入を得られる方法を模索した結果、たどり着いたのが「ブログ」でした。
自分の考えや経験を自由に発信できるブログは、私にとって新しい挑戦であり、他の誰にも縛られず、自分らしく情報を発信するための手段としてピッタリだったのです。
ブログ運営を通じて得られたもの
ブログを始めてからは、記事を書き、公開するというシンプルな行為を通じて、少しずつ自分のペースを取り戻せるようになりました。
読者から共感や応援のコメントをいただけることで、
「自分の経験が誰かの役に立っているんだ」
と感じられ、自己肯定感が少しずつ高まっていきました。
また、ブログを通じて同じように適応障害や働き方に悩む人たちとつながれることで、
「働くことに対して前向きに考えられるきっかけが生まれた」
と感じています。
会社の枠にとらわれずに働く選択肢があると気づけたことは、私にとって大きな発見でした。
収益化への挑戦とその難しさ
一方で、ブログの収益化は簡単なことではなく、その難しさも痛感しています。
アクセスを増やそうと工夫を重ねても、収益が思うように上がらない時期も多々ありました。
そんな中、SEOやキーワード選定について学び直したり、記事内容をリライトするなどして、試行錯誤を繰り返しています。
収益化はすぐには結果が出ないものです。
しかし、少しずつでも改善していくことで、着実に成果に近づけるのではないかと感じています。
この挑戦の過程自体が、自分にとって大きな成長の機会だと思っています。
ブログ運営におけるやりがいと今後の目標
ブログ運営を続ける中で、少しずつではありますが、
「自分の力で収入を得られるかもしれない」
という実感がわいてきました。
この達成感や、誰かの役に立てているという実感が、私にとってブログ運営の一番のやりがいです。
今後の目標は、会社に依存しない働き方を確立し、最終的にはブログの収益で生活費を賄えるようになることですね。
これからも一歩一歩成長し、読者に役立つ情報を発信し続けていきたいと思います。
実践しているストレス軽減方法
ストレスを軽減するためには、無理をせず、日々の生活の中で少しずつ取り入れられる方法を意識することが大切です。
私も、引きこもり生活やリモートワークで過ごす中で、自分に合ったストレス軽減の工夫を続けてきました。
毎日のルーティンやリラクゼーション方法、健康維持の習慣など、どれも小さなことですが、続けることで心が安定し、ストレスが軽減されていると感じています。
ここでは、私が日々実践している具体的なストレス軽減の方法についてご紹介。
日常のルーティン
日々の生活の中で、特に朝と夜の時間を大切にしています。
朝は目覚めてから軽いストレッチをすることで、体をゆっくり目覚めさせ、気分をリフレッシュ。
夜にはリラックスできる音楽を聴きながら、寝る前のひとときを過ごすようにしています。
こうしたルーティンを取り入れることで、一日の始まりと終わりにしっかりとリラックスする時間ができ、心が安定しやすくなりました。
リラクゼーション方法
ストレスを感じたときには、簡単にできる深呼吸や瞑想を取り入れています。
深呼吸はその場でできるため、気持ちが落ち着かない時に手軽に実践できるリラクゼーション法です。
また、好きな香りのアロマオイルを焚いて、香りを楽しみながら心を落ち着かせる時間もいいでしょう。
こうしたリラクゼーションの時間を設けることで、気持ちの切り替えがしやすくなりますよ。
健康維持と運動習慣
心の安定のために、体を動かす習慣も意識しています。
日中に軽くウォーキングをしたり、毎日ストレッチを少しでも取り入れたりすることで、体と心のバランスを保つことが可能です。
体を動かすことで自然と気分もリフレッシュでき、精神的な負担が軽減されていると感じています。
デジタルデトックスとメディアの活用法
意識的にデジタル機器から距離を置く時間も確保しています。
常にスマホやPCに触れていると無意識のうちに疲れがたまることがあるのです。
そのため、SNSやニュースをオフにして、デジタルから離れる時間を取り入れています。
また、気分転換には自分の好きなYouTubeチャンネルや音楽を楽しむことも効果的ですよ。
適度に情報をシャットアウトすることで、心のリセットができています。
趣味や自己投資の時間
日々のストレスを軽減するために、趣味や自己投資の時間も積極的に取り入れています。
好きな本を読んでリラックスしたり、ブログを書くことが、日々の楽しみ。
これらの時間は自己成長にもつながり、ストレス解消と同時に自分にとっての充実感を得られる貴重なひとときです。
まとめ:自分に合った生き方と働き方を見つけることの大切さ
適応障害をきっかけに、私は会社での働き方に限界を感じ、リモートワークや引きこもり生活へとシフトしました。
そして、そこで得られたのは「自分に合った働き方」と「無理なく過ごせる生活リズム」の大切さです。
ブログを通じて、自分のペースで情報を発信しながら、会社に依存しない働き方を少しずつ築くことができています。
ストレスが多い環境から一歩引いて、自分自身を見つめ直すことで、自分にとって本当に大切なものや心地よい生き方が見えてきました。
無理をせず、日々の生活に小さなリラクゼーションやストレス軽減方法を取り入れることで、心身のバランスも保ちやすくなっています。
誰にでも合う働き方や生活スタイルは異なりますが、少しずつ自分に合った方法を見つけることで、日々の生活により充実感を感じられるようになるかもしれません。
この記事が、同じように働き方や生き方について悩む方々のヒントになれば幸いです。