6年やって分かった「意味なかった努力」ブログで消耗していた無駄な作業

ブログを6年以上続けてきました。
正直に言うと、その間かなりの時間をブログに使ってきたと思います。

平日は仕事が終わってから、
休日も「少しでも前に進みたい」と思ってパソコンを開いていました。
記事を書き、調べ、直し、デザインを整え、また悩む。
「今日は何もしていない」という日は、ほとんどなかったはずです。

それでも、結果はほぼ出ませんでした。
アクセスも収益も、胸を張って言えるものはないまま、
気づけば6年以上が過ぎていました。

今振り返ると、当時の自分はサボっていたわけでも、
本気じゃなかったわけでもありません。
むしろ、「ちゃんとやっているつもり」だったからこそ、
間違った方向に長く進んでしまったのだと思います。

この記事では、
6年間ブログを続けて分かった「意味なかった努力」について書きます。
自分を責めるためでも、誰かを否定するためでもありません。

同じように、
「頑張っているのに成果が出ない」
「何が間違っているのか分からない」
と感じている人が、少しだけ気持ちを整理できるように。

まずは、
「決してサボっていたわけではなかった」というところから、
話していきます。

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6年間、かなりの時間をブログに使ってきた

ブログを始めてからの6年間、
振り返ってみると、生活の中にブログがあるのが当たり前になっていました。

平日は仕事が終わってから1〜2時間ほど。
休日も、まとまった時間が取れる日はパソコンを開いていました。
「今日は何もできなかった」と感じる日を減らそうとして、
少しでもブログに触れることを意識していたと思います。

記事を書くことだけでなく、
構成を考えたり、情報を調べたり、
デザインを調整したり、過去記事を見直したり。
作業内容はその時々で変わっていましたが、
ブログに向き合う時間自体は、ずっと確保していました。

少なくとも、
「忙しかったから何もしていなかった」
「気が向いたときだけ触っていた」
という状態ではなかったと、今でも言えます。

決してサボっていたわけではなかった

ブログを続けていた6年以上の間、
少なくとも「時間を作らなかった」ということはありませんでした。

平日は仕事が終わってから1〜2時間ほど。
休日も、2〜3時間はブログに向き合う時間を取っていました。
毎日必ず更新していたわけではありませんが、
ほぼ毎日、何かしらブログに触れている状態ではありました。

やっていた作業も、記事を書くことだけではありません。

記事の執筆や構成の見直し

本やブログ、SNS、YouTubeでの情報収集

テーマ設定や装飾などのデザイン調整

過去記事のリライト

キーワードの調査

当時の自分なりに、
「ブログ運営に必要だと思われること」は一通りやっていたと思います。

数字で見ても、それなりに積み重ねてきました。
公開した記事は6年間で200記事以上。
未公開や下書きの記事も、50本近く残っています。
更新頻度は時期によってばらつきはありましたが、
調子のいい時期には毎日1本更新していたこともあり、
比較的安定している時期は週1〜2本ペースで書いていました。

当時は、
「これだけやっていれば、いずれ伸びるはず」
「正しい努力を積み重ねているつもりだ」
と、本気で思っていました。
周りより成長が遅いと感じることはあっても、
頑張り続ければ、いつかは結果が出ると信じていたのだと思います。

ちなみに、
本業が忙しすぎて時間が取れなかったわけでもありません。
途中からはリモート環境の会社に転職し、
ブログに使える時間は、むしろ作りやすい状況でした。

成果が出ずにブログから少し距離を置いた時期はありましたが、
その間も完全に何もしなかったわけではなく、
ノウハウを探したり、スマホのメモ帳にアイデアを書き留めたりしていました。
作業環境(PCやネット)が原因だったとも思っていません。

だからこそ、
次に書く話が、より残酷になります。

それでも、成果はほぼゼロでした。

それでも成果はほぼゼロだった

これだけ時間を使ってきましたが、
成果と呼べるものは、ほとんどありませんでした。

アクセス数で見ると、
調子がいいときでも月間PVは3,600ほど。
普段は600前後を行き来している状態でした。
「少し伸びたかもしれない」と感じる瞬間はありましたが、
それが安定して続くことはありませんでした。

収益も同じです。
6年間で一番よかった月でも2,000円ほど。
平均すると、月200円程度だったと思います。
最初の5年間は、ほぼゼロに近く、
アドセンスで数円が発生するくらいの時期が長く続きました。

ブログを始めた当初は、
「まずは月1万円」を目標にしていました。
初心者でも、早ければ半年ほどで月1万円は可能、
そんな情報をいくつも目にしていたからです。
それが、副業としての最初の壁だと思っていました。

6年続けて、そのラインには一度も届いていません。
5年目に初めてアフィリエイト商品が1件だけ成約し、
2,000円の報酬が発生したことはありました。
そのときは、「このまま続ければ伸びるはずだ」と期待しましたが、
それ以降、同じような成果が再現されることはありませんでした。

数字が上がればモチベーションは上がり、
変化がなければ下がる。
そんな状態を、何年も繰り返していました。
特に、アクセスも収益も動かない期間が続くと、
「このブログを続ける意味はあるのか」と考えるようになります。

ちなみに、
アフィリエイトやアドセンスを入れていなかったわけでもありません。
成功している人のノウハウを調べて、
自分なりに取り入れて運営していました。

それでも、
収益やアクセスが右肩上がりで伸びていく感覚を、
最後まで掴むことはできませんでした。

意味なかった努力①「作業している感だけの時間」

今振り返ってみると、
成果に繋がらなかった理由のひとつは、
「作業している感」だけが強い時間を、かなりの割合で使っていたことだと思います。

当時の自分は、
ブログに向き合っている時間そのものを「努力」だと考えていました。
パソコンを開いて何かをしていれば、
前に進んでいるつもりになれていたからです。

実際、手は動いていました。
でもその多くは、
成果に直結するかどうかを深く考えないまま続けていた作業でした。

特に時間を使っていたのが、
記事の中身よりも、見た目や整え方の部分です。
次からは、その具体的な話をします。

デザインや装飾に時間をかけすぎていた

当時の自分は、
記事の中身以上に、ブログの見た目に時間を使っていました。

テーマの色や余白を微調整したり、
H2・H3の見出しデザインを変えてみたり。
注意書きや補足用のボックス装飾、
ボタンや吹き出し、ランキング表示など、
「少しでも見やすくしたい」と思って、あちこち触っていました。

アイキャッチ画像を作っては修正し、
CSSを調べて少し書き換えてみる。
うまくいかなければ元に戻して、また別の方法を探す。
そんな作業を、何度も繰り返していました。

特にこの手の作業をしていたのは、
ブログのモチベーションが下がっている時期です。
文章を書く気になれず、
「今日は記事は書けないけど、デザインくらいなら…」
と、別の作業に逃げていた感覚もありました。

一度装飾を触り出すと止まらず、
気づけば2週間ほど、
毎日2時間くらいデザイン周りをいじっていたこともあります。
その間、文章はほとんど書いていませんでした。

当時は、
見た目を整えることで、ブログが前に進んでいる気がしていました。
でも現実には、
デザインを変えてもアクセスは増えず、
収益に変化が出ることもありませんでした。

今なら分かります。
それは「やるべき作業」を後回しにして、
「やっている感」が出やすい作業を先にやっていただけだったと。

デザインや装飾が無意味だったわけではありません。
ただ、ブログが伸びていない段階では、
効果が見えにくい作業に時間を使いすぎていました。

完璧を目指して公開が遅れた

記事を書き終えたはずなのに、なかなか「公開」ボタンを押せないことが何度もありました。
文章が分かりにくいのではないか、他の記事と比べて質が低いのではないか。「この内容で本当に公開していいのか」と不安になり、何度も読み返してしまっていたのです。

アイキャッチや装飾がまだ整っていない気がして、「もう少し整えてからにしよう」と後回しにすることもありました。
一度下書きに戻すと、数日、ひどいときは何週間もそのまま止まってしまうこともありました。

不安になるたびに、他のブログ記事を読んでは自分の記事を直し、また不安になって修正する。
その繰り返しで、完成しているはずの記事が、いつまでも下書きのまま残っていきました。

当時は、間違ったことを書きたくなかったし、失敗もしたくありませんでした。
アクセスが少ない状態でも、もし読まれるなら「ちゃんとしたものを出したい」という気持ちが強く、「ちゃんとしたブロガー」に見られたい意識もあったと思います。

その結果、1記事を公開するまでに必要以上の時間がかかり、次第に「書くこと」そのものが重くなっていきました。
今振り返ると、どれだけ考えても、公開しなければ評価も改善もされません。
完璧を目指すほど、前に進めなくなっていたのだと思います。

意味なかった努力②「目的のない記事量産」

記事数を増やすこと自体は、間違いだとは思っていませんでした。
むしろ当時は、「とにかく書き続けることが大事」「量を書けば、いつか当たる記事が出るはず」と本気で信じていました。

実際、6年間で200記事以上を書き、下書きも含めればそれ以上の数になります。
更新が止まっていないという事実が、自分にとっては「ちゃんと前に進んでいる証拠」でした。

ただ今振り返ると、その多くの記事には、はっきりした目的がありませんでした。
誰に向けて、何を届けるための記事なのか。そこが曖昧なまま、数だけを積み上げていたのです。

この「目的のない記事量産」は、当時の自分にとっては努力でしたが、結果的にはほとんど意味のない時間になっていました。

誰に向けた記事か分からなかった

当時の私は、「読者像が大事」という言葉は知っていました。
でも正直、具体的な誰かを思い浮かべるのは難しく、すべて「過去の自分」を読者にして記事を書いていました。

ブログを始めたばかりで不安だった頃の自分。
稼げるか分からず、とにかく情報を探していた頃の自分。
そういう自分に向けて書いているつもりでした。

一方で、記事テーマの決め方はかなり機械的でした。
キーワードツールで検索ボリュームを調べ、
高すぎず低すぎない「月1000回前後」のキーワードを拾って、
それを順番に記事にしていく、というやり方です。

記事同士のつながりや、
「このブログ全体で誰を助けたいのか」までは考えていませんでした。
とにかくキーワードを消化していく感覚に近かったと思います。

その結果、記事の中身はどうなっていたかというと、
読者の悩み → 解決、という形にはなっていませんでした。

・自分の体験談はほとんど入っていない
・ネットで調べた情報をまとめ直しただけ
・どこかで見たことがあるような内容

今読み返してみると、自分でも「これ、誰向けの記事なんだろう?」と首をかしげるものばかりです。

キーワードは設定している。
読者像も「過去の自分」と決めている。
それなのに、読者の顔が見えない文章になっていた。

今なら理由ははっきりしています。
「自分が書きたいこと・書けること」と、「読者が知りたいこと」は別だったからです。

そのズレに気づかないまま、
「ちゃんと調べて書いているから大丈夫」
「数を書けば、そのうち当たるはず」
そう思いながら、目的のない記事を量産していました。

この時点で、すでに努力の方向は大きくズレていたんだと思います。

書いた本人しか読まない記事になっていた

記事を公開しても、ほとんど反応はありませんでした。
アクセス解析を見ても、数字はほぼ動かない。
Search Consoleでも、表示回数もクリック数も増えず、
数ヶ月経っても順位は圏外、もしくはかなり下の方のままです。

アクセスがあったとしても、そのほとんどは
「ちゃんと表示されているか」を確認するために自分で開いたもの。
アナリティクスを見ると、滞在時間は極端に短く、
「読まれている」という感覚はまったくありませんでした。

当時は理由が分かりませんでしたが、
今振り返ると原因ははっきりしています。

検索意図に、ちゃんと答えられていなかった。
情報は浅く、どの記事も「これを読めば解決する」という決定打がない。
同じジャンル・同じキーワードで検索上位に出てくる記事と比べると、
文章の質も、内容の深さも、正直まったく敵いませんでした。

それでも当時の自分は、
「なぜ伸びないのか分からない」
「じゃあ、もっと記事を書けばいいのかもしれない」
そう考えて、さらに量を増やそうとしていました。

記事を書いているときも、公開したあとも、
「誰かに読まれているイメージ」は一切湧いていなかったのに、
その違和感を深く考えずに、見ないふりをしていたんだと思います。

今なら分かります。
読者がいない記事は、存在していないのと同じです。
検索されても、読まれなければ意味はない。

目的のないまま書かれた記事は、
結局、書いた本人しか読まない記事になってしまう。
私が6年間やっていた「記事量産」は、まさにその状態でした。

意味なかった努力③「ノウハウコレクター化」

成果が出ない状態が長く続くと、
「やり方が間違っているのかもしれない」
そう考えるようになりました。

努力が足りないとは思えない。
時間も使っているし、記事数も増えている。
それでも結果が出ないのなら、原因は「知識」なのではないか。
そうやって、次第に答えを外に求めるようになっていきました。

そこから始まったのが、いわゆるノウハウコレクター化です。
教材、有料情報、経験者の発信。
「これならいけるかもしれない」というものを見つけては、
次々と手を出すようになりました。

当時の自分は、学んでいるつもりでした。
でも今振り返ると、それは実践に結びつかない努力になっていました。

教材・有料情報を次々と試した

成果が出ない状態が続くと、
「やり方が間違っているんじゃないか」
そんな不安が強くなっていきました。

そこで私がやったのは、ノウハウを集めることでした。

Kindle Unlimitedで、ブログ収益化や文章の書き方に関する本を片っ端から読む。
気づけば10冊以上は読んでいたと思います。
それに加えて、「これなら収益につながるかもしれない」と思った
ブログ記事の構成・書き方系の情報商材も購入しました。金額は1万円ほどです。

YouTubeでは、ブログで成功している人の発信を毎日のように見ていましたし、
X(旧Twitter)やブログでも、稼いでいる人のノウハウを追いかけていました。

特にノウハウを探していたのは、
記事を書いても反応がなかったときや、
アクセスや収益がまったく伸びなかった時期です。

努力が足りないとは思えなかった。
だからこそ、「正しいやり方」を早く知りたい気持ちが強かったんだと思います。
遠回りせずに済む方法を探していましたし、
これまでの努力を無駄にしたくないという焦りもありました。

ノウハウを読んだ直後は、
「なるほど、そういうことか」
と分かった気になります。
「これで変われるかもしれない」
そんな希望も、毎回少しだけ湧いていました。

実際、書籍や教材に使ったお金は、合計で1万5千円ほどです。
金額だけ見れば大きくないかもしれませんが、
問題は時間の使い方でした。

ブログの成果が出ず、記事を書くモチベーションが落ちているときほど、
ノウハウを見る時間が増えていきました。
その期間は、記事を書かずに、
毎日2〜3時間ほど情報を探し続ける。
ひどいときは、それが1か月近く続いていました。

こうして、学んでいるつもりの時間だけが増えていったのです。

実践しきれないまま次へ移っていた

集めたノウハウを、
最初から最後までその通りに実践できたものは、ほとんどありませんでした。

「これは自分には合わないかもしれない」
そう感じて途中でやめたり、
一部だけ取り入れて、結局中途半端なまま終わったり。
慣れるまで時間がかかりそうだと思うと、
いつの間にか別のやり方に目移りしていました。

実践が止まるタイミングも、だいたい同じです。
最初の1〜2記事だけ試して終わる。
下書きでノウハウ通りに書いてみたものの、
「なんかしっくりこない」と感じて公開しない。
ノウハウ通りにやろうとすると、
1記事にかかる時間が一気に増えて、途中でやめてしまう。

一番の理由は、成果がすぐに出なかったことでした。
「このまま続けて本当に大丈夫なんだろうか」
そんな不安が、常に頭の片隅にありました。

すると次に出てくるのが、
「このノウハウは自分には合っていないのかもしれない」
という考えです。

そう思ったタイミングで、
別の人のやり方や、新しい情報が目に入る。
そっちの方が、なぜかうまくいきそうに見える。
そしてまた、「これなら変われるかもしれない」と希望を感じて、
次のノウハウに手を伸ばす。

この繰り返しでした。

今なら分かります。
ノウハウが増えれば増えるほど、
やるべきことはシンプルになるどころか、むしろ見えなくなっていました。
実践しない限り、どれだけ知識を集めても、現実は何も変わらない。

でも当時の自分は、
「学び続けている自分=前に進んでいる自分」
そう思いたかったんだと思います。

結果として、動いているつもりで、ほとんど前に進めていませんでした。

意味なかった努力④「数字を追いすぎた」

作業もしている。
記事も書いている。
ノウハウも学んでいる。

それでも成果が出ない状態が続くと、
気づけば意識は「何をするか」ではなく、
「数字がどうなっているか」に向いていました。

アクセス数、PV、収益。
本来は指標でしかないはずの数字が、
いつの間にか、自分の努力や価値を判断する基準になっていたのです。

この「数字を追いすぎる状態」は、
一見すると真面目で意識が高いように見えます。
でも実際は、心を消耗させ、判断を鈍らせる原因になっていました。

当時の私は、そのことにまったく気づいていませんでした。

PVや収益を毎日確認していた

ブログをやっていた6年間、
アクセス数と収益は、ほぼ毎日欠かさず確認していました。

パソコンを起動したら、まずアナリティクスを開く。
記事を書く前に、今日のPVと収益を見る。
それが完全に習慣になっていました。
外出しているときでも、気になればスマホで確認することもありました。

見ていたのは、
GoogleアナリティクスのPV・ユーザー数、
Search Consoleの表示回数やクリック数、
そしてアドセンスやアフィリエイトの成果画面です。

数字が少しでも伸びていると、
「このまま続ければいけるかもしれない」と安心します。
逆に、変化がない日や下がっている日は、
一気に気持ちが落ち込み、焦りを感じていました。
何も起きていない数字を見ると、
自分が無力に思えてしまうこともありました。

なぜそこまで数字を見ていたのかというと、
努力が報われているかを確認したかったからです。
成果が出ていない不安を、数字で埋めようとしていた部分もありました。

たとえ収益がほとんど出ていなくても、
「アクセスは少し増えている」
「広告はたまにクリックされている」
そう思えれば、まだ伸びる可能性があると自分に言い聞かせることができたからです。

でも、その数字チェックは、行動にも影響していました。
記事を書く前に数字を見てしまい、
悪い数字の日は、やる気が一気に削がれる。
気持ちが乗らないまま作業を始めて、
結局、集中できない日も多かったです。

今なら分かります。
数字を頻繁にチェックするほど、
ブログのモチベーションは大きく揺さぶられていました。
数字を見ていたというより、
数字に振り回されていた、という方が近かったと思います。

伸びない=失敗だと決めつけていた

当時の私は、結果が出るまで待つことができませんでした。
判断が、今思えばかなり早かったと思います。

記事を公開してから、だいたい1ヶ月。
その時点で、PVが10以下、収益はゼロ。
この状態が続くと、
「この記事はダメだ」
「やり方が間違っている」
そうやって、失敗だと決めつけていました。

まだ検証もしていない段階なのに、
記事の方向性をすぐに変えたり、
テーマやジャンルそのものを疑い始めたり。
次第に、書くこと自体が嫌になっていきました。

その判断をさらに早めていたのが、他人との比較です。
SNSやブログで目に入る、
「短期間で成果を出しました」という報告。
自分より後に始めた人が、
あっという間に伸びているように見える。

どれだけノウハウを取り入れてみても、
検索上位に表示されている記事と比べると、
自分の記事はどうしても劣って見えました。
そのたびに、
「やっぱり自分には才能がないのかもしれない」
そんな考えが頭をよぎります。

気づけば思考は単純になっていました。
結果が出ない=やり方が間違っている。
結果が出ない=自分に向いていない。
伸びない時間は、すべて無駄。

今なら分かります。
本当は、「なぜ伸びないのか」を
もっと落ち着いて検証する必要がありました。
でも当時の私は、数字だけを見て、
早すぎる結論を出し続けていたのです。

今なら分かる「無駄だった」本当の理由

ここまで、
「意味なかった努力」として、当時の行動や考え方を振り返ってきました。
正直に書いていても、少し胸が痛くなる部分があります。

ただ、今の私は、
「あの努力は全部ムダだった」とは思っていません。

問題だったのは、努力の量でも、真剣さでもなく、
努力の“方向”がズレていただけだった。
そして、そのズレに気づくために、
あの遠回りが必要だったとも感じています。

この章では、
当時の自分を責めるためではなく、
「なぜ報われなかったのか」を、今の視点で整理します。

同じように、
「これだけやっているのに成果が出ない」
と感じている人にとって、
少し視点が変わるきっかけになれば嬉しいです。

努力の方向がズレていただけだった

当時の私は、
「アクセス数が増えて、収益が伸びていくこと」を正解ルートだと思っていました。

成功している人たちが発信しているノウハウを見て、
「この通りにやれば、自分も同じルートに乗れるはずだ」と信じていました。
実際、試行錯誤している感覚もありましたし、
自分なりにちゃんと頑張っている実感もありました。

でも今振り返ると、
その努力は成果につながる“方向”を向いていなかっただけだったと思います。

たとえば、
記事数はそれなりに書いていましたが、
「数を増やすこと」自体が目的になっていて、
一つひとつの記事の質には十分に向き合えていませんでした。

ノウハウもたくさん学びましたが、
全部を実践しきる前に、
「これは合わないかも」と次の方法に移ってしまう。
結果として、どのやり方も中途半端なままで終わっていました。

本当は、
・検索意図をもっと深く考えること
・試したことを検証してから次に進むこと
・記事の質に腰を据えて向き合うこと
こうした部分を、最優先にすべきだったのだと思います。

でも当時の私には、それが見えていませんでした。
アクセスや収益が伸びなければ、すぐに「失敗だ」と判断してしまい、
立ち止まって考える前に、次へ次へと移っていたからです。

どれだけ試行錯誤しても数字に表れず、
最後に残ったのは「虚しさ」だけでした。

それでも今ならはっきり言えます。
努力できていなかったわけではない。
ただ、向いている方向が少しズレていただけだった。

もしあの頃、
同じ努力を、正しい方向に向けられていたら、
結果はまったく違っていたかもしれません。

当時は必要な過程だったとも思っている

正直に言えば、あの6年間は「失敗」だったと思っています。
時間もかけたし、結果も出なかった。
胸を張って成功だったとは言えません。

ただ同時に、
あの6年間がなければ、今のこの視点には立てていなかった
とも強く感じています。

成果は出ませんでしたが、6年以上ブログを続けてきたことで、
WordPressの基本操作や記事構成、ある程度の文章量を書くことへの耐性は身につきました。
そして何より大きかったのは、
「ノウハウをそのまま信じなくなったこと」です。

当時は、成功している人の言葉をほぼ疑わず、
「これをやれば伸びるはず」と思い込みながら行動していました。
今振り返ると、それが遠回りだったと分かりますが、
その失敗を実際に体験したからこそ、
今は情報を一歩引いて見ることができています。

もしこの失敗経験がなかったら、
おそらく今も同じように
「なぜ伸びないのか分からない」
「次はどのノウハウを試せばいいんだろう」
と悩み続けていたと思います。

だから、当時の自分に声をかけるなら、こう言いたいです。

やり方は間違ってたけど、
頑張ってたこと自体は否定しなくていい。

努力の方向はズレていました。
でも、努力しようとしていた事実まで無意味だったとは思っていません。

そしてこれは、今この記事を読んでいるあなたにも伝えたいことです。

今までの努力がうまくいかなかったとしても、
方向を修正すれば、過去の努力は意味を持ち始めます。

少なくとも私は、
「全部無駄だった」と切り捨てなくてよかったと思っています。

次に整理したいのは「成果が出ないときの勘違い」

ここまで振り返ってみて、
「意味なかった努力」は、行動面だけの話ではなかったと感じています。

デザイン、記事量産、ノウハウ収集、数字チェック。
確かにやり方はズレていました。
でも、それ以上に大きかったのは、
成果が出ないときの“考え方”そのものがズレていたことです。

当時の私は、
伸びない=失敗
成果が出ない=向いていない
そんな短絡的な判断を、無意識のうちに繰り返していました。

そしてこの勘違いが、
焦りを生み、行動をブレさせ、
結果的に同じ失敗を何度も繰り返す原因になっていたと思います。

次の記事では、
「成果が出ない時期」に私がしていた典型的な勘違いと、
なぜその考え方がブログを続ける上で危険だったのかを、
もう少し掘り下げて整理していきます。

考え方そのものがズレていた話

当時の私は、成果が出ないときの考え方そのものを、ほとんど疑っていませんでした。

「正しいやり方なら、ある程度の期間で成果は出るはず」
「成果が出ないということは、やり方が間違っている」
「結果が出ない努力は無駄」
「向いていない人は、いくらやっても伸びない」

今振り返ると、かなり極端な考え方ですが、当時はそれが“当たり前”だと思っていました。

この考え方は、行動にもはっきり影響していました。
1ヶ月くらい続けて反応がなければ、「これは失敗だ」と判断して次へ移る。
記事の方向性を変えたり、ジャンルを疑ったり、また別のやり方を探したり。
腰を据えて検証する前に、判断だけを先に下してしまっていたんです。

それでも当時は、「この判断は正しい」と信じていました。
SNSやブログを見れば、「◯ヶ月で月◯万円達成」といった話ばかりが目に入る。
早く成果を出す人が“正解ルート”を歩いているように見えて、
伸びない期間があること自体が、失敗のサインだと感じていました。

でも今なら分かります。
私は、成果が出るまでに必要な前提条件を、ほとんど考えていませんでした。
どんな記事を書き、どんな検証をして、どれくらいの期間向き合うべきか。
そこをすっ飛ばして、「結果が出ない=ダメ」と判断していたんです。

何年やっても成果が出なかったという事実は、正直かなり堪えました。
ただ、その時間があったからこそ、
「行動が間違っていたというより、判断の基準がズレていた」
ということに、ようやく気づけました。

行動すること自体は、決して悪いことではありません。
ただ、どの方向に、どれくらいの時間向き合うか。
そこがズレていると、どれだけ動いても空回りしてしまう。
当時の私は、その一番大事な部分を見誤っていただけでした。

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