ブログを始めたとき、
「正しく続ければ、いつかは稼げるようになる」
そう思っていませんでしたか。
実際、ネット上には
「ブログで月◯万円達成」
「副業でも十分いける」
そんな発信がいくらでもあります。
だからこそ、多くの人が
「自分もやればいけるはず」と感じて、ブログを始めます。
でも現実はどうでしょうか。
続けても、記事を書いても、勉強しても、
ほとんどの人は稼げないまま終わります。
私自身、ブログを6年以上続けました。
記事数は200本以上、時間もそれなりに使いました。
それでも、胸を張って「稼げた」と言える結果は出ませんでした。
この記事では、
「自分に才能がなかったから」
「努力が足りなかったから」
という話はしません。
なぜなら、
ブログは“頑張れば報われる構造”になっていない
と、今でははっきり感じているからです。
なぜブログは、9割の人が稼げないのか。
6年間、失敗し続けた当事者として見えてきた
構造的な理由と現実を、感情論ではなく整理して書いていきます。
もし今、
「自分だけが稼げないのでは?」と感じている方は、まずこちらの記事から読んでみてください。
ブログを始めて、しばらく経つのに収益が出ない。 数ヶ月、長い人だと1年、2年と続けても、数字はほとんど動かない。 「自分だけが稼げていないのでは?」 そう感じて、このページにたどり着いた人も多いと思います。 私自身、ブログを6年[…]
なぜ「ブログは稼げる」と思われがちなのか
ブログが稼げない人が多いと言われる一方で、
「ブログは稼げる副業」というイメージが消えないのも事実です。
それは、特別な人だけが誤解しているからではありません。
多くの人が、稼げると思ってしまう“理由”がちゃんと存在します。
ブログを始めた当初、
「自分は特別に甘い考えをしていたわけじゃない」
そう感じている人も多いはずです。
実際、ネット上の情報を見ていると、
稼げると信じてしまうのは自然な流れでした。
ここではまず、
なぜブログが「稼げる副業」として認識されやすいのか。
その背景にある構造を整理していきます。
成功者の発信しか目に入らない
ブログを始めた頃、私がよく見ていたのは、
SNSで流れてくる「〇ヶ月で月◯万円達成」という投稿や、
ブログで成果を出している人のYouTube、ブログ記事でした。
そこに書かれているのは、
「最初は初心者だった」
「正しいやり方を学んだら結果が出た」
という話ばかりです。
それを見て、
「正しくやれば、自分もいけそう」
そう感じるのは、ごく自然なことでした。
一方で、
同じようにブログを始めて、
うまくいかなかった人たちの声は、ほとんど目に入りません。
稼げないまま辞めていった人が、
その後わざわざ発信を続けることは少ないからです。
結果として、
「成功した人の話」だけが残り、
「失敗した人の数」や「途中で消えていった人の存在」は、
見えにくくなっていきます。
これは個人の努力や見る目の問題ではなく、
そういう情報だけが表に出やすい構造だと、
今では感じています。
「誰でもできる副業」というイメージ
ブログはよく、
「特別なスキルがなくてもできる副業」
と言われます。
実際、始めるだけなら、パソコンとネット環境があれば十分です。
私自身も、ブログを始めた当初は、
特別なスキルはいらないと思っていました。
文章を書くことさえできれば、
あとは続ければ何とかなる。
そんな感覚でスタートしていました。
ところが実際にやってみると、
思っていた以上に、文章を書くこと自体が大変でした。
時間をかけて書いても、
成果はまったく出ない。
「誰でもできる」というイメージと、現実の手応えには、
大きなギャップがありました。
今振り返って思うのは、
参入のハードルと、成果のハードルを混同していたということです。
始めることは簡単でも、
結果を出すことは、まったく別の難しさがあります。
「できる副業」と
「稼げる副業」は、同じではない。
このズレが、ブログが稼げると思われやすい
大きな理由の一つだと感じています。
【結論】ブログは構造的に稼げない人が多い
ここまで見てきたように、
ブログが「稼げそう」に見える理由は、
個人の勘違いや甘さだけではありません。
情報の見え方や、
「誰でもできる」というイメージが重なった結果、
多くの人が、
実際よりも難易度の低い副業だと認識してしまいます。
ただ、そこで一つはっきりさせておきたいことがあります。
ブログで稼げない人が多いのは、
努力が足りないからでも、才能がないからでもないということです。
そもそもブログは、
頑張った人から順番に報われるような、
シンプルな構造にはなっていません。
その前提を知らないまま続けると、
どこかで必ず苦しくなります。
この章では、
なぜブログが「努力すれば報われる世界ではない」のか、
そして、9割の人が稼げないと言われるのが自然な結果である理由を、
感情論ではなく、構造の話として整理していきます。
努力すれば報われる世界ではない
ブログを続けていた6年間、
自分なりに努力はしていました。
記事数は200記事以上。
ほぼ毎日、記事を書いたり、ノウハウを調べたりしていました。
正直、心のどこかでは、
「これだけやっていれば、いつかは結果が出るはず」
そう思っていました。
だから、成果が出なくても、
「まだ足りないだけだ」と自分に言い聞かせて続けていました。
けれど、振り返ってみると、
努力の量と、成果は比例していませんでした。
書けば書くほど前に進んでいる実感があるわけでもなく、
「正解に近づいている」という感覚もありません。
ここで勘違いしてはいけないのは、
努力が無意味だった、という話ではありません。
問題は、
努力の方向が合っているかどうかを確認できない構造にあります。
ブログは、
頑張った順に評価される世界ではなく、
正解に近い人だけが結果を手にする世界です。
その正解が見えにくい以上、
努力がそのまま報われない人が多いのは、
ある意味、自然なことだと感じています。
9割が稼げないのは自然な結果
ブログを続けている中で、
稼げている人は本当に一部だ、という感覚はずっとありました。
SNSやブログを見渡しても、
継続的に結果を出している人は、限られた存在に見えていました。
それでも当時は、
「いずれ自分は、そこに入れる側だろう」
どこかでそう思っていたと思います。
今振り返ると、これは特別な自信というより、
そう思わないと続けられなかった、という感覚に近いです。
ただ冷静に考えると、
ブログの世界は、
多くの人が挑戦し、
ごく一部の人だけが結果を出し、
残りの大半は途中で離脱していく、という構造になっています。
成果が出るまでに時間がかかり、
正解も分かりにくい。
その間に、生活や仕事とのバランスが崩れ、
続けられなくなる人が出るのは、むしろ自然です。
そう考えると、
「9割が稼げない」という数字は、
誰かが怠けているから生まれたものではありません。
この構造の中で起きた、自然な結果だと感じています。
理由① 参入者が多すぎる
ブログで稼げない人が多い理由を、
さらに具体的に見ていくと、
避けて通れないのが参入者の多さです。
ブログは始めるハードルが低く、
誰でも気軽に参入できます。
その結果、同じタイミングで、
同じような目的を持った人が一気に集まります。
多くの人が、
似たような悩み、似たようなテーマを選び、
似たような記事を書いていく。
ここに、個人の努力とは関係ない
競争構造が生まれます。
この章では、
なぜブログでは同じ内容の記事が量産されやすいのか、
そして、後から始めるほど不利になりやすい理由を、
構造の視点から整理していきます。
同じテーマ・同じ悩みの記事が量産される
記事を書こうとしてキーワードを調べると、
すでに同じ内容の記事が大量に並んでいました。
検索結果を見ても、
扱っている悩みも、書いてある結論も、
ほとんど変わらないものばかりです。
実際に書き進めてみても、
上位に表示されている記事を参考にすればするほど、
構成や内容が似てきてしまう。
「違うことを書こう」と思っても、
結局は同じような話に戻ってしまう感覚がありました。
読む側として検索しても、
見出しや流れが似ている記事が多く、
どれを読んでも同じ結論にたどり着く。
この状況では、
新しく書いた記事が埋もれてしまうのも無理はありません。
当時は、
「みんな同じ内容なら、後から始めた自分は勝てないのではないか」
そんな不安も感じていました。
けれどこれは、
個人の工夫や努力だけで避けられる問題ではなく、
参入者が多いことで必然的に起きる構造だと思います。
後発ほど不利になる構造
記事を書き始めてしばらくすると、ある事実に気づきました。
検索上位にいるのは、
すでに何百記事も積み上げているブログばかりだったということです。
同じテーマ、同じ悩み。
でも、そこに並んでいるのは「先に始めていた人」たち。
私はまだ数十記事。
相手は数百記事。
その差は、想像以上に大きかった。
それでも当時は、
「続けていれば、いずれ追いつけるはず」
「記事数を増やせば、検索上位に表示されるはず」
そう信じていました。
だから書き続けました。
けれど現実は、
記事を増やしても、順位はなかなか上がらない。
検索結果の顔ぶれは、
ほとんど変わらない。
後から参入した自分が、
空いている席に座ろうとしても、
そもそもその席がほとんど残っていない感覚がありました。
ブログは「努力すれば平等にチャンスがある世界」だと思っていた。
でも実際は、
先に始めた人ほど有利
記事数が多いほど有利
ドメイン歴が長いほど有利
時間が、そのまま資産になっていく構造だった。
そして後発は、
その土台がない状態から戦わなければいけない。
これは才能の問題ではありません。
怠けていたからでもない。
単純に、構造の問題でした。
後から入るほど、
同じ努力では届かない。
それが、私が6年かけて体感した現実です。
理由② 正解が見えにくい副業だから
ブログが難しいと感じた理由は、
競争が激しいからだけではありません。
もうひとつ大きかったのは、
何をすれば正解なのかが分かりにくいことでした。
会社の仕事なら、
上司がいて、評価基準があって、
少なくとも「これをやればOK」という指標があります。
でもブログには、それがない。
・記事を書けばいいのか
・SEOを学べばいいのか
・SNSをやるべきなのか
・収益記事を増やすべきなのか
情報は無数にあるのに、
「今の自分にとっての正解」は見えない。
だからこそ、
頑張っているのに成果が出ない。
間違っているのかどうかすら分からない。
ここに、
ブログが長く続けても稼げない人が多い
もう一つの理由があると感じています。
何をすれば正解か分からない
ブログを始めた当初、
私は「正解はどこかにある」と思っていました。
ロングテールを狙えばいける。
とにかく記事数を増やせば伸びる。
雑記でも続ければドメインは育つ。
どれも、それっぽく聞こえました。
だから私は信じてやりました。
記事を増やし、
Kindle Unlimitedで関連書籍を読み、
有料教材も買い、
ブログ系YouTubeも見ました。
デザインを変えたり、テーマを変えたり。
雑記から特化に変えようとしたこともあります。
でも――
やればやるほど、分からなくなっていきました。
「これで合っているのか?」
「努力の方向は正しいのか?」
成果が出ない状態では、
何が間違っているのかも分からない。
修正の基準がない。
会社の仕事なら、
上司がフィードバックをくれます。
でもブログは違う。
アクセスが増えない理由も、
収益が出ない原因も、
すべて自分で考えるしかない。
そして一番きついのは、
どれも“間違いとは言い切れない”こと。
ロングテールも正しい。
記事数も大事。
特化も有効。
でも、
「今の自分にとって何が最優先か」は誰も教えてくれない。
だから迷走する。
正解を探して動き続けているのに、
気づけば“正解探し”そのものが目的になってしまう。
6年やって感じたのは、
ブログは
「正解を教えてくれる副業」ではなく、
「自分で仮説を立て続ける副業」だということでした。
そしてそれは、
多くの会社員にとって想像以上に難しい。
間違っていても気づけない
ブログが怖いのは、
間違っていても「間違いだ」と確信できないことです。
私は6年以上ブログを続けました。
収益は6年間の合計で2万円未満。
アフィリエイト商品の成約は一度だけ。
それでも、「完全に間違っている」とは思えませんでした。
2年目の頃、アクセスも収益もほぼゼロで、
「ブログは1年くらい続ければ収益化できる」という情報とのギャップに焦りを感じました。
でもそのときも、
「まだ足りないだけかもしれない」
「継続が大事って言うし」
「100記事超えたら変わるはず」
そうやって、自分を納得させていました。
実際、100記事以上書きました。
リライトもしました。
教材も買いました。
ネットのノウハウも試しました。
それでも、
上位表示される記事はほとんどありませんでした。
普通の仕事なら、
半年も成果が出なければ「やり方が間違っている」と分かります。
でもブログは違います。
SEOは時間がかかると言われる
ドメインが育てば伸びると言われる
継続がすべてと言われる
だからこそ、
「今はまだ成果が出ないだけ」なのか
「そもそも方向が間違っている」のかが分からない。
そして気づけば、
年単位で時間が過ぎていました。
正直に言えば、
やめられなかった理由もあります。
ブログにかけた時間と労力を考えると、
ここでやめたら全部無駄になる気がした。
でも今振り返ると、
もっと早く軌道修正できたはずでした。
検証の仕方も分かっていなかったし、
「成果が出ない理由」を構造で考えられていなかった。
ブログは、
間違っていることに気づきにくい副業です。
だからこそ、
多くの人が時間だけを失ってしまう。
そしてその事実に、
すぐには気づけないのです。
理由③ 成果が出るまでに時間がかかりすぎる
ブログが難しい理由のひとつは、
成果が出るまでの時間があまりにも長いことです。
しかも、その「どれくらいで結果が出るのか」は人によって違います。
3ヶ月で伸びる人もいれば、
1年かかる人もいる。
そして、何年続けても伸びない人もいる。
問題は、
成果が出る前の期間が“あまりにも不安定”だということです。
アクセスはほとんど増えない。
収益も発生しない。
周りでは「月5万達成」「半年で10万」という声が流れてくる。
この時間を、
何も起きないまま耐え続けるのは想像以上にきつい。
だから多くの人は、
「稼げなかった」のではなく、
成果が出る前に心が折れてしまう。
そして結果的に、
“続けられた人だけが残る世界”になります。
次は、
なぜ人は成果が出る前に心が折れてしまうのか。
そこをもう少し掘り下げます。
結果が出る前に心が折れる
ブログで一番きついのは、
「失敗」よりも、何も起きない時間です。
私が最初に心が折れかけたのは、2年目でした。
「1年くらい継続すれば未経験でも収益化できる」
その言葉を信じて始めたのに、
2年経ってもアクセスも収益もほぼゼロ。
毎日、管理画面を開いても数字は動かない。
そのとき、頭の中に浮かんでいたのは
「時間の無駄では?」という言葉でした。
それでも、まだどこかで
「もう少し続ければ変わるかもしれない」と思っていました。
そして、もう一度大きく心が折れかけたのが5年目。
5年も続けたのに、
月のアクセスは10〜20程度。
収益は数円〜数十円。
「5年やってこれか…」
さすがに、続けている意味を見失いました。
しかもその頃、
自分より後から始めた人が成果報告をしているのを見ました。
焦り。
不安。
比較。
そしてモチベーションの低下。
更新が止まりました。
2年目も、5年目も、
心が折れたときは1〜2ヶ月ブログを触れませんでした。
ブログは「継続が大事」と言われます。
でも、
継続できる精神状態を保つこと自体が難しい。
成果が出る前の時間は、
数字も評価もない。
だからこそ、
自分の価値まで否定されたような感覚になる。
それでも完全にやめなかったのは、
今ここでやめたら、
今までの時間と努力がすべて無駄になる気がしたからです。
でも今振り返ると、
多くの人は「才能がないから」ではなく、
成果が出る前の時間に耐えられず、心が折れてしまう。
ブログは、
努力が足りない世界ではなく、
“結果が出るまでの空白が長すぎる世界”なのだと思います。
当時、心が折れかけていた時期に何をしていたのかは、こちらに詳しく書いています。
ブログを続けられなかった時期が、6年間の中で何度もありました。 やる気がなかったわけではありません。 むしろ「今度こそ頑張ろう」と何度も思っていました。 それでも、気づけば更新が止まり、 WordPressを開かない日が増えてい[…]
「続けられた人」だけが残る世界
ブログを続けていると、
あることに気づきます。
周りが、静かにいなくなっていくこと。
同じジャンルで記事を書いていたブログ。
検索結果の2〜3ページ目で、よく見かけていたサイト。
ある日ふと見ると、
更新が止まっている。
ブログ運営について発信していたSNSアカウントも、
気づけば消えていたことがありました。
「やめた」と宣言する人は少ない。
多くは、ただ静かにいなくなる。
そして残るのは、
検索上位に表示されるブログだけ。
そのブログはどれも、
文章が整っている
構成が分かりやすい
更新頻度が高い
デザインも作り込まれている
正直に言うと、思いました。
「この人たちに追いつくのは無理かもしれない」
でも当時の私は、
もう一つの事実に気づいていませんでした。
上位にいる人は、
最初からすごかったわけではない。
途中でやめなかった人だけが、
今もそこに残っている。
だから、私たちが目にするのは
“成功した人の姿”だけ。
消えていった何百、何千のブログは、
検索結果にもSNSにも表示されません。
これが、
「9割が稼げない」と言われる世界の正体です。
才能の差というよりも、
まずは残存の差。
続けられた人だけが見える世界だから、
成功率は高く見えてしまう。
でも実際は、
続けられなかった人のほうが圧倒的に多い。
そして私自身も、
何度も“消える側”になりかけました。
ブログは、
実力だけの勝負ではありません。
まずは、
折れずに残れるかどうか。
それが最初の分岐なのだと思います。
理由④ ほとんどの人は「副業向きの時間」がない
ブログは「場所も時間も選ばない副業」と言われます。
パソコン1台あればできる。
通勤も不要。
初期費用もほとんどかからない。
たしかに、始めるハードルは低い。
でも実際にやってみると分かります。
“できる”ことと、“続けられる”ことはまったく別問題だということを。
特に会社員の場合、
使える時間は思っている以上に限られています。
仕事が終わった後の1〜2時間。
休日の数時間。
その限られた時間の中で、
記事を書き、学び、改善し、数字を追い続ける。
しかも成果はすぐに出ない。
ブログが9割稼げない理由のひとつは、
才能でも根性でもなく、
そもそも多くの人が「副業向きの時間」を持っていないことにあるのかもしれません。
ここからは、
会社員が置かれている現実を、もう少し具体的に見ていきます。
会社員が使える時間は限られている
ブログは「自宅でできる副業」と言われます。
通勤も不要、場所も選ばない、初期費用もほとんどかからない。
でも、実際に始めてみると、時間の壁が立ちはだかります。
私の場合、リモートワークだったためまだ時間を確保できましたが、平日は1〜2時間、休日は2〜3時間程度。
1週間で合計しても12時間ほどしかブログに使えませんでした。
通勤が必要だった会社員時代は、さらに半分以下の時間しか取れなかったことを考えると、自由に使える時間はかなり限られていました。
さらに、仕事や家事で疲れている日もあり、ブログ作業ができないことも少なくありませんでした。
更新したいのに手がつけられない、進められないもどかしさも何度も経験しました。
今振り返ると、会社員が使える時間には限界があり、いくら工夫してもその中でできることには限りがある。
この現実が、多くの人がブログで成果を出せない一因だと強く感じます。
そもそも、なぜそこまで副業に焦っていたのか。
その背景については、こちらの記事で書いています。
リモートワークで働けている。 通勤はなく、時間にも多少の余裕がある。 周りから見れば、たぶん「安定している会社員」だと思います。 実際、そう言われることも少なくありません。 「リモートで働けるなんて恵まれているよね」 「今の時[…]
生活との両立が難しい
ブログは「自由にできる副業」のように見えますが、実際には生活との両立が大きな壁になります。
私の場合、家族にはブログをやっていることを話していなかったため、作業できるのは一人のときだけでした。
しかし、家事や仕事が忙しいと一人の時間はほとんどなくなり、ブログに割ける時間が確保できないことも多々ありました。
さらに、ブログのために時間を割いているにもかかわらず、何年たっても成果がほとんど出ない現実は、精神的にも大きな負担になりました。
「続けている意味はあるのだろうか」という気持ちが強くなり、更新のモチベーションも下がっていきました。
実際、家事や仕事が忙しい時期は記事更新頻度も落ち、計画通りに作業を進められないことが何度もありました。
今振り返ると、副業で成果を出すためには時間の確保だけでも相当なハードルがあることを痛感します。
生活と仕事の中で限られた時間をやりくりしながら、成果を生み出す難しさは、多くの会社員が直面する現実です。
理由⑤ 情報が多すぎて判断できなくなる
ブログを続けていくと、次の壁にぶつかります。
それは、情報の多さによる混乱です。
インターネットには無数のノウハウ記事、教材、YouTube動画、SNS投稿があります。
どれも「正しい」「必ず稼げる」と言われています。
初めは情報を集めることが前進のように感じられます。
でも、情報量が増えるほど、何を信じて実行すればいいのか分からなくなるのです。
その結果、行動が停滞したり、何度もやり方を変えて迷走したりしてしまいます。
次は、なぜ情報の多さが「行動のブレ」に直結するのか、具体的に見ていきます。
ノウハウコレクターになりやすい
ブログで成果が出ないとき、多くの人が次にやることは同じです。
「もっと正しいやり方を探すこと」
私もそうでした。
行き詰まるたびに、
書籍を読む
有料商材を買う
ブログ記事を読みあさる
YouTubeを見る
SNSで発信者を追いかける
文章の書き方。
SEO対策。
記事構成の作り方。
情報は山ほどありました。
そして、情報収集モードに入ると、
ブログの更新は止まりました。
毎日1〜2時間、ひたすら調べる。
長いときは1ヶ月近く、ほぼ情報収集だけ。
そのときは「前進している感覚」があります。
でも実際は、記事は1本も増えていない。
そして問題はここからです。
新しいノウハウを見つけるたびに、
「これが正解かもしれない」と思う。
試す。
でも成果は出ない。
また別の方法を探す。
その繰り返し。
結果、何が正しいのか分からなくなり、
何を継続すればいいのかも分からなくなりました。
ブログ全体の統一性もなくなっていきました。
方向性が定まらず、
書き方もテーマも揺れ続ける。
そして最後に残るのは、
「何が自分に合っているのか分からない」
という感覚でした。
情報が少ない時代なら、
迷いようがなかったかもしれません。
でも今は、
正解らしきものが多すぎる。
だからこそ、
行動よりも「探すこと」が優先になってしまう。
ブログが稼げない理由のひとつは、
才能ではなく、
この“情報過多の罠”にあるのだと思います。
行動がブレ続ける
情報を集めるだけで終わらない。
次に起きるのは、行動のブレです。
私は何度も方向転換をしました。
雑記ブログから特化ブログに変えようとし、
うまくいかず、また雑記に戻る。
キーワード戦略も何度も変更。
デザインも気になっては修正。
「とにかく何か試さないと状況は変わらない」
そう思っていました。
でも今振り返ると、
それは改善ではなく、迷走でした。
方向を変える。
少し試す。
成果が出ない。
また変える。
その繰り返し。
結果、どうなったか。
どの記事も中途半端になりました。
テーマも軸も曖昧。
読者像もぼやける。
ブログ全体の一貫性がなくなる。
本当は、
「試す → 検証する → 判断する」
このサイクルが必要だったのに、
私は
「試す → 変わらない気がする → 別の方法へ」
を繰り返していました。
そしていつの間にか、
何が良くて、
何が悪いのか、
自分でも分からなくなっていた。
ブログが稼げない理由は、
能力不足だけではありません。
情報が多すぎることで、行動が安定しないこと。
これもまた、
多くの人が抜け出せない構造のひとつだと思います。
それでも「自分がダメだった」と感じてしまう理由
ここまで振り返ると、
続かない理由や成果が出なかった構造は、ある程度見えてきます。
時間の制約。
生活との両立の難しさ。
情報過多による迷走。
本当は、いくつもの要因が重なっていました。
それでも当時の私は、
最終的にこう思っていました。
「結局、自分がダメだったんだ」
環境でもなく、構造でもなく、
やり方の問題でもなく、
“自分の能力や根性の問題”にしてしまう。
なぜそう感じてしまうのか。
そこには、
失敗がうまく言語化できていないことと、
周りとの比較という、もう一つの要因がありました。
ここからは、その話を書きます。
失敗の原因が可視化されていない
2年目までは、アクセスはほぼゼロ。
収益もゼロでした。
「まだ始めたばかりだから」と思い、続けました。
でも、6年以上続けても状況は大きく変わりませんでした。
200記事以上投稿して、月のアクセスは30ほど。
収益は6年間の合計で2万円未満。
数字だけ見れば、明らかにうまくいっていません。
でも当時の自分は、
なぜうまくいっていないのかが分かりませんでした。
記事の質が悪いのか
キーワード選定が間違っているのか
ジャンルが悪いのか
戦略そのものがズレているのか
何が原因なのか、判断する基準がなかったのです。
だから結論はいつも同じでした。
「向いていないんだ」
「センスがないんだ」
原因が見えないまま続けていると、
最後に残るのは“自分の能力の問題”という結論でした。
本当は、
正しい方向に進めていたのか
改善の余地がどこにあるのか
そもそも戦略が成立しているのか
それを検証できていなかっただけかもしれません。
でも当時は、
「うまくいかない=能力不足」と短絡的に結論づけていました。
努力しても意味がない。
そう感じ始めたのは、
失敗の原因が見えていなかったからだったのだと思います。
周りと比較してしまう
検索結果の上位に並ぶブログを見たとき、
正直、圧倒されました。
文章は読みやすく、構成も整理されていて、
デザインも整っている。
それに比べて自分のブログはどうだろう。
記事数は増えているのに、
どこか中途半端で、自信を持てる記事がない。
「到底、敵わない」
そう思ってしまいました。
その瞬間、頭に浮かんだのは
「やっぱり自分は向いていないのかな」という言葉でした。
当時の私は、
どこかで「努力=結果」だと思っていました。
だからこそ、
同じジャンルで結果を出している人を見ると、
自分の努力が足りないのか
自分にセンスがないのか
そうやって、自分を責める方向に考えてしまったのです。
比較するたびに、モチベーションは下がりました。
記事を書く前に検索結果を見て、
「この人たちに勝てるのか?」と考えてしまう。
その思考が、
じわじわとやる気を削っていきました。
でも今振り返ると、
あの比較にはほとんど意味がありませんでした。
なぜなら、
私は“結果”だけを見ていたからです。
そのブログが
何年続けてきたのか
どれだけ試行錯誤してきたのか
どれだけ積み上げてきたのか
そこは見えていなかった。
見えていたのは、完成形だけ。
完成形と、途中経過の自分を比べて
落ち込んでいただけでした。
比較は、
成長のヒントになることもあります。
でも当時の私は、
比較を「自己否定」に変えてしまっていました。
そしてそれが、
「自分がダメだった」と思い込む
大きな理由の一つになっていたのだと思います。
ブログで稼げない人が最初にやるべきこと
ここまで、ブログが構造的に厳しい理由を書いてきました。
参入者が多いこと。
正解が見えにくいこと。
時間が足りないこと。
情報に振り回されやすいこと。
こうして並べてみると、
「じゃあどうすればいいのか?」と
すぐに具体的なテクニックを探したくなるかもしれません。
でも、私が6年以上遠回りして分かったのは、
いきなり“やり方”を探すことこそが
また同じ迷路に入る原因になるということでした。
大きなノウハウより先に、
まずやるべきことがあります。
それは、
現実を直視することと、
自分の立ち位置を整理することです。
ここでは、あえて深掘りはしません。
ただ「最初に何をすべきか」だけを、シンプルに書きます。
「やり方」を探す前に現実を知る
稼げないとき、私が最初にやったことは
「もっと正しいやり方を探すこと」でした。
ブログで稼いでいる人の発信を読み漁り、
別の有料WordPressテーマの購入を検討し、
Kindle Unlimitedでブログ関連の本を読み続ける。
「どこかに、自分がまだ知らない正解があるはずだ」
そう思っていました。
でも、どんなノウハウを試しても、
アクセス数も収益もほとんど変わりませんでした。
そのとき、ようやく気づきました。
これは、やり方の問題ではないかもしれない。
そもそも──
自分が挑戦している世界の難易度を、甘く見ていたのではないか、と。
ブログで発信すること自体は、誰でもできます。
WordPressも使えるし、記事も書ける。
でも、「稼ぐ」ことはまったく別の話でした。
参入者は多く、
上位には何百記事も積み上げたブログが並び、
時間もスキルも投下できる人たちが戦っている。
それなのに私は、
「1年続ければ未経験でも収益化できる」
という言葉を前提にスタートしていました。
やり方を探す前にやるべきだったのは、
・自分の使える時間
・今いる競争環境
・ブログで稼ぐ難易度
この“現実”を、冷静に把握することでした。
正解探しをする前に、
まず自分が立っている場所を知る。
それをしないまま走り続けると、
努力は積み上がっても、方向はずれたままになります。
私は6年かかって、ようやくそれに気づきました。
ブログ副業の“甘くない現実”については、こちらの記事で正直に書いています。
ブログ副業には、少し前まで「夢」がありました。 時間や場所に縛られずに働ける、寝ている間にもお金が入る、会社に依存しなくていい。 私も、まさにその言葉に惹かれてブログを始めた一人です。 当時は、「ちゃんと努力すれば、いつかは結果が[…]
自分の状況を整理する
私自身、一度だけ自分の状況を冷静に見つめ直したことがあります。
6年間の合計収益は2万円未満。
年間にすると3,000円ほど。
時給換算すれば、1円にも満たない計算でした。
その数字を見たとき、
「さすがにこれは何かがおかしい」と初めて思いました。
それまでは、
・やり方が悪いのかもしれない
・努力が足りないのかもしれない
・もう少し続ければ伸びるかもしれない
そんな曖昧な感覚で続けていました。
でも、数字を並べてみると、感情ではなく事実が見えてきます。
さらに振り返ると、もっと根本的な問題にも気づきました。
自分はそのジャンルで戦えるような背景や実績を持っていなかった。
専門性も強い経験もない。
にもかかわらず、猛者たちが集まる激戦ジャンルに、
ほぼ“裸”の状態で飛び込んでいた。
そして何より、
戦略がなかった
分析が足りなかった
数字を基準に改善していなかった
努力はしていましたが、
戦い方を設計していなかったのです。
当時は「向いていない」「センスがない」と思っていました。
でも今なら分かります。
能力の問題というより、
前提条件と戦略の整理ができていなかっただけでした。
もし今ゼロからやり直すなら、
自分の背景や経験は何か
どのジャンルなら戦えるのか
使える時間はどれくらいか
どのくらいの期間を想定するのか
まずそこから整理します。
やり方を増やす前に、
自分の現在地を正確に把握すること。
それをせずに走り続けた結果が、
私の6年間でした。
成果が出ないとき、当時の自分が勘違いしていたことも整理しました。
ブログを頑張っているのに、成果が出ない時期がありました。 というより、振り返るとほとんどの期間が「成果が出ない時期」だったと思います。 毎日ではないけれど、平日は仕事が終わってから。 休日も時間を作って記事を書いていました。 ア[…]
まとめ:稼げないのは、あなたのせいではない
なぜブログは9割の人が稼げないのか。
それは、
あなたの努力が足りないからでも、
センスがないからでもありません。
ブログという仕組みそのものが、
参入者が多すぎる
正解が見えにくい
成果までに時間がかかる
会社員には時間の制約がある
情報が多すぎて軸がブレやすい
という「稼げない人が大量に生まれる構造」になっているからです。
私自身、6年以上続けて200記事以上書きました。
それでも、収益は6年間で2万円未満。
当時は「向いていないのかもしれない」と思いました。
でも今は違います。
問題は、能力ではなく“構造を知らなかったこと”でした。
大事なのは、
やり方を探し続けることではなく
自分の状況を整理すること
現実を正しく認識すること
です。
ブログは誰でも始められます。
でも、稼ぐのは簡単ではありません。
だからこそ、まずは
「なぜ稼げない人が多いのか」を理解すること。
そこからしか、本当の改善は始まりません。
このブログでは、
失敗した側の視点から、収益化までの過程をすべて公開していきます。
もしあなたが今、
「自分だけがダメなのでは」と感じているなら、
それは構造の問題かもしれません。
そして、ここまで読んでくださった方へ。
私が6年以上ブログで稼げなかった全記録は、こちらにまとめています。
私はブログを6年以上続けています。 これまでに200記事以上を書き、教材やノウハウも一通り試してきました。 それでも、最高月収は2,000円。平均月収は数十円です。 正直に言って、ブログでほとんど稼ぐことはできませんでした。 当[…]