「ブログの体験談って、どう書けばいいんだろう。」
そう思って検索していませんか?
・成功していない自分が書いていいのか不安
・ただの日記になってしまいそう
・ノウハウ記事みたいにうまくまとめられない
特に、まだ稼げていない状態だと
「価値のある記事なんて書けない」と感じてしまいますよね。
私は6年以上ブログを続けましたが、ほとんど稼げませんでした。
だからこそ分かります。
成功者の真似をしても、
テンプレ通りに書いても、
なぜか読まれない。
でも今ははっきり言えます。
稼げなかった人間には、
“稼げなかった人間にしか書けない体験談の書き方”があります。
この記事では、
・なぜ失敗者の書き方が強いのか
・稼げなかった頃にやっていた間違った書き方
・体験談を「価値のある記事」に変える具体的な型
をすべて整理します。
成功していなくても、書けます。
むしろ、成功していない今だからこそ書けることがあります。
体験談を武器に変える方法を、一緒に整理していきましょう。
なぜ「稼げなかった人間の書き方」が強いのか
ブログの書き方を調べると、
ほとんどが「成功者のノウハウ」です。
月100万円達成。
半年で収益化。
最短ルート公開。
もちろん、それ自体は間違っていません。
実際に成果を出している人の言葉には学びがあります。
ただ、ここで一つ疑問があります。
そのやり方は、
「まだ稼げていない自分」にそのまま当てはまるのでしょうか。
私は6年以上ブログを続けましたが、
成功者のやり方を真似しても、結果は出ませんでした。
だからこそ今は思います。
稼げなかった人間には、
稼げなかったからこそ見えている景色がある。
そしてそれは、
同じように悩んでいる読者にとっては、
成功談よりもリアルなヒントになることがあります。
成功者のノウハウ記事はすでに溢れている
私がブログを始めた頃、
まず読んでいたのは成功者の記事でした。
「ブログで月100万円達成」
「3ヶ月で収益化」
「稼げるブログの書き方」
検索すれば、いくらでも出てきます。
どの記事も論理的で、
成功までの道筋がきれいに整理されていました。
だから私は、それをそのまま真似しました。
記事構成も、書き方も、
紹介しているノウハウも取り入れました。
「うまくいっている人の通りにやれば、自分もいけるはずだ」
そう思っていました。
でも、結果は変わりませんでした。
アクセスも伸びない。
収益もほとんど発生しない。
書き続けているのに、何かが噛み合わない。
あるとき、ふと感じました。
「本当にこれでいいのか?」
成功者が悪いわけではありません。
むしろ、彼らの情報は正しい。
ただ、今振り返ると分かります。
あのときの私には、
そのやり方は“早すぎた”。
自分のステージと合っていなかったのです。
そしてきっと、
同じように成功者の型を真似して、
どこかで違和感を抱えている人は少なくないはずです。
読者が本当に知りたいのは「失敗の中身」
私は6年以上、試行錯誤を繰り返しました。
記事は200本以上。
それでも、収益はほぼゼロ。
収益導線を深く考えないまま記事を量産し、
テーマも何度も変えました。
それでも当時は、本気でこう思っていました。
「そのうち伸びるはずだ」
成功している人にならってやっている。
ノウハウも学んでいる。
構成も意識している。
なのに、伸びない。
一番つらかったのは、
“なぜ伸びないのか分からない”ことでした。
成功記事は山ほどある。
でも、「うまくいかなかった過程」はほとんど書かれていない。
だから自分がどこで間違っているのか、
照らし合わせる材料がなかったのです。
今なら分かります。
成功者の真似をしても、
・そもそも記事の中身が薄い
・競合が強すぎるジャンルで戦っている
・自分の立ち位置を無視している
こういう状態では、伸びるはずがありません。
成功している人と自分は、
経験値も、資源も、環境も違う。
同じことをやっても、
同じ結果になるとは限らない。
でも当時の私は、その前提に気づいていませんでした。
そしてきっと今も、
何年も続けているのに成果が出ない人。
成功記事を読んで焦っている人。
でも何が間違っているのか分からない人。
そういう人がいるはずです。
読者が本当に知りたいのは、
完成された成功談ではなく、
「どこでつまずいたのか」
「何を勘違いしていたのか」
「なぜ遠回りしたのか」
――その“失敗の中身”です。
稼げなかった頃にやっていた間違った書き方
ここまで書いてきたように、
私は長い間、成功者のやり方を真似していました。
でも問題は、
「真似していたこと」そのものではありません。
本当の問題は、
自分の立ち位置を無視したまま、
“それっぽい記事”を書き続けていたことでした。
今振り返ると、
明確に間違っていた書き方がいくつもあります。
当時は正しいと思っていた。
むしろ「これが正解だ」と信じていた。
でも、それが結果的に
自分の価値を消してしまっていました。
ここからは、
私が実際にやっていた「間違った書き方」を整理します。
もし今、成果が出ていないなら、
どこかに同じパターンがあるかもしれません。
こうした書き方をしてしまった背景には、そもそもブログが伸びない原因を整理できていなかったことも大きいと思います。
実際に私がブログが伸びなかった理由を整理した記事はこちらです。
ブログを書き続けているのに、まったく伸びない。 アクセスは増えないし、収益も出ない。 「自分には向いていないのでは」と不安になる――そんな状態ではないでしょうか。 実際、ブログが伸びないと悩む人は非常に多く、 努力している人ほど[…]
成功者の真似だけをしていた
稼げなかった頃の私は、
とにかく「成功者のやり方」を真似していました。
記事タイトルの付け方。
PREP法などの構成テンプレ。
キーワード選定の方法。
「ブログ 始め方」
「ブログ 稼ぎ方」
こういったキーワードで、
上位表示されている記事の構成を研究し、
ほぼ同じ流れで記事を書いていました。
当時の私はこう考えていました。
「少なくとも、自分で考えるよりは成功する可能性が高いはずだ」
自分の経験や考えよりも、
すでに結果を出している人の型のほうが正しい。
そう思っていたのです。
でも、どこかで違和感がありました。
書いている内容が、
自分の経験と微妙にズレている。
本当はうまくいっていないのに、
うまくいっている前提で話を進めている。
気づけば、
“自分の言葉”がほとんど残っていませんでした。
結果はどうだったか。
アクセスはほぼゼロ。
順位は圏外。
6年以上、いろいろな成功者の方法を
試してはやめ、試してはやめを繰り返しました。
今なら分かります。
模倣そのものが悪いわけではありません。
でも、“自分の土台”がないまま真似をすると、
記事は空っぽになります。
真似はスタート地点であって、
答えではなかったのです。
自分の体験を薄めていた
今振り返ると、
一番もったいなかったのはここです。
私には、本当は書ける体験がありました。
6年以上、ほとんど稼げなかった過程。
200記事以上書いたという現実。
会社員として将来に不安を抱えながら、夜に記事を書いていたこと。
それ自体が、十分に“材料”だったはずです。
でも、私はそれを書きませんでした。
なぜなら、
「権威がない自分が語っても意味がない」
「日記のような記事は稼げない」
そう思い込んでいたからです。
だから失敗はぼかし、
感情は削り、
当事者目線を消して、一般論に置き換えました。
結果、どうなったか。
どこにでもある記事になりました。
正しそうなことは書いている。
でも、誰の言葉でもいい内容。
決定的だったのは、
検索上位の記事を読み込んだときです。
「自分の記事は、上位記事の劣化版だ」
そう気づいた瞬間、
何かが崩れました。
今なら分かります。
体験は、最大の差別化要素でした。
それを“出さないほうが正しい”と思い込み、
自分で削っていたのです。
結論だけを書いていた
当時の私は、いつも「正しい結論」から書いていました。
たとえば――
「ブログは継続が大事です」
「キーワード選定を意識しましょう」
「特化ブログがおすすめです」
どれも間違っていません。
むしろ、ブログ運営においては大切なことです。
でも今振り返ると、それはどこのサイトにも書いてある“正解”でした。
なぜ、私は結論だけを書いていたのか。
理由の一つは、PREP法を強く意識しすぎていたからです。
結論 → 理由 → 具体例 → まとめ。
この型に当てはめれば、読みやすい記事になると信じていました。
さらに、「スマホユーザーは長文を読まない」「無駄は削るべき」という情報も目にしていました。
だから私は、
余計な話はしない。
感情は入れない。
遠回りの話は削る。
それが“質の高い記事”だと思っていたのです。
でも、私は大事なものを全部削っていました。
何度も方向性を間違えたこと
継続が大事だと気づくまでに何年もかかったこと
キーワード選定を軽視して失敗したこと
特化ブログにするまで迷い続けた時間
「なぜそう思うようになったのか」という過程を、まったく書いていなかった。
答えだけを出して、そこに至るまでの葛藤を消していました。
その結果どうなったか。
アクセスはほとんど集まりませんでした。
読者の反応も、もちろんありません。
そして何より、後から自分で読み返したときに思いました。
正しいけど、薄い。
言い回しが違うだけで、どこにでもある内容だ。
上辺だけの情報を、整えて並べただけの記事でした。
今なら分かります。
結論は、ググれば出てきます。
価値があったのは、
その結論にたどり着くまでの失敗や迷い、思考のプロセスでした。
読者が知りたいのは「答え」ではなく、
その人がどう考え、どう間違え、どう気づいたのか。
私は6年間、その一番の価値を、自分で削っていたのです。
ブログの体験談記事はどう書けばいいのか?
ここまで書いてきた通り、私はずっと体験を薄め、結論だけを並べる記事を書いていました。
正しいことは書いている。
でも、読者にも自分にも刺さらない。
その原因ははっきりしています。
「体験談」と言いながら、実際には“体験の中身”を書いていなかったからです。
では、ブログの体験談記事はどう書けばいいのか。
成功談を大きく見せることでも、感情をむやみに盛ることでもありません。
大事なのは、自分がどう迷い、どう考え、どう気づいたのかを順番に整理することです。
体験談の価値は、派手な実績ではなく、思考の過程にあります。
ここからは、私が遠回りの末に気づいた
「体験談記事の具体的な書き方」を整理していきます。
結論|成功より「過程」を書く
私はずっと、「成功」を書こうとしていました。
月○万円達成しました
初心者でも〇ヶ月で収益化しました
収益を得るためのノウハウを教えます
そういう記事こそが価値だと思っていたからです。
でも現実は違いました。
私は6年以上、ほとんど稼げませんでした。
200記事書いても結果は出ず、方向性に迷い続け、何度もやり方を変えていました。
つまり、書こうとしていた“成功像”と、自分の現実はまったく噛み合っていなかったのです。
それでも「成功を書かなければ」と思っていました。
実績がない人の話には意味がない。
検索上位に表示されるのは成功談ばかり。
だから、自分もそこに寄せなければいけないと思い込んでいました。
でもあるとき、上位記事を読みながら気づきました。
「これ、自分の記事の上位互換だ」
構成も主張も似ている。
でも、圧倒的に情報量と説得力が違う。
その瞬間、自分の記事が“劣化版”でしかないと分かりました。
オリジナリティがないのではなく、
オリジナルの部分――つまり、自分の6年間の過程を出していなかったのです。
今なら分かります。
成功は、ただの結果です。
でも過程には、思考があります。
どう迷ったのか。
なぜ間違えたのか。
なぜ方向転換したのか。
そこにこそ、その人にしか語れない価値がある。
読者が本当に欲しいのは、「月○万円達成」という数字ではなく、
自分が判断するときに使える“材料”です。
だから体験談を書くなら、成功を大きく見せる必要はありません。
むしろ、成功よりも過程を書く。
遠回りした時間こそが、いちばん再現性のある情報だったのです。
体験 → 思考 → 気づき の順に整理する
体験談を書くときに、私が意識している順番があります。
それが、
体験 → 思考 → 気づき です。
まずは体験。
感情や分析を抜いた、事実です。
私は6年以上ブログを続け、200記事以上を公開しました。
最高月収は2,000円。アフィリエイト商品の成約は1回だけ。
6年間の合計収益は2万円未満でした。
さらに、2年以上アクセスも収益もゼロの時期が続きました。
特化と雑記を何度も行き来し、テーマも5〜6回変更。
上位記事や成功者のノウハウを参考にして試行錯誤しましたが、アクセスも収益も改善しませんでした。
これが「体験」です。
次に思考です。
成果は出ていないのに、私はこう考えていました。
「続けていれば、そのうち伸びるだろう」
「成功者のやり方を真似すれば、いずれ自分もいけるはずだ」
問題はあるはずなのに、それを直視せず、
努力の量と時間で解決できると思い込んでいました。
ここが当時のリアルな思考です。
そして最後に気づき。
今なら分かります。
問題は“継続”ではありませんでした。
足りなかったのは「方向性」でした。
どこに向かうのかを決めずに、
ただ走り続けていただけだったのです。
体験だけを書くと、ただの失敗談になります。
気づきだけを書くと、ただの正論になります。
でも、
体験 → 思考 → 気づき
の順に並べると、読者はこう感じます。
「自分も同じことを考えているかもしれない」
「だから伸びないのかもしれない」
体験談の価値は、出来事そのものではなく、
そのとき何を信じ、どう間違え、どう修正したのかにあります。
だから私は、まず事実を書き、
次に当時の思考を書き、
最後に今の気づきを置くようにしています。
それが、体験を“判断材料”に変える方法だと気づいたからです。
読者に渡すのは「答え」ではなく「判断材料」
以前の私は、「答え」を渡そうとしていました。
「ブログは継続が大事です」
「特化ブログがおすすめです」
「キーワード選定を徹底しましょう」
こうすればうまくいきます、という断定型の情報。
しかも抽象的で、誰にでも当てはまるような言葉です。
私はそれが“正しい記事の形”だと思っていました。
なぜなら、読者は明確な正解を求めていると思っていたからです。
ブログ記事は一問一答。
質問に対して、ズバッと答える。
結論を言い切る方が親切だし、分かりやすい。
迷わせない記事こそ価値がある。
そう信じていました。
でも実際はどうだったか。
結論を書いても、アクセスは伸びませんでした。
よく考えれば当然です。
結論は、どの記事も似たようなことを言っています。
「継続」「特化」「キーワード」
だから上位記事との差は埋まりませんでした。
むしろ私は、同じ答えを少し言い回しを変えて並べていただけだったのです。
転換点は、自分が他人の記事を読んでいるときでした。
成功談よりも、失敗談のほうが記憶に残る。
きれいな答えよりも、遠回りの話のほうがリアルに感じる。
そして気づきました。
答えを知ったからといって、自分が再現できるわけではない。
「特化ブログがいい」と言われても、
自分の状況でそれが本当に最適なのかは分からない。
私が本当に欲しかったのは、
答えそのものではなく、「どう判断したのか」という材料だったのです。
今ならはっきり言えます。
正解は、状況によって変わります。
読者の前提条件はバラバラです。
副業で時間が限られている人と、
本業として取り組める人では戦略は違う。
文章が得意な人と、苦手な人でも違う。
そんな中で「これが正解です」と言い切っても、再現性は低くなります。
だから今は、答えを押し付けないようにしています。
代わりに渡すのは、
どんな状況だったのか
何を考えていたのか
なぜその選択をしたのか
そしてどうなったのか
という“判断材料”です。
読者が自分の状況に当てはめて、
「自分はどうするか」を考えられるようにする。
体験談の役割は、正解を配ることではなく、
読者の思考を動かすこと。
それが、6年間遠回りしてたどり着いた結論です。
稼げなかった人間が書くべき記事の型
私は長い間、「稼げていない自分には語る資格がない」と思っていました。
実績がある人だけがノウハウを書ける。
結果を出した人だけが発信していい。
そう思い込んでいたからこそ、成功者の言葉をなぞるような記事を書いていました。
でも今は逆だと分かります。
稼げなかった人間にしか書けないことがある。
むしろ、遠回りした人間のほうが、読者に渡せる材料は多い。
なぜなら、失敗の中には「迷い」と「思考」と「判断ミス」がすべて含まれているからです。
そこでここからは、
私のように長く稼げなかった人間が、実際にどんな順番で記事を書けばいいのか。
背伸びをしない。
成功者の真似をしない。
でも確実に価値になる。
そのための“記事の型”を整理します。
①:当時の状況を正直に書く
まず書くべきなのは、きれいに整えた話ではなく、当時の現実です。
私はブログを6年以上続けました。
公開した記事は200本以上。
ですが、最高月収は2,000円。
アフィリエイトの成約は1回のみ。
6年間の合計収益は2万円未満です。
さらに、2年以上アクセスも収益もゼロという時期がありました。
これが事実です。
当時の私は会社員で、副業としてブログに取り組んでいました。
作業時間は、平日1〜2時間、休日2〜3時間ほど。
決してゼロではないし、完全に趣味というわけでもない。
それでも、アクセスや収益は思うように伸びませんでした。
数字が動かない状態が続き、モチベーションは常に不安定。
やる気がある日は更新し、落ち込めば止まる。
そんな波を繰り返しながら、なんとか続けていました。
やっていたことも、決して少なくありません。
特化ブログと雑記ブログを何度も行き来し、
テーマは5〜6回変更。
上位記事を参考にし、
SNSやYouTube、ブログ、書籍で紹介されていたノウハウを試しました。
「正しいやり方」と言われるものは、ひと通り触ったと思います。
それでも結果は出ませんでした。
空気感も、はっきり覚えています。
2年目くらいまでは、不安と焦りが強くありました。
「このままで大丈夫か?」
「何かが間違っているのではないか?」
でも、ある時期から感覚が変わります。
「どうせ書いても伸びないだろうな」
期待よりも、諦めが先にくる状態。
それでもやめなかったのは、
ここでやめたら、これまで費やした時間や労力が無駄になると思ったからです。
前向きな理由ではなく、損を確定させたくなかった。
それが当時の、正直な状況でした。
②:そのとき考えていたことを書く
当時の私は、ずっと自分にこう言い聞かせていました。
「続けていれば、そのうち伸びるだろう」
「成功者のやり方を真似すれば、いけるはずだ」
成果は出ていない。
でも、間違っているとも認めたくない。
だから、問題を“時間”のせいにしていました。
一方で、見ないようにしていた現実もあります。
記事の質が低いこと。
方向性が曖昧なこと。
特化と雑記を行き来し、テーマも何度も変えているのに、
「とりあえず書けば何かが変わる」と思っていました。
本当は気づいていたはずです。
積み上がっていないことに。
でも直視するのが怖かった。
比較していたのは、上位表示されているブログでした。
自分より後に始めたように見える人が、
すでに収益化している。
その記事を読みながら、
「やり方が違うのかもしれない」
「でも真似すればいけるはず」
そうやって、またノウハウを探しに行く。
自分の軸はありませんでした。
そして、自分を守るための思考もありました。
「初心者だし、スキルも知識もないから仕方ない」
本気で挑戦していないわけではない。
でも、結果が出ない理由を“能力不足”にしておけば楽でした。
方向性の問題だと認めるより、
「まだ足りない」と思っている方が安全だったのです。
本音もありました。
ブログで稼ぐのは、自分には無理かもしれない。
でも、それを認めたら6年間が否定される気がした。
だから、口に出さず、見ないふりをしていました。
希望と諦めの間で揺れながら、
「そのうち伸びる」と自分に言い聞かせる。
それが、当時の私の頭の中でした。
③:今だから分かることを整理する
当時の自分は、とにかく記事を書き続ければいつか成果が出ると思っていました。
ブログは「継続が大事」とよく言われますし、実際に成功している人の多くもそう語っています。
その言葉を信じて、6年以上記事を書き続けてきました。
しかし、今振り返ると本当の問題は記事数ではありませんでした。
問題だったのは「方向性」です。
どんなテーマで書くのか。
誰に向けて書くのか。
どの記事から収益につなげるのか。
そういった全体の設計をほとんど考えないまま、記事を書き続けていました。
それでも当時は、「続ければいつか伸びる」と思い込んでいました。
成功者のノウハウを参考にしていたこともあり、自分のやり方を疑うことが少なかったからです。
でももし、当時に戻れるなら、最初にやることは明確です。
それは、
ブログ全体の設計を作ること。
具体的には、
・集客記事
・信頼を作る記事
・収益につなげる記事
それぞれの役割を決めて、記事同士のつながりを考える。
そして、収益導線までを設計してから「何を書くか」を決めていく。
今になってようやく、ブログは「努力量」だけではなく、
設計が重要なメディアだと分かりました。
どれだけ記事を書いても、方向性がズレていれば成果にはつながらない。
継続だけでは不十分で、真似だけでは差別化もできない。
これは6年以上遠回りしたからこそ気づけたことです。
もし今、何年もブログを続けているのに成果が出ていない人がいるなら、
それは珍しいことではありません。
多くの人が同じような遠回りをしています。
でも、原因を整理すれば改善の余地は必ずあります。
少なくとも私は、そう思えるようになりました。
体験談を「価値のある記事」に変えるコツ
多くのブログでは、体験談が「ただの思い出話」で終わってしまっています。
しかし、体験談は書き方次第で読者にとって価値のある情報になります。
実際、読者が知りたいのは
「その人が何を感じたか」だけではなく、
どれくらいの期間だったのか
どんな行動をしていたのか
何がうまくいかなかったのか
といった具体的なプロセスです。
体験談を価値ある記事にするためには、いくつか意識しておくポイントがあります。
ここでは、ブログで体験談を書くときに意識している3つのコツを紹介します。
数字・期間・行動を具体化する
体験談を書くときにありがちなのが、
「たくさん頑張った」「長く続けた」といった抽象的な表現だけで終わってしまうことです。
しかし、それでは読者に状況が伝わりません。
体験談を価値ある情報にするためには、数字・期間・行動をできるだけ具体的に書くことが重要です。
たとえば、私の場合は次のような状況でした。
ブログは6年以上続けていて、記事数は200記事以上。
作業時間も1日2時間ほどは確保していました。
更新頻度も決して少なくありません。
平均すると週2本ほど投稿し、時期によっては毎日更新していた期間もあります。
それでも結果はほとんど出ませんでした。
最初の収益が出たのは、ブログを始めて約3年後。
金額は5円ほどです。
その後も収益は月に数円〜数十円程度で、
アクセスも月20PVほどしかありませんでした。
記事を書いても検索上位には入らず、
アクセスも収益もほとんど増えない状態が続いていたのです。
当時は、成功している人のテンプレートをそのまま真似して、
記事の質よりも量を優先して書くというやり方をしていました。
こうして数字や期間、行動を具体的に書くと、
「どんな状況だったのか」が読者にもはっきり伝わります。
体験談を記事にする場合は、
曖昧な言葉でまとめるのではなく、数字・期間・行動を具体化すること。
それだけで、単なる感想ではなく、
読者が状況を理解できるリアルな体験談になります。
そしてもう一つ重要なのが、記事の内容だけでなく「どんな検索キーワードで読まれるか」という視点です。
キーワードの考え方については、こちらの記事で整理しています。
「キーワードが大事です」 ブログを調べると、必ずこう言われます。 でも正直に言うと、 私は6年以上ブログを続けながら、 “キーワードの意味”を本当の意味で理解していませんでした。 なんとなく記事を書き、 なんとなくタ[…]
失敗を美化しない
体験談を書くときにやってしまいがちなのが、失敗を「頑張った経験」としてきれいにまとめてしまうことです。
しかし、実際にはそんなに格好いいものではありませんでした。
当時の私は、とにかく記事数を増やすことばかり考えていました。
成功している人のブログを見て、その記事構成をほぼそのまま真似して書いたり、テーマを何度も変えたりしていました。
それでも自分の中では、こう言い聞かせていました。
「初心者だから仕方ない」
「まずは記事数が大事」
「続けていれば、そのうち伸びるはず」
ですが、結果はまったく違いました。
200記事以上書いてもアクセスはほとんど増えず、検索上位に入る記事もほぼありませんでした。
収益は月数円レベルで、2年以上アクセスがほとんど伸びない状態が続いていました。
それでも当時は、
「まだブログ歴が浅いから」
「SEOは時間がかかるから」
と、自分を納得させていました。
しかし今振り返ると、問題は明確です。
記事数を闇雲に増やしても意味はなく、そもそも設計なしで記事を書いていたことが一番の原因でした。
体験談を書くときは、失敗をきれいにまとめる必要はありません。
むしろ、うまくいかなかった事実をそのまま書く方が、読者にとっては参考になります。
「自分はどう感じたか」を省かない
体験談を書くとき、多くの人が事実だけを書いて終わってしまいます。
「記事を書いた」「成果が出なかった」「やり方を変えた」など、出来事だけを並べる書き方です。
しかし、それだけではただの経過報告になってしまいます。
読者が知りたいのは、出来事そのものよりもそのとき何を感じていたのかです。
私自身、ブログを書いていた当時は感情を書くことを避けていました。
客観的な情報のほうが価値があると思っていたからです。
ですが実際には、ブログを続ける中で何度もモチベーションが下がる瞬間がありました。
例えば、記事を公開したのにアクセスがゼロだったとき。
あるいは、検索上位の記事を読んで自分との差を感じたときです。
そのたびに、焦りや虚しさ、不安を感じていました。
「どうせ伸びないだろう」
「ブログで稼ぐのは自分には無理かもしれない」
そんなことを考える日もありました。
それでもブログをやめなかったのは、
「続けていればいつか伸びるかもしれない」という、
小さな期待にすがっていたからです。
今振り返ると、当時の問題は努力量ではありませんでした。
方向性が曖昧なまま続けていたことです。
そして、このような感情の動きこそが、体験談の価値になる部分だと思います。
事実だけを書けば、記事は簡単にまとめられます。
しかし、そのとき何を感じ、何を考えていたのかを書かなければ、読者は状況をリアルに想像することができません。
体験談を書くときは、出来事だけで終わらせず、
「そのとき自分はどう感じていたのか」まで書くことが大切だと思います。
この書き方が収益記事にもつながる理由
ここまで、ブログの体験談記事をどのように書けばいいのかについて整理してきました。
「体験 → 思考 → 気づき」の流れで書くことや、失敗や感情を含めて正直に書くことが重要だと説明しました。
一見すると、このような体験談は収益とはあまり関係がないように感じるかもしれません。
しかし実際には、この書き方こそが収益記事につながる土台になります。
なぜなら、ブログで商品やツールを紹介するときに重要なのは、単なる機能説明ではなく「なぜそれを選んだのか」という背景だからです。
失敗や試行錯誤の過程を含めて書いている記事は、
読者にとって「この人は実際に試してきた人なんだ」と感じられる材料になります。
そして、その積み重ねが、収益記事の説得力を大きく変えていきます。
ここでは、体験談の書き方がなぜ収益記事にもつながるのかを整理していきます。
ブログで収益を作るためには、記事にはそれぞれ役割があります。
その全体設計については、こちらの記事で詳しく整理しています。
ブログで稼ぐには、どんな記事を書けばいいのか。 正直、6年間のあいだ私はそれが分かっていませんでした。 とにかく記事数を増やせばいいと思い、 収益記事を書けば売れると思い、 体験談を書けば共感されると思っていました。 […]
商品・ツール選びの説得力が上がる
ブログを6年以上続けていると、さまざまな商品やツールを検討する機会がありました。
たとえば、
ブログテーマ
SEOツール
レンタルサーバー
ブログ関連の書籍
などです。
当時の私は、基本的に検索上位の記事でおすすめされているものを参考にしていました。
「初心者でも簡単」「これを使えば効率的に運営できる」といった説明を見て、少しでも成果に近づけるならと思い導入を検討していたからです。
しかし、実際に使ってみても状況はほとんど変わりませんでした。
ツールを使ったからといってアクセスが急に伸びるわけでもなく、収益が増えるわけでもありません。
むしろ、ツールに期待しすぎていた自分に後から気づきました。
今振り返ると、問題はツールではなく記事の設計そのものでした。
どんな読者に向けて書くのか、
どの記事から読まれて、どの記事につながるのか、
収益記事までどう導くのか。
そういった全体の設計が曖昧なまま記事を書いていたので、ツールを導入しても大きな変化が起きなかったのです。
この経験から強く感じたのは、ツールはあくまでサポートでしかないということです。
ブログの成果を大きく左右するのは、
ツールよりも「記事の設計」と「書く内容」です。
だから今の自分がツールを選ぶとしたら、
最初から揃えるのではなく、必要になったタイミングで導入すると思います。
ツールは便利ですが、
それだけでブログが伸びるわけではありません。
実際に遠回りした経験があるからこそ、
商品やツールについても「なぜ必要なのか」「どんな人に合うのか」を、以前より具体的に説明できるようになりました。
「この人の体験なら信じられる」と思われる
これまで、ブログで成功している人の発信を数多く読んできました。
例えば、
「ブログで月○万円達成」
「初心者でも○ヶ月で収益化」
といった成功体験の記事や、ブログ運営のノウハウを解説する記事です。
もちろん、そういった情報が間違っているわけではありません。
実際に成功している人の経験は参考になる部分も多いです。
ただ、読んでいて感じたのは
「過程が見えない」という違和感でした。
結果や結論は書かれていても、
そこに至るまでの試行錯誤や迷いがあまり見えてこない。
そのため、記事の内容を参考にして実際に試してみても、
自分の状況ではうまく再現できませんでした。
一方で、読んでいて「信じられる」と感じた発信もありました。
それは、
具体的な数字を出している人や、
試行錯誤の過程を正直に書いている人です。
成功だけではなく、
失敗や遠回りも含めて書かれていると、
その人がどんな状況でブログを続けてきたのかが想像できます。
だからこそ、
「この人の体験なら参考にできそうだ」と感じるのだと思います。
実際、自分でも失敗や試行錯誤を書き始めてから、
記事の内容は以前よりも具体的になりました。
成功談やノウハウをまとめようとすると、
どうしても一般論に近づいてしまいます。
しかし、自分の体験を書くと
「いつ」「どのくらい」「何をして」「どうなったのか」
という流れが自然と入ってきます。
こうした具体性が、
読者にとっての信頼につながるのだと思います。
そしてこの信頼は、
収益記事を書くときにも大きな意味を持ちます。
実体験をもとに紹介されている商品やツールは、
単なるおすすめよりも説得力があるからです。
「この人の体験なら信じられる」
そう思ってもらえることが、結果として記事の価値や収益にもつながっていきます。
まとめ:稼げなかった経験は最大の武器になる
ブログで成果が出ていないと、「自分には書けることがない」と感じてしまう人は少なくありません。実際、私自身も長い間そう思っていました。収益もアクセスもほとんどない状態では、記事にできるような価値のある経験などないと思っていたからです。
しかし、振り返ってみると、稼げなかった期間に積み重ねてきた試行錯誤こそが、記事の材料でした。うまくいかなかった理由や迷った過程、遠回りした経験は、同じ状況にいる読者にとって大きなヒントになります。
成功体験だけが価値になるわけではありません。むしろ、稼げなかった人だからこそ書けるリアルな過程があります。この視点で記事を書けるようになると、ブログの体験談は単なる日記ではなく、読者の役に立つコンテンツへと変わっていきます。
成功していないから書ける価値がある
ブログの記事というと、「成功している人が書くもの」というイメージを持つ人は多いと思います。
実際、検索結果を見ても「月○万円達成」「〇ヶ月で収益化」といった成功体験の記事が多く並んでいます。
私自身も、以前は「成功していない自分には書く資格がない」と思っていました。
そのため、本当は書けるはずだった失敗や迷いの過程を消して、一般的なノウハウだけを書いていた時期があります。
しかし、今振り返ると、それは大きな勘違いでした。
ブログで稼げていない期間には、
・記事を書いてもアクセスが増えない
・成功者のノウハウを試してもうまくいかない
・方向性が分からず迷い続ける
といった、たくさんの試行錯誤があります。
そして実は、こうしたうまくいかなかった過程こそ、多くの読者が知りたい部分でもあります。
成功した結果だけでは、「なぜそうなったのか」「どんな失敗を乗り越えたのか」が見えません。
そのため、同じ方法を試しても再現できないことが多いのです。
一方で、失敗や迷いの過程が書かれている記事は、読者が状況を具体的に想像できます。
「自分も同じことで悩んでいる」と感じてもらえるため、内容が伝わりやすくなります。
成功していないからこそ書けるリアルな過程があります。
その経験を整理して記事にすることは、同じ状況にいる読者にとって大きなヒントになります。
稼げなかった経験は、決して無駄ではありません。
むしろ、それこそがブログで発信できる大きな価値になります。
次は「時間」と「継続」を整える
ここまで、稼げなかった経験をどう記事にすれば価値になるのかを整理してきました。
成功していなくても、
体験・思考・気づきを正直に書くことで、ブログ記事としての価値は生まれます。
ただし、それを続けるためにはもう一つ大事な要素があります。
それが「ブログを書く時間」と「継続できる環境」です。
私自身、会社員として働きながらブログを続けてきましたが、作業時間を確保することは簡単ではありませんでした。
平日は仕事で疲れてしまい、ブログを書く気力が残っていない日も多くあります。
それでも、1日1〜2時間でも作業時間を確保しながら、なんとか記事を書き続けてきました。
ブログは短期間で成果が出るものではありません。
だからこそ、無理な目標を立てるよりも、「続けられる形」を作ることが重要になります。
どれだけ良い記事の書き方を知っていても、時間が取れなければ実践することはできません。
逆に言えば、少しずつでも継続できれば、記事は確実に積み上がっていきます。
次の記事では、会社員として働きながらでもブログの時間を作るために、私が実際に試してきた方法をまとめます。
会社員として働きながらブログを続けると、多くの人がぶつかる壁があります。 それが「時間がない」という問題です。 仕事が終わる頃には疲れている。 家のことをしていると、あっという間に1日が終わる。 「ブログを書きたい気持ち[…]
もし今、
・ブログがうまくいっていない
・やり方を変えたい
と思っているなら、
私が一度ブログ環境をすべて変えたときの話も
参考になるかもしれません。
ブログを6年以上続けてきましたが、正直なところ大きな成果は出ませんでした。 それでも続けてきたことで、ブログの基本的なやり方や仕組みは少しずつ分かってきました。 しかし、あるときふと違和感を覚えたのです。 「やり方は分かってき[…]